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どうなる野党再編&参院選 宮城県議選で共産党躍進、民主党は低迷
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20151027/plt1510271534004-n1.htm
共産党の躍進と、民主党の低迷がまたあらわになった。25日に投開票された宮城県議選で、共産党は議席を倍増させたが、民主党は議席を減らしたのだ。共産党は9月の岩手県議選でも躍進している。安保法制をめぐって「反自民党」で一致する両党だが、民主党は、共産党提唱の「国民連合政府」構想などに振り回されて、存在感を示せていないようだ。
与野党が幹部級を投入した“宮城秋の陣”で、共産党は4から8に議席を倍増させた。民主党は9人を擁立したが、当選は5議席。4年前に比べて2議席減らした。自民党は1減の27だったが、県議会の過半数は自民、公明両党が確保した。
民主党は、5人区でトップ当選した女性候補が1万票以上も獲得し、そのあおりで現職候補が落選するなど、戦術面での取りこぼしもあった。
枝野幸男幹事長は26日、国会内で記者団に「もう少し、早い段階から候補者を決めて準備しなければならない」と語ったが、野党第1党として、勢いに欠けるのは明らかだ。
ただ、いくら共産党が躍進しても、国会や地方議会で過半数は取れない。本来、民主党が取るべき票を共産党が奪っているに過ぎない。
民主党は来年夏の参院選を見据えて、維新の党との「合流」も視野に入れた野党再編をもくろんでいた。だが、維新の政党交付金をめぐる「内ゲバ」の長期化で、戦略の見直しを迫られている。
また、共産党と選挙での共闘に意欲は示すが、連立政権入りを前提として共産党と組めるわけがなく、自民党が「一強多弱」を謳歌(おうか)しているのは間違いない。
ある民主党関係者は「わが党は、安保関連法の国会審議で『廃案』路線に舵を切ったが、それを支持した人の票は結局、共産党に流れている」とし、党の方向性が誤っていたと指摘した。
政治評論家の浅川博忠氏は「共産党はあくまで、政権与党のブレーキ役でしかない。民主党は野党第1党としてリーダーシップを発揮しなければならない。しっかりすべきだ」と叱咤(しった)したうえで、「民主党は政権時代の失政の総括がまだできていない。現状のままでは、来年の参院選でもいい結果は出ないだろう」と分析した。
[ZAKZAK(夕刊フジ) 2015/10/27]
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