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TPPが漂流するのはこれからである  天木直人(新党憲法9条)
http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/441.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 10 月 25 日 08:50:05: igsppGRN/E9PQ
 

TPPが漂流するのはこれからである
http://new-party-9.net/archives/2823
2015年10月25日 天木直人のブログ 新党憲法9条


 「漂流」すると思われたTPPがギリギリで大筋合意した。

 TPPに賛成する者たちは、きまってこう歓迎する。

 しかし、TPP反対論者は悲観する事はない。

 TPPが漂流するのはこれからであるからだ。

 安倍政権がTPP臨時国会から逃げ回っている。

 そう思ったら、なんと来年の通常国会でも議論しないという。

 よほどTPP秘密交渉を追及されることが怖いと見える。

 そう思っていたら、それだけではない。

 TPP国会を急がない理由が奮っている。

 米国議会での承認がどうなるかわからない中で、日本が急いで批准する必要はないからだ、というのだ。

 じつはその通りなのだ。

 米国の議会でTPP審議が紛糾することは必至である。

 そしてTPPを推進したオバマ大統領は、来年になれば次期大統領選挙が本格化して、もはや影響力は完全になくなる。

 次の大統領が誰になろうと、オバマ大統領の推進した政策のために汗をかく馬鹿はいない。

 ましてや評判の悪いTPPを熱心に批准しようとする者はいない。

 民主党のヒラリー候補に至っては大統領選でTPP反対を唱える始末だ。

 そんな米国の迷走を見て、その他の国の議会もまた議論が噴出するだろう。

 そんな中で、ひとり安倍首相が国会でTPP推進を唱えたら笑い者になる。

 国際条約が合意されても、それを議会が承認しないため、いつまでたっても米国が参加しない例は、これまでにもある。

 もし今度のTPPがそうなったら、言い出しっぺの米国が不参加となるのだから、TPP交渉はなんだったのか、ということになる。

 究極のちゃぶ台返しだ。

 はたしてTPPはどうなるのか。

 TPPが漂流するのはこれからであると私が言う理由がここにある(了)


 

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コメント
 
1. 2015年10月25日 08:55:52 : wwGnQ5nsl2
TPP承認、通常国会見送り論=自民、参院選への影響懸念

 日米などが大筋合意した環太平洋連携協定(TPP)の国会承認手続きをめぐり、自民党内で、来年1月召集の通常国会での処理を見送るべきだとの意見が浮上している。TPPは国内農業への影響が懸念されており、野党は参院選の争点とする構え。承認手続きを参院選後にすることで、追及をかわす狙いがある。

 「国会の結論を早く出さないといけないという状況ではない。そこは慎重に審議すべきだ」。自民党の二階俊博総務会長は23日の記者会見で、通常国会での処理にこだわらない考えを示した。

 政府はTPP交渉の大筋合意を踏まえ、関連する条約・法案を通常国会に提出する予定。与党は衆参両院に特別委員会を設置し、来年度予算成立後の4月以降に審議をスタート、会期内に条約承認と法案成立を済ませる段取りを描く。

 ただ、農業団体を主要な支持基盤とする自民党内では、TPP合意を成果とアピールする政権の姿勢とは裏腹に、「参院選のプラス材料にはならない」(中堅)との意識が強い。「通常国会で承認手続きに入り、マイナスイメージを引きずったまま選挙を戦うのは不利だ」。閣僚経験者はこう指摘する。

 TPPは「安全保障関連法に次ぐ大型案件」(国対関係者)とも言われ、いざ国会審議となれば、審議は長丁場になることが予想される。民主党などは既にTPP交渉の合意内容と、農産物重要5項目の関税維持などを求めた国会決議の整合性を問題視しており、通常国会冒頭の予算審議段階から攻勢に出る構え。特別委まで議論が続けば、「TPP国会」となるのは避けられそうもない。

 もっとも、通常国会での手続きを見送れば、野党が「議論から逃げている」との批判を展開するのは確実。世論次第では逆風も予想される。民主党の岡田克也代表は21日、記者団に「(合意内容について)しっかり国会審議を通して説明してほしい」とけん制した。(2015/10/24-14:59)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201510/2015102400145&g=pol


2. 2015年10月25日 10:40:05 : vR1XIeAln2
選挙期間中は、候補者はいろいろ言うものなのよ。
ヒラリーは、当選したら、批准に動くと思うよ、オレは。

天木某の予想よりは、信用していいんじゃないの(笑)

で爺


3. 2015年10月25日 11:00:30 : LY52bYZiZQ
政策の相異で執権政党を選ぶ米国と政策が(米国民から見て)売国的な左派であろうがカルト的な右派であろうが常に中国(北朝鮮)・旧ソ連(ロシア)を米国との比較の材料としてそれを信じるか・信じないかで政治思想の差別化をし上から同調圧力をかけて常に資本家層の思いのままの結論を有権者に押し付けようとする日本。TPP批准を巡ってこれからそのギャップが露わになってくる。楽しみはこれから。

4. 2015年10月25日 11:48:10 : YxpFguEt7k
「「これ以上は1センチも譲れない!」…カッコいいセリフで交渉していたが、結果はこれ…で、最高責任者の言い訳はこれ…これはダメでしょ普通…旧大本営の「転進」にも似た言い訳、こうやって国民を騙していく手口がソックリすぎるわ」
https://twitter.com/miburou3/status/657190830109667328

一番の悪党は、宗像直子氏です。


5. 2015年10月25日 13:24:50 : MB5WlbmVAY
>>2
この話にあなたが脊髄反射することで革新いたしました。
TPPは漂流する
安倍政権も長くない

6. 2015年10月25日 14:20:45 : mWSO6EdUBL
国際条約が合意されても、それを議会が承認しないため、いつまでたっても米国が参加しない例は、これまでにもある。もし今度のTPPがそうなったら、言い出しっぺの米国が不参加となるのだから、TPP交渉はなんだったのか、ということになる」

 言い出しっぺが、ハシゴ外され赤っ恥かく、アメリカの国際連盟非加入がいい例だ。ウィルソンは、自分が言い出した「国際連盟」じゃったから、本家本元が加入しないんじゃあ,格好もしめしもつかんちゅって、加盟の方向で必死に議会の説得にかかった。しかし、伝統的モンロー主義の壁は厚く、簡単には賛同得られなかった。ウィルソンの言い分は「、世界大戦という悲劇を防止するためには、今やアメリカが国際的に孤立することは許されない、集団的安全保障の枠組みに参加するのは合衆国の責任であり、崇高な義務だ」ちゅうもんだったが、これに対し議会側は「合衆国の名誉が侵害されない限り外国の紛争に巻きこまれないことが大事である。国際連盟に加盟することは、遠くヨーロッパの紛争に巻きこまれ青年の血を流すことになり、合衆国にとって危険なことだ」と、真っ向から対立した。焦ったウィルソンは、各議員の票田から動かそうと、全国遊説を実施した。しかし、アイルランド系移民の反英感情や、ヴェルサイユ体制によるイタリア不利益取扱いに反発する移民も多く、反ヴェルサイユ感情は高まる一方で、結局ウィルソン支持の声は増えなかった。ウィルソンは、「十四か条の平和原則」発表ちゅう大見得切ったんはええが、足元の議会の賛同得られなかった分けで、採決は小差であったがウィルソンの提案は否決された。翌々年1920年の大統領選では国際連盟加盟反対を掲げた共和党のハーディングが当選し、ウィルソンの理想はついに実現の道を断たれた。
  加盟問題を、TPPに置き換え、アメリカと我が国を置き換えると、今次我が国TPP問題に類似している。本家本元の世論も予断を許さない、大統領も代わる、こうした状況からは、TPP漂流もおおありでは。



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