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日曜討論に呼ばれなかった… 元気と生活、NHKを批判:NHKの「報道機関としての自主的な編集権」はこのケースでは無効
http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/522.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 10 月 27 日 01:01:53: Mo7ApAlflbQ6s
 


 公共放送NHKが制作し放送する「政党による政策をテーマにした討論会」に参加できる“基準”が、「報道機関としての自主的な編集権」という説明で通用するはずもない。

 今回の討論テーマは、大枠で合意されたとするTPP問題と普天間駐屯米海兵隊辺野古移設問題だから、極めて重要な政治テーマと言える。

 NHKが批判されているポイントは、討論の仕切り方はともかく、結党前の「おおさか維新の会」が参加したこと、所属する国会議員が5名の「社民党」と「次世代の党」が参加する一方同じ所属議員数の「生活の党と山本太郎となかまたち」と「日本を元気にする会」が参加できなかったことに集約できるだろう。

 転載する朝日新聞の記事によると、NHKは朝日新聞社の取材に対し、「『日曜討論』では、与野党同席での討論の場合、どの政党に出席を依頼するかについては、放送時間や、討論としての物理的な制約などを踏まえ、報道機関としての自主的な編集権に基づいて決めている。『おおさか維新』は、正式に結党されていないものの、結党大会を31日に開く予定で、10人以上の国会議員の参加が見込まれることなどから、出演いただいた」と応えたという。

 NHKはレギュラーとして放送している日曜討論の他にも、時々の政策課題や社会問題をテーマに討論会を催し放送している。
 この種の番組でも、出席する政党や参加する“有識者”に強い偏りがあると感じている。百歩譲ると、この種の番組に誰を呼ぶかについては、「放送時間や、討論としての物理的な制約などを踏まえ、報道機関としての自主的な編集権に基づいて決めている」とは抗弁できてきも、国民(有権者)にとって、個別政策課題に対し各政治勢力がどのような考え方をしているのかを知る数少ない機会である「日曜討論」に参加できる政治勢力については、明確な基準(自主的な編集権を堂々と主張できる外見的基準)から逃れることができないと考える。

 今回の騒動について言えば、まず、正式には結党されていない「おおさか維新」は除外されなければならない。
 これは簡単な理由で、結党前で規約や基本綱領さえ決まっていない状況では、政党として統一見解を打ち出せないからである。(出席していた片山虎之助氏の意見になってしまう)

NHKが討論会に出席する政党を制限したいのなら

@ 与党を代表して自民党もしくは公明党から1名の参加にする(その分、そうしなくても与党の発言機会が増えるが、発言時間で調整する)

A 与野党という分別をせず、討論の進行上出席者の数を絞り込みたいのなら、所属国会議員数でカットする。

 今回の騒動では、Aを採用しなかったことで、NHKが主張する「自主的な編集権」の根拠を喪失させている。

 「日曜討論」の出席者に関して公共放送NHKが「自主的な編集権」と言えるのは、討論時間の制約上、所属国会議員が6名超の政党に限定したというように、明確な外見的基準を示せるときだけである。
番組に出演した「社民党」と「次世代の党」の所属国会議員数はともに5、出演できなかった「生活の党と山本太郎となかまたち」と「日本を元気にする会」も所属国会議員は5である。

 このような外見的条件で、NHKが、「社民党」と「次世代の党」を出席させ、「生活の党と山本太郎となかまたち」と「日本を元気にする会」を出席させないという判断をした経緯を、「報道機関としての自主的な編集権」と言い張ることはできない。

 NHKが「社民党」・「次世代の党」・「生活の党と山本太郎となかまたち」・「日本を元気にする会」のすべてを出席させなかったら、「報道機関としての自主的な編集権」と言い張ることはできる。

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日曜討論に呼ばれなかった… 元気と生活、NHKを批判
朝日新聞デジタル 10月26日(月)22時21分配信

 日本を元気にする会と、生活の党と山本太郎となかまたちの2党が、与野党政調会長らによる25日のNHK番組「日曜討論」に出演を求められなかったとしてNHKを批判している。少数政党が呼ばれなかったことは過去にもあるが、結党前の新党「おおさか維新の会」幹部が出演したため、批判を強めている。

 国会議員5人が所属する元気の松田公太代表はブログで「マイノリティー差別の最大の問題は存在の否定だ」「現在のNHKがどのような基準で出演する政党を決めているのかが定かではない」などと批判。「新党の得票率は0%。NHKは公正中立に運営されなくてはなりません」とも記した。5議員が所属する生活も26日、NHKに抗議した。

 NHKは、朝日新聞の取材に対し「『日曜討論』では、与野党同席での討論の場合、どの政党に出席を依頼するかについては、放送時間や、討論としての物理的な制約などを踏まえ、報道機関としての自主的な編集権に基づいて決めている。『おおさか維新』は、正式に結党されていないものの、結党大会を31日に開く予定で、10人以上の国会議員の参加が見込まれることなどから、出演いただいた」などとするコメントを出した。

朝日新聞社

最終更新:10月26日(月)23時30分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151026-00000056-asahi-pol

 

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コメント
 
1. 2015年10月27日 04:00:33 : jXbiWWJBCA
安保法制とTPPは予定調和で決まっていた!野党が提示すべきは、1000兆円の借金の処理法
[橘玲の日々刻々]
 紆余曲折の末にTPP(環太平洋経済連携協定)が大筋合意に達しました。これを受けてオバマ大統領が、「中国のような国に世界経済のルールを書かせることはできない」との声明を出しましたが、このことからも明らかなように、TPPはたんなる自由貿易協定ではなく、アメリカを中心とする環太平洋圏の民主国家による対中国戦略です。

 中国と同じ共産党独裁の国家資本主義であるベトナムがTPPへの参加を決断したのは、経済的な利益が目的ではなく、これが国家の安全保障に直結することを理解したからでしょう。だとすれば、同じく中国台頭の脅威を受けている日本にとって安保法制とTPPは最初からセットで、交渉から離脱する選択肢などなかったのです。

 TPP参加を最初にいい出したのは民主党政権時代の菅元首相で、集団的自衛権の行使容認は野田前首相の持論です。自民党は当初、TPPに反対していましたが、政権の座に着いたとたん態度を豹変させて合意へと突き進みました。安倍政権にとっての僥倖は、農協が既得権を守るために民主党政権に擦り寄ったことでしょう。自民党の農林族はかつてのように、農家の利益を盾にTPPに反対することができなくなったのです。

 このように考えると、安保法制もTPP参加も民主党時代からの既定路線で、それがそのまま安倍政権に引き継がれ、予定調和的に実現したことがわかります。国会前での連日のデモや採決での見苦しい混乱も、法案を成立させるのに必要なガス抜きとして予定表に書き込まれていたのかもしれません。デモに参加したひとたちは、「自分たちは平和を守るためにたたかった」と満足しているようですし。

 ついでにいうと、消費税増税は菅政権、原発再稼働は野田政権の発案です。日本のような成熟した国家では、誰が政権の座についたとしても政策の選択肢はほとんどないのです。

 安倍首相が長期政権に成功したのは、このことを理解したうえで、民主党の政策を丸呑みするリアリズムに徹したからでしょう。その結果、野党第一党である民主党は、(自分からいい出した)消費税増税やTPP参加に反対することもできず、安保法制の議論では党内の改憲派と護憲派が衝突して身動きできなくなってしまいました。しまいには共産党から「国民連合政府」構想を持ちかけられる体たらくで、このままでは共産党に吸収されて消えていった方がすっきりしそうです。

 それでは、野党にもはや希望はないのでしょうか。実は、そんなことはありません。

 安保法制の可決を受けて、安倍政権は今後、GDP600兆円を目指す経済政策に注力するようですが、そこでの最大の懸案が1000兆円にのぼる巨額の借金の処理であることはいうまでもありません。高齢化の加速によって年金などの社会保険制度が行き詰まるのは明らかで、負担の分配は日本社会に大きな軋轢を生じさせるでしょう。

 これもまた日本の置かれた諸条件から予定調和的に決まっていることで、政権が立ち往生したときに具体的な改革案を持っている政党が次を担うことになるはずです――事実ヨーロッパでは、このようにして保守派と改革派が政権交代してきました。

 もっともいまの様子では、現実的な野党が現れるにはまだまだ時間がかかりそうですが。

『週刊プレイボーイ』2015年10月19日発売号に掲載

橘 玲(たちばな あきら)

作家。2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)が30万部の大ベストセラーに。著書に『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』(ダイヤモンド社)など。中国人の考え方、反日、歴史問題、不動産バブルなど「中国という大問題」に切り込んだ最新刊『橘玲の中国私論』が絶賛発売中。●橘玲『世の中の仕組みと人生のデザイン』を毎週木曜日に配信中!(20日間無料体験中)
http://diamond.jp/articles/-/80641

[32削除理由]:削除人:関連が薄い長文

2. 2015年10月27日 09:40:26 : tHIVKuZsdo
Northkorean
Hoso
Kyokai

偏々党々
安倍チャンネル まんせー


3. 2015年10月27日 13:04:25 : XNp25m8fGs

今はまだ五人の政党が呼ばれたからといって喋りまくるのは浅ましい。

身の程を弁えるのも政治家の嗜みなんだろう。気力だけなら要らない。




[32削除理由]:削除人:カルト


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