http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/158.html
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ん?オーストラリア軍も? だったら、白衛隊だなw
しかも、集団的{自衛」だなんてw
借問する、ではアメリカに自衛の為の戦いをやった例しがあるのか?
それ自体かなり怪しいが、かろうじて”リメンバー・パールハーバー”くらいのもんだろ。
特に大戦後、自国防衛とは関係の無い場所まで出張って、口実を設け、インネンをつけて攻撃し、破壊し捲っただけ、だろう。
そもそも地球の反対側まで出掛けて「アメリカを守る為だ」なんて到底言えないし、言わせない。
そんな国に付き従って(自前の軍事戦略も軍事作戦も持たないのだからね)行くというのだから、それを「自衛」とは呼ばせない! 集団で攻撃するのにボクちゃんも参加したい、という事に過ぎないだろう。
集団的自衛というのは明らかに間違いであり、集団的攻撃権とするのが正しい。
それに「NATOの同盟国」だなんて、ボクちゃんソーリが身の程知らずに舞い上がっておるが、そりゃ自分達の為に(代わりに)「血を流し」「命を捧げよう」と言うのだから、欧州側は、表面的には、歓迎だろうし、その限りでは受け入れられるだろうが、NATOがアメリカのヨーロッパ支配の道具であるという本質を押さえれば、内心苦々しいはずだし、本音は有り難迷惑といったところだろう、特にドイツやフランスにとってはね!
ウクライナ騒乱の前だったか、欧州政治に隠然たる影響力を持つJ.アタリが「NATOに日本と中国とロシアを参加させるべし」と提言していたが、そっちの方が遥かに歓迎されるだろうな。
何故なら、この提言のミソは「中国とロシアの参加」という点に在り、それは、アメリカの(地政学的)戦略の封じ込めを目論んでの、NATOの無化を狙ったものだから。
ま、「日本も」と言ったのは、日本のメディアに載せるということも考えたら、ひょっとしたら、リップサービスかも知れんが、言っている事は、オレには小沢戦略の援用と思えたね。
中国やロシアが国連安保理常任理事国に居る事の意味を考え合わせたら、彼の「国連待機軍構想」の本当の意味や狙いが解ろうというもの。
国連というタガを嵌める事によって、自衛隊をアメリカの使い勝手にさせないという所にその本懐が在り、それは同時に、東アジアにおけるアメリカの地政学的戦略を封じ込めることとなり、在日米軍をー引いては極東米軍の存在をー無意味化するーやがてはそれはアメリカの対日支配を終わらせるーことに繋がるのだから。
「国連」書くから何か別なものと勘違いするのであって、「戦勝国」がそのまま「常任理事国」となるのだから、「連合国体制」と言った方が理解はし易いだろう。
そうすれば、丁度柔道や合気道の様に、相手の力を上手く使って相手を負かすーかって日本を倒した連合国体制を使ってアメリカを制すーということになるのが解るだろう。
アタリの提言と連動することになれば、それは、ゆくゆくは、アメリカによる戦後世界の支配体制の安楽死に繋がって行くであろうからね。
こうした、スケールの大きい、大胆な構想力を示せる処なんかが、ウォルフレンが小沢氏を「国際的に並ぶもの無き政治家」と高く評価する所以なんだな。
逆に、ボクちゃんが指向する「日本をNATOの準同盟国(加盟国)」なるものはそれとは正反対! 人種戦争や宗教戦争といった色合いを濃厚に与える中東・アジアへのNATOの投入を、日本を入れる事によって隠蔽するー<文明>vs<野蛮>の図式にするーというのがアメリカの狙いであろうし、真実は既に開始されている21世紀のグレートゲームに日本が使役させられるーという事に過ぎない。
−それは、かっての、大英帝国にとってのインド兵の役割を想到させるが、マァ実質的には白人部隊への添え物ーグルカ兵ならぬ、バナナ兵といったところか。
−それは、日本と自衛隊の位置と地位を最大限毀損させることとなるだろう。
最近、独仏を中心に、「EU(欧州連合)軍」への傾斜が報じられておるが、ウクライナを巡るNATOの動きや、(アメリカに唆されての)日本の姿勢に、ヨーロッパの本音が出たというべきなんだろう。 同じく、東南アジア諸国にもアセアン合同軍への動きが出ているようだが、自分達の地域を大国(特にアメリカ(とその手先))に引っ掻き回されたくないという、当然と言えば、当然の反応なんだな。
ボクちゃんが2度目に登場した際に示したイワユル「セキュリティダイアモンド構想」なるものを知った時には、その余りに世間知らずというか政治オンチぶりに、実に暗澹たる気持ちになったものだ。 欧米に阿ることのみ先行し、美辞麗句を散りばめただけの、内容空疎な駄文を、よくもまぁ人前に晒せるなーしかもそれが日本のリーダーだなんて!
今に至るまで、それ程注目されず、反響も呼ばなかったことはそれなりの理由が在るんでね。
欧米ばかり見て、自分の主張が周囲(アジア)からは完全に浮き上がっていることに気付いていない、というか、マァそっちはどうでもいいという事なんだろうが、自ら「海洋民主主義国家」と規定するところなんざフィリピンそっくりで、その主張が、周りに、憫笑、冷笑をもって迎えられてるのも瓜二つ。 ま、この二つの国はアメリカの手の中(又は内で)動くしかない、悲しいサガというかサダメなんだから、似てくるのだろうが。
そもそもが「英仏のカムバック」を呼び掛けるだなんて、英仏の「植民地主義」の犠牲になったアジア諸国の気持ちを逆撫でするものだろう。
折角苦労して白人共を追っ払ったのに、またぞろ、奴等を招き入れようというのか!ってね。
結局、その事は、「白人支配からのアジア解放」を謳った「大東亜戦争の大義名分」が嘘っぱちだったことを自ら認めることになるーそれすら分からないのか?と。
本人は、アメリカ一辺倒ではないと、バランスを取った積りだろうが、当のアメリカは苦笑し、英仏も鼻白んだであろう。
「太平洋戦争」における別の側面ーアジアでの西欧の影響力の排除なり縮減=代わりに自分が居座るーというアメリカの裏の狙いを、今に至るまで、気付いていない、インド
から澎湃として巻き上がってる「植民地時代の清算、賠償を」との声に曝される英国の現状も知らないのだろう、と。
「70年談話」を見ても分かる通り、この先、ボクちゃんがどんなに「日本を取り戻す」と力もうと、その正反対の結果しか返っては来ないだろう。
足掻けば足掻くほど墓穴を掘る、結局、振り付け通りにしか出来ない、そういやぁこの男程、パペットとかマリオネット、傀儡という言葉が似合う政治家はいないなw ー
何か派手にやろうとしても、他人はそこに振付師とか傀儡師、マニピュレーターの存在を感じちゃうもんなw
そんな、自分の思い描くこととは裏腹、現実の展開は「想定」を上回ることばかり、典型的な甘ちゃんがやろうとしているのは、軍事というバクチで一発逆転を狙おうというのだが、スッテンテンになるのは今から目に見えている。
何故なら、そのマニピュレーターの思惑とは、中東から東南アジアまでのユーラシア南部回廊ー要するにアソーのいう「自由と繁栄の弧」wwねーを、「イスラム過激派」詰まりは偽装イスラムを使って、火を点けて回らせ、マッチポンプよろしく介入しては、其処此処に、紛争のタネを植え付けて、更なる争いを引き起こさせ、一帯を「硝煙の臭い漂う」処にする※、というものだから。
※ー「湾岸戦争」より四半世紀、又『アジア2025』(A.マーシャル)から必然的に導かれる結論である。
そんな連中のお供をするというのだから、何らかの<善き事>が出来る、在り得ると考える方が可笑しいのだ。
多分ボクちゃんとその取り巻き及び傀儡師が夢見ているのは、かって、覇権国家大英帝国の思惑通りに動いて(日清・日露、第一次大戦)、「国際連盟常任理事国」という”ご褒美”をもらった様に、今度もまた、アメリカの思惑通りにやれば、「連合国常任理事国」のご褒美がもらえるはずーということだろうが、それは在り得ないのである。
何故なら、(ドイツを《悪》とする)「ヤルタ」は崩れた(ウクライナ騒乱の意味)が、(日本を《悪》とする)「ポツダム体制」は続いているー先頃中国北京で行われた「対日戦勝記念」に「連合国事務総長」が登場する※のはそういう意味である。
※「政治的中立に反する」というボクちゃんの抗議は、自らの政治的な鈍感さを曝け出したに過ぎない。
客観的に見れば、「70年談話」「安保法制」「積極的平和主義」、つまりアベへの「連合国」側からの応答になってるという事が解らないのだから。
それに、上記の戦略でも解る通り、アメリカは何らかの秩序形成の意思も能力も持ち合わせてはいない。 <冷戦>時と決定的に異なる点はそれであり、ターゲットとする一帯に破壊と混乱引き起こし、やがてはそれをユーラシア全域に波及させ、国際社会を徹底的に不安定にして、世界を<自然状態>に近付けるーその先に現代の”リヴァイアサン”を夢想しているのだろうが、アングロ流の妄想に過ぎないー「狂信的なイスラム教徒」という<敵>のイメージは、その妄想が生み出した<影>であり、「イスラム過激派」とは、斯かるアメリカの<鏡像>なのである。
そう、米ソ冷戦時の「世界支配を企む共産主義者」という<敵>のイメージが、自らの欲望が生み出した<影>であり、<敵>ソ連の消失と共に、それが<グローバロズム>として現れ出た様に、である。
そうして、<グローバロズム>への警戒が、却って各地域の地域間協力へ促すことになった様に、「対テロ戦争」がアメリカにとっては予想外の事態をもたらすかも知れないのに、自らの妄執が現実にはどんな事態を招くのか?は、最早、関心の埒外なのである。 現実よりも<妄信>がよりリアリティを持つー斯かる傾向の度合いにおいて、「イスラム過激派」も「対テロ戦争」に突き進むアメリカも変わりはない、ということだ。
だから、「本当の問題」はアメリカ(の思惑)になく、その標的となる「テロリスト」の背後に居る、ムスリムの人々の動向に在る。
そしてこの問題に、アメリカの目線と同じくする日本ということを考えたら、或る重大な危惧に行き着くのである。
そう、「匪賊」の背後に居た、中国民衆の動向を一顧だにしなかった事がやがては泥沼の「匪賊との戦い」(日中戦争)にのめり込んで行くことに繋がった様に、今度も、同じ罠が待っているとも知らず、ノコノコと出掛けて行こうとしているのである。 この点に限っても、かって中国で何をやったか?(知ること)を封印(隠滅)したことが今日の軽挙妄動に繋がっているのは明らかではないか。
アメリカに従って「対テロ戦争」に参加するということは、アメリカや白人共に向けられた憎悪や怒りの矛先が日本にも向かうことになるのである。
「日本よ、オマエもか!」
それまで漠然と抱いていた日本への親近感や敬意は失望に変わり、やがては、その分怒りや憎悪に転化することになるー同じ憎しみでも、より近い(と思われる)方へと向かうのは中国や韓国の日本への反応でも分かることだろう(これはネトウヨwを見れば、日本とて同じことは分かるはず)。 イスラム学の泰斗、板垣雄三氏は、今年初めのアベのイスラエル訪問(その内実から言えば、断じて、「中東訪問」じゃない!)で、イスラム世界の日本への見方が根本から変わったと指摘し、東アジア(中韓)と西アジア(アラブ、イスラム世界)、東西アジアの日本観が「負の合体」をする危険性に警鐘を乱打していたが、「対テロ戦争への参加」でそれは現実のものとなるであろう。
ーひょっとしたら、中国に止まらず、ユーラシア全域から日本は恨みを買うことになるのかも知れないのだ。
そしてその時、「民生大国」として、これまで営々と築いて来た良きイメージ、言うならば無形の財産ともいうべきものを、一挙にして、あっと言う間に失うことになるので
ある。
ま、ボクちゃんは、与える印象そのまんま、「身代潰す三代目」といった役どころだろうが、道連れにされる国民としてはたまったもんじゃない。
何とか抜け出して、この甘ちゃんを「廃嫡」※しなければならないが、その為には、内に外に、正確な認識をしておくことが絶対に必要である。
その為の一助になればと思い、議論板に幾つかの視点及び論点を提起しておいたので、興味、関心がある人は覘いてもらいたい。
歴史が現在に透けて見えるようになっているはずである。 何故アベ等が遮二無二前のめりになって「安保」に突っ込んだのか? −それが明治維新、先の戦争とどう係わり合っているのか?何故、姑息なインチキまでして、「明治産業革命遺産」を世界登録したのか?がよく解るはずである。
「人質殺害事件」に纏わる点と線 そしてその先に有る事
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/299.html
亡国をアメリカとかく三代目
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/298.html
“レジーム・チェンジ”と「承認」の関係
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/297.html
「承認」を巡る闘争 ーヤルタとポツダムの齟齬
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/296.html
アメリカの帰還ー冷戦の意味
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/295.html
“コミュニスト”が“テロリスト”に替わっただけで、アメリカの(地政学的)戦略は変わらないー「欲求」に支配された
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/294.html
承認を巡る闘争 ー「脱亜入欧」とは、西欧に(仲間と)「承認」されること
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/293.html
※
アベ一族は、昭和から平成に掛けての、長州閥の頂点に君臨する。 従って、シンゾーはその嫡男の意識が何処かに在るに違いない。
それ故、心の何処かにも、己の身同様、跡継ぎが無い、後が無い、と思っているのだろう。 アベ一族にとって、長州閥にとって、又維新主体勢力にとっても。
それを逆から、我々からすれば、此奴等に引導を渡す時期に来ているのだ、と思う。
- 「カミカゼ部隊、カミカゼ攻撃に遭う」 影の闇 2015/10/19 09:08:27
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