★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK195 > 311.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
島国・日英の大外交の落差<本澤二郎の「日本の風景」(2151) <戦前回帰の日本政府> <靖国参拝・戦争法に踊る極右>
http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/311.html
投稿者 笑坊 日時 2015 年 10 月 22 日 08:56:18: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52118370.html
2015年10月22日 「ジャーナリスト同盟」通信

<戦前回帰の日本政府>

 安倍内閣が誕生すると、がぜん、極右外交に舵を切った。中国敵視による改憲軍拡路線である。それが戦後70年の節目に火を噴いた。ようやく「世界が日本を評価してくれている」とはしゃぐ日本国首相である。戦前回帰の日本外交に隣国は警戒と不信を募っている。国際社会も懸念を抱いている。他方、同じ島国の英国は、世界NO1の市場である中国と黄金の時代構築に専念している。この大きな落差をどう見るか。

<靖国参拝・戦争法に踊る極右>

 かつて日本の天皇制国家主義を煽り立てて日清戦争を起こした?大英帝国のロンドンは、戦後金融国家として変身、覇権主義の片りんを見せることはない。ワシントンに振り回されることはあっても、失敗を反省して正常軌道に乗せているロンドンである。
 日本は戦後70年、米帝国をまねて日本版NSCを創設、そこから矢継ぎ早に発信される極右外交によって、戦争の出来る日本改造に余念がない。
 戦争神社である靖国神社参拝に狂奔するアンベイ内閣が、轟音を立てて疾走している。極右の危険なダンスに、従来は平和主義で一部国民の支持を得ていた公明党創価学会が、率先して加わり、とうとう自衛隊の海外派兵を容認する戦争法を実現して、内外に衝撃を与えている。

<ロンドンは中国と黄金の時代へ>

 イギリスは、日本とは逆の大外交を展開している。北京がアジアインフラ投資銀行を立ち上げると、ロンドンの金融街は真っ先に手を挙げるよう英政府を突き上げた。
 いま中英両国とも「黄金の時代」を合唱している。共に賢い外交を展開している、それを戦後70年の節目に合わせている。
 思えば70年前、英軍は中国の抗日戦争を戦っている。アメリカも、である。その感謝を込めた先のワシントン・ニューヨークへの主席の訪問だった。ワシントンとの軋轢を回避した北京は、その足でロンドンに立っている。これもまた北京の大外交を印象付けている。

<英王室の華麗な歓迎>

 アンベイのニューヨーク訪問を、国連事務総長は相手にしなかった。世界運命共同体を訴える中国主席に歩調を合わせた。戦後体制崩壊を狙う東京に対して、米大統領オバマも顔を背けた。
 彼は戦争法を武器に今日から北京の北方諸国を回って、封じ込め作戦に余念がない。狂ってしまっているのである。
 それにしても英王室の習近平歓迎は、この国のすべての力を振り絞ったものであることが、映像で伝えられてきている。昨日は、重陽節である。敬老の日である。
 家族団らん、ロンドンの華麗な歓迎式典に酔いしれた人民である。
 おとぎ話が、目の前に現れたような錯覚にとらわれる。黄金の馬車に乗る習近平主席とエリザベス女王である。ワシントンでは許されなかった議会演説が、ここロンドンでは容易に実現した。
 最高の歓迎ぶりを淡々とこなす習近平である。戦後70年に手にした世界第2位の大国である。世界経済をけん引する中国である。

<実利・合理主義のロンドン>

 世界最大の消費市場の中国にいち早く目を付けたロンドンの金融街である。負けじとベルリン・パリも追随している。中国の存在なくして、今の欧州は存在しないかのようである。
 テロの生産国・アメリカに欧州は、シリア難民で悪戦苦闘している。責任を取らないワシントン、反省しないワシントンに距離を置く欧州である。孤立するワシントンにキスする相手は、日本の極右政権だけである。

 ロンドンは、1億人を超えた中国の中産階級の旅人に感謝している。元の強さを知悉している。実利に目のないロンドンである。西洋の合理主義である。そこに宝の山がある。そこへ行けばいい。小学生でもわかる。

 領土問題を提起して軍事的威嚇する日米外交は、ロンドンの大外交には存在しない。高齢の女王が率先して中国の客人を必死で接待する姿に、中英両国民は頭を垂れている今である。

<愚かな財閥・日本会議・創価学会>

 ロンドンと北京の華麗なダンスを見ていると、日本のそれが悲しい。情けなくなる。沈没する日本を見る日本国民も悲劇である。
 財政破綻目前である。それでも軍拡予算に余念がない財閥・日本会議・創価学会の愚かさには、もはや発する言葉もない。

2015年10月22日記(武漢大学客員教授・日本記者クラブ会員)


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2015年10月22日 09:43:13 : UqWaetcv6M
戦前の日本をナチスドイツに置き換えれば、中国にしてみれば、そもそも東インド会社が麻薬の抜け荷を仕出かし、暴利を貪っておきながら、これを勘違いした大英帝国が、アヘン戦争の前科があることだけは絶対に忘れてはいないということを、良く肝に銘じておけ、ということくらいのことは、ドイツにしてみればお見通しのことであることは当たり前のことだし、ましてや戦前の日本もまた、これと同様の前科があることもまた、今度は日本国民全体が、良く肝に銘じておくことで、このイギリスのキャメロン首相を日本国の首相に置き換えれば、この安部首相からして、自民党と公明党こそが、池田大作名誉会長も知らないところで、その池田大作名誉会長の恩義を仇で返すことで、ナチスドイツの前科をごまかそうとしているのだということくらいのことは、フランスや韓国からすれば、お見通しのことであることはロシアのプーチン大統領にしても、バレバレのことであるにも関わらず、そのアメリカを戦前の日本に置き換えれば、ドイツのメルケル首相にしてみれば、自らが、肝心のヒトラー総統の足元にも及ばないし、とんでもない幼稚で傲慢な、子供じみた猿真似をしているのだということくらいのことは、もうお見通しのことではないかということを見破れば、ドイツ国民の皆様と共に、イギリスのキャメロン首相に置かれましては、誇りを持って「この安部首相にだけは、絶対に騙されることがございませんように、ご留意のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。」ということで誇りを持って応えていくしかございませんし、沖縄県の翁長知事におかれましては、アイルランドの首相をロールモデルとして頂ければ、スペイン政府にしてみれば、スコットランドをロールモデルとしていただけるのであれば、イングランドを幕末の明治維新政府を作り上げた薩長同盟軍に置き換えれば、スコットランドを奥羽越列藩同盟軍に置き換えれば、北アイルランドを蝦夷共和国に置き換えると、ウェールズを会津藩に置き換えれば、今度はポルトガル政府に置かれましては、自らイングランドをロールモデルとしていただけるのであれば、東京都が、自ら、リスボン大震災により没落したポルトガルをロールモデルとして、今度は、誇りを持って、イングランドが、自ら、そのポルトガルを見習って、どんどん没落する道を選択することになるのであれば、東京都が、自ら、人口流出を加速化させ、「花と東京デトロイト化」ということで、どんどん衰退する道を選択して参りますので、誇り持って、ポルトガルを見習って、どんどん没落させてまいりますので、この見返りとして、2020年のオリンピックこそトルコのイスタンブールに自らお譲り致しますので、2024年以降に福島県を含む東北地方のどこかで、オリンピックを開催する機会がございました折には、どうぞよろしくお願い申し上げます、ということで誇りを持って応えていくくらいのことならば、簡単に出来ることだし、今度は日本国民全体が、誇りを持って、イギリス国民の皆様を見習って、戦前の日本をナチスドイツと同様に、どんどん冒涜し、どんどん歴史の闇の中に葬り捨ててしまうことで、これを乗り越えて、名誉ある孤立化をして、日本全体を、東アジアの片隅にひっそりと没落させていくことで、全人類が共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らして行くことが出来るように、天皇陛下と共に、そっと静かに暖かく見守って行くことを、誇りとして、ひっそりと自立・自律していく道を選択して参りますので、この見返りとして、憲法9条にノーベル平和賞のお墨付きを賜りますことが出来れば、全人類からのご褒美として、深く感謝をして、これに応えて、そっと静かに恩返しをして参りますので、これに対して激怒する安部首相をはじめとする自民党ならびに公明党政権については、もう容赦なく、どんどん馬鹿にして、どんどん涙を流し続けさせて下さって結構ですし、大企業なんか、どんどん譲歩させ、どんどんもがき苦しむことになろうとも、どんどん涙を流し続けながら、どんどん敗北することになろうとも、これこそが「お国のため、天皇陛下のため」なのだと思えば、これくらいのことは出来て当然のことだし、これだけのことであれば、天皇陛下と共に、そっと静かに暖かく見守って参りますので、どんどん涙を流しながらも深く感謝をして応えて頂ければ、これだけで十分ですから、ということで構いませんし、この戦前の日本を取り戻そうとして、日本会議が激怒することになれば、全人類の皆様に置かれましては、どんどんこの日本会議に対して正義の怒りを容赦なく、どんd0おんぶつけていただいて構いませんし、この日本会議こそ、全人類の大敵であり、もうどうなろうと、どんどん嘆き悲しませてやり、どんどん物凄い痛みを味わい、物凄い苦しみをアジア伊、物凄い深い悲しみを味わい、どんどん嘆き悲しみ、どんどん悔し涙を流し続けることだけを誇りとして、どんどん国際社会に見せ付けていくくらいのことならば、幾らでも出来て当然のことだし、これこそが「お国のため、天皇陛下のため」なのだと思えば、この財閥と共に、どんどん涙を流し続けながら、深く感謝をして応えて頂くだけで十分ですから、ということで、どこか人目のつかないところで、ひっそりと泣き寝入りをしながらも幸せに暮らして下さい、ということで構わないのだし、このまま、そっと静かに幸せに暮らして参りましょう、ということで、これもまた誇りとして、どんどん国際社会に対して、見せ付けることで恩返しをして参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます、ということで誇りを持って応えて行きましょう。


[32削除理由]:削除人:関連がない長文
2. 2015年10月22日 14:35:52 : wPAs8CRB32
習主席がエリザベス女王を引っ張り出して自分の権威付けに利用しているさまを見ると、
数年前に習主席が小沢氏を利用して天皇と会見した事件、
やはり小沢氏としてはあの判断は誤りだったと結論付けて良さそう。
明らかに小沢氏は習主席の権威狂指向に利用されたといえるだろう

まあ大した誤りというわけでもないので(習主席の個人的皇帝憧れ心を満足させただけだろう)小沢信者の方はこんな一つの誤り指摘まで責めないでね


3. 2015年10月22日 15:26:32 : IGNoLKTk72
数兆円の投資をするというお土産を持って行ったのに、、、w
アメリカは5兆円のお土産もらって集金兵さんのケツ蹴りまくり。オバマさんは
一切出迎えせず。イギリスでは議会演説させてもだーれも相手せず針のむしろ。
せいぜいペカペカのおべべを着た猿がはしゃいでるとしか思ってないから
何兆円というお土産もらってもここまで馬鹿にできるんでしょうね。。

同じアジア人の日本なら、いくら中国からでも投資します!って人民から吸い上げた
お金を数兆円もくれるなら、議会演説で拍手の一つや二つは絶対するんだけどねえ。


4. 2015年10月22日 17:44:07 : Rs1kspOrww
>安倍内閣が誕生すると、がぜん、極右外交に舵を切った。中国敵視による改憲軍拡路線である。

 今日、「プルトニウム大量保有」中国、国連委で突然日本批判の記事が流れ、明らかな安倍政権に対する中国の反撃かも知れない。
国連総会の第一委員会で中国が「日本はプルトニウムを大量保有し、それは1350発の核弾頭の製造に十分な量だ」とし、「一部の政治勢力に核武装論がある」と日本を批判した。(朝日新聞デジタル 10月22日(木)0時15分配信)
 日本は「再生済みプルトニウム47.8トンを保有し、10.8トンは日本国内に保管、残りは英仏に再処理を委託、日本が軍事目的で核を利用しようとすれば、1年以内に核兵器を製造できる」(中国・新華社通信のインターネットサイト・新華網)

「核武装」や「抑止力」論者にすればプルトニュウムを引き続き得るために「原発再稼動」が是非必要との見方が出来る。また、日本も準核保有国の地位が得られ、潜在的核武装による念願の「抑止力」が整いつつあるとしているのであろう。

wikipediaによれば、「以後の日本政府は憲法98条2項(日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする」に基づきNPT条約を履行するため、非核三原則を「一貫して堅持する」と繰り返し明言している。同日、真田秀夫内閣法制局長官は参議院予算委員会で次のように述べた。「国会におけるその非核三原則を堅持しろというような御決議があって、それでその核は持たないという選択をしなさいという御決議があるわけでございますから、それで政府はその政策の選択として非核三原則を堅持しておる、そのことと法律の解釈というのは、それは政策とは別なんですよ、それは。」

以上のように政策として定まっているものの、法は関係ないとか、内閣法制局人事にご都合人事が強行された今回の集団的自衛権の論議でも判るように、安部政権の一存で「状況に変化、環境の変化」の屁理屈を用いればいとも用意に反故にされる。


一方で「大量破壊兵器の保有」「核武装論者」への疑念、関心、情報戦は国際的に今後大いに高まる。核武装論の一部の政治勢力として思い浮かぶのは石原元東京都知事であり、その政治的影響力について関心がもたされる。



  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK195掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK195掲示板  
次へ