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2015年10月21日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆「地政学の鉄則」=「海洋国家=海軍国家は、大陸国家=陸軍国家になれない。逆も然り」である。従って、「海洋国家=海軍国家」大日本帝国が、大東亜戦争前から敗戦まで、中国大陸〜東南アジアに帝国陸軍を派兵したのは、大きな間違いであった。一体、何のために派兵したのか。大東亜戦争は、「欧米列強の植民地」にされていたアジア諸国を解放するための「聖戦」だったと郷友会の古老たちは、正当化していた。
だが、大日本帝国の指導者は、アジア諸国から頼まれもしないのに、各地で大戦争を遂行し、召集令状(赤紙)1枚で徴兵された多くの兵隊たちは、軍事機密という理由によって行先も教えられず出征して戦死した。遺族の大半は、戦死者最期の場所を教えられていない。遺族の多くは、「軍事機密」の下で戦死した家族の最期の地も分からず参拝している。
◆今年もまた、靖国神社で最も重要な祭事の1つ「秋季例大祭」(10月17日〜20日の4日間)が執り行われた。清祓・当日祭・第二日祭・第三日祭・直会の諸儀が斎行され、春季例大祭と同様、当日祭には天皇陛下のお遣いである勅使が参向になり、天皇陛下よりの供え物(御幣物)が献じられ、御祭文が奏上された。当日祭後は、第二日祭、第三日祭と当日祭同様の祭儀が執り行われ、最終日には、例大祭が無事に終了することを感謝する「直会」が執り行われた。
今年は、安倍晋三首相が17日に真榊(まさかき)を奉納、岩城光英法相、高市早苗総務相が18日、第3次安倍晋三改造内閣発足後、閣僚の参拝としては初めてそれぞれ参拝。20日午前には、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の衆・参両院の国会議員71人が参拝した。また、同日午後、加藤勝信・一億総活躍担当相も参拝している。もしかしたら、「一億総参拝」でも画策しているのか?
NHKNEWSwebは10月20日午後2時43分、「加藤大臣が例大祭の靖国神社参拝」というタイトルをつけて、以下のように配信した。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151020/k10010276161000.html
加藤一億総活躍担当大臣は20日、秋の例大祭が行われている靖国神社に参拝し、今回の例大祭に合わせて靖国神社に参拝した安倍内閣の閣僚は3人目となります。東京・九段の靖国神社では、今月17日から20日まで秋の例大祭が行われていて、加藤一億総活躍担当大臣は午後1時20分すぎに靖国神社を訪れ、本殿に上がって参拝しました。
参拝のあと加藤大臣は、内閣府で記者団に対し「日本のために殉じられた方々、そしてその御霊(みたま)に対して感謝の思いを持って参拝した。私的に参拝した」と述べたうえで、私費で玉串料を納め「国務大臣・加藤勝信」と記帳したことを明らかにしました。また、加藤大臣は、記者団が中国や韓国から反発があることについて尋ねたのに対し、「いろんな考えがあると思うが、私としては今申し上げた思いで参拝をしたということに尽きる」と述べました。加藤大臣は、官房副長官を務めていた際にも、春や秋の例大祭に合わせて靖国神社に参拝しています。安倍内閣の閣僚で今回の例大祭に合わせて靖国神社に参拝したのは、高市総務大臣と岩城法務大臣に続いて3人目となります。また、20日は衛藤総理大臣補佐官も午後に靖国神社に参拝しました。
◆靖国神社にとって辛いのは、昭和天皇陛下が、1978年の東條英機はじめA級戦犯合祀以降、参拝されず、今上天皇陛下も1度も参拝されていないことだ。昭和天皇陛下は1988年、靖国神社のA級戦犯合祀に強いご不快感を示され、「だから私はあれ以来参拝していない。それが私の心だ」と、当時の宮内庁長官、富田朝彦氏(故人)に語っておられたという。日本経済新聞が2006年7月20付け朝刊で「A級戦犯、靖国合祀、昭和天皇が不快感――参拝中止『それが私の心だ』」という見出しをつけて、「富田朝彦氏のメモで分かった」ことを報じている。靖国神社が、「分霊はできない」としている限り、未来永劫、天皇陛下の参拝はムリであるということだ。
また、安倍晋三首相は、「地政学の鉄則」=「海洋国家=海軍国家は、大陸国家=陸軍国家になれない。逆も然り」であること、「海洋国家=海軍国家」大日本帝国が、大東亜戦争前から敗戦まで、中国大陸〜東南アジアに帝国陸軍を派兵したのは、大きな間違いであったことと、大日本帝国が一体、何のために派兵したのかの理由を明快に説明する必要がある。
さらに、安倍晋三首相は、特定秘密保護法と安全保障法制整備関連法を制定しているので、この先、日本が、陸上自衛隊を中国大陸ばかりでなく他の大陸に「秘密裏」に派兵して、前者の轍を踏む恐れがある。
たとえば、戦艦大和、戦艦武蔵は、「軍事機密」のベールに包まれていた。造船所全体を鉄板とムシロでの囲い、外部を高いコンクリートの長い塀で目隠しして建造、進水させた。戦艦大和、戦艦武蔵の雄姿を目撃した者は、建造した関係者、海を疾走中に出くわした船舶の乗組員、攻撃して撃沈させた米海軍、空軍将兵などごく少数に過ぎない。
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