6. 2015年10月24日 13:38:00
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2015年10月24日(土) 「今こそ必要な時期」稲嶺・名護市長 小池副委員長と懇談で http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-24/2015102407_03_1.jpg (写真)稲嶺市長(右端)と懇談する小池副委員長(左端)、いせだ比例予定候補(左から2人目)ら=23日、沖縄県名護市 日本共産党の小池晃副委員長は23日、いせだ良子参院比例予定候補とともに沖縄県名護市役所を訪れ、同市辺野古の米軍新基地建設反対の先頭に立って奮闘している稲嶺進市長と「戦争法廃止の国民連合政府」提案について懇談しました。 小池氏が提案を紹介すると、稲嶺氏は「今こそ、それが必要な時期ですね」と賛意を示し、「名護市長選や県知事選でもそうでしたが、一点共闘で力を合わせられる形をつくっていくことが必要です」と応じました。 稲嶺氏が「(新基地反対の座り込みが続けられている米軍キャンプ・シュワブの)ゲート前でも若い人たちが駆け付け、希望が持てます」と語ると、小池氏は「国会前のデモでも辺野古新基地を許すなの声が聞かれます。沖縄のたたかいが全国や、若者の動きに大きな影響を与えています」と述べ、いせだ氏も「ゲート前が連帯の場になっていますね」と応じました。 稲嶺氏は「来年1月の宜野湾市長選、6月の県議選、7月の参院選で、もう一度民意を示すことが絶対に必要です」と強調。小池氏は「宜野湾で決着をつけ、県議選で勝利し、参院選でひっくり返せば、戦争法も発動できないし、新基地強行もできません」と応えました。 懇談には、猪原健党県書記長、うまんちゅの会の具志堅徹県議、仲里克次党名護市議、吉田務党北部地区委員長代理が同席しました。 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-24/2015102407_03_1.html?_tptb=032 2015年10月24日(土) 「国民連合政府」は新基地阻止の展望開く 那覇で党演説会 小池副委員長訴え 日本共産党沖縄県委員会は22日、小池晃党副委員長・参院議員を迎え、「国民連合政府」実現、来年の選挙勝利に向け、那覇市で演説会を開きました。初めて党演説会に足を運ぶ人も多く、会場は2階席まで埋まりました。 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-24/2015102407_01_1.jpg (写真)小池晃副委員長の訴えを聞く人たち=22日、那覇市 小池氏は「戦争法廃止の国民連合政府」提案は、「オール沖縄」のたたかいから学び、これを日本中に広げようというものと強調。「『国民連合政府』は、翁長雄志知事や県民と共に進む政府となり、名護市辺野古の新基地建設反対のたたかいにも大きな展望が切り開かれる」と訴えました。 小池氏は、米議会調査局が「東京と沖縄の政治的論争は、今年の後半に新たな段階に入った」と報告したと紹介。来年1月の宜野湾市長選は、米国も沖縄のたたかいに注目する中での選挙として「宜野湾でも決着をつけ、新基地建設を断念させ、米軍普天間基地を無条件撤去させよう」と呼びかけました。 赤嶺政賢県委員長・衆院議員は「県民一人ひとりが瀬長亀次郎になったように不屈にたたかっている。政府のどんな無法も許さない」と力を込めました。 宜野湾市長選へ立候補を表明している、シムラ恵一郎氏は、「『建白書』の思いを共有し実行することを明確に目指す市政を実現する重要な選挙」と決意を語り、「市民と心ひとつに『オール沖縄』で歩んでいきたい」と奮闘を誓いました。 来年7月の参院選の沖縄選挙区に立候補予定のイハ洋一氏と、いせだ良子党比例予定候補、来年6月の県議選の党候補が決意表明。翁長知事からメッセージが寄せられました。 初めて演説会に参加した、うるま市の女性(42)は「共産党は融通がきかない感じで嫌いでしたが、良いイメージに変わった。国民連合政府ができるかもと希望が持てた」と話しました。 シムラ宜野湾市長予定候補の決意 私は、翁長雄志県知事の辺野古埋め立ての承認取り消しを支持するとともに、米軍普天間基地の固定化を許さず、宜野湾市民のための市政実現へ市長選出馬を決意しました。 沖縄はもとより日本全国においても大変重要かつ勝たなければならない選挙です。「オール沖縄」で、普天間基地の辺野古「移設」反対とオスプレイの配備撤回を求める「建白書」を共有し、実行することを明確に打ち出すことができる宜野湾市政を実現するかどうかのたたかいです。 昨年の知事選、衆院選で宜野湾市民も辺野古反対の意思表示を明確にしました。この民意を大事に、信頼される街づくりへ市民と心を一つに「オール沖縄」で歩んでいきたい。ともに頑張りましょう。 県民の決意示す選挙 翁長知事のメッセージ ハイサイ、グスーヨ、チューガナビラ(こんばんは、みなさん、ごきげんいかが)。10・22演説会にお集まりのみなさん、ご苦労さまです。昨年11月の県知事選では、みなさんの力強いご支援をいただき、圧倒的な票差で勝利することができましたことを感謝申し上げます。 私は知事就任以来、「辺野古に新しい基地は造らせない」という公約実現のために全力で取り組んできました。7月には専門的な立場から前知事の承認を検証していただいた第三者委員会から、取り消しうるべき瑕疵(かし)があるとの報告を受け、内容を精査し去る13日、沖縄防衛局に公有水面埋め立て承認の取り消しを通知しました。 取り消しに対して沖縄防衛局長は、審査請求・執行停止の申し立てを行いました。行政不服審査法はもともと、国民を守るための行政手続きです。それにもかかわらず沖縄防衛局長は、自らを一般国民と同じく「私人」の立場であると主張しており、また同じ内閣の一員である国土交通大臣が執行停止の申し立てを審査するという地方自治を無視する手法で政府は対抗してきました。 私は、このような国の不誠実な姿勢に断固としてたたかってまいりますので、引き続きみなさんのご理解とご支援をお願いします。 来年1月に行われる宜野湾市長選は、国に対してウチナーンチュ(沖縄県民)の決意を伝える非常に重要な選挙になります。シムラ恵一郎さんは、私たちと一緒にこの厳しいたたかいに臨むと強い決意で出馬を決断されましたので、みなさまからの力強いご支持とご支援をシムラ恵一郎さんに賜りますようよろしくお願いします。 また、引き続き来年6月に行われる県議選には小池晃参院議員、赤嶺政賢衆院議員とともに、本日ご紹介される予定候補者みなさん全員の当選のために、ともにたたかってまいりますので、みなさまのご支援をお願いします。 本日の演説会のご盛会とご参集されたみなさまのますますのご活躍を祈念申し上げましてメッセージと致します。 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-24/2015102407_01_1.html 2015年10月24日(土) きょうの潮流 「沖縄2紙攻撃先鋭化」と1面トップに大見出しを掲げ、「『偏向』批判の正体」と題した連載を開始した沖縄タイムス。「自民報道圧力問題」の大特集を組んだ琉球新報には「民主主義の根幹守る」と、全幅の見出しが躍ります▽日本ジャーナリスト会議(JCJ)が主催する全国交流集会の取材で沖縄県を訪ねた16日。同日付の地元紙に目を通すと、この地の“熱さ”が伝わってきました▽名護市辺野古の米軍新基地建設問題などで、県民の立場から論陣を張る両紙への攻撃が強まっています。「沖縄の2紙をつぶせ」と会合で気勢をあげた、安倍首相に近い自民党議員たち。島尻安伊子沖縄担当相も「地元(沖縄県)のメディアは偏っていた」と発言したと報じられています▽しかし一方で、沖縄メディアへの激励・支援は全国に広がっています。沖縄タイムス社が、この問題で連打した記事をまとめた『報道圧力 沖縄の声を届ける』では、自民党議員OBや「保守派」を標榜(ひょうぼう)する人を含めた広範な学者・文化人らがエールを送っています▽最新の世論調査(沖縄タイムス20日付)によると、翁長雄志知事の埋め立て承認取り消しを「支持する」と答えた県民が79%と圧倒的。憲法も県民の声も踏みにじった、安倍政権の大義のなさが浮き彫りです▽JCJとの懇談で、両紙記者は口をそろえていいました。「圧倒的な県民世論が新基地建設に反対している。その立場にたって書き続ける」。その心意気に連帯して、私たちもいっそうがんばりたい。 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-24/2015102401_06_0.html |