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http://mewrun7.exblog.jp/23780503/
2015-10-17 08:21
【プロ野球の大洋、横浜(現DeNA)、近鉄で主にセットアッパーとして活躍し、脳腫瘍からの復活で「奇跡のリリーバー」と呼ばれた盛田幸妃氏が16日、他界した。45歳だった。
盛田は、函館有斗高校からドラフト1位で大洋に入団。入団当時は、かわいい甘いマスクながら、まだ細っこい感じだったんだけど。だんだん体やお尻が大きくなって、150km前後の速い球を投げられるようになり、(シュートも印象深いな)中継ぎを経て、大魔神・佐々木とのダブルストッパーとして活躍。
97年にトレードで近鉄に移籍することになったのだけど。『98年には脳腫瘍を発症し、「二度と野球はできない」とも言われた。歩行も困難になり、選手生命も危ぶまれたが、約12時間にも及ぶ摘出手術と壮絶なリハビリを乗り越え、99年には1軍のマウンドに戻った。01年には1082日ぶりの白星を挙げ、34試合に登板。パ・リーグの優勝に貢献し、カムバック賞を受賞した。「奇跡のリリーバー」として人々に勇気を与えた。(スポーツ報知10,26)』
mewは盛田も含め、90年代の☆チームや選手が、一番印象深いかも知れないのだけど。この盛田のキセキの復帰の時には、横浜や近鉄ファンだけでなく、たくさんの野球ファンに大きな感動と勇気を与えたのではないかと察する。(ノ_-。)
02年に引退した後は、横浜球団の職員を務めながら、TVやラジオで解説をすることもあったのだが。残念なことに、05年頃から脳腫瘍が再発。手術や治療を繰り返しながら、病気と闘っていたという。
長い間、様々な意味で、本当におつかれさまでした&有難う。そして、心からご冥福をお祈りしたい。m(__)m】
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共産党の志位委員長が、安倍自民党に対峙し得るような野党共闘を実現するため、積極的に動いている。(@@)
共産党は、先月20日、安保法案廃止や立憲主義の復活などの実現を目指して安倍政権を打倒するために、野党が選挙協力をして国民連合政府を作ることを提案。
『<共産党 声明のポイント> 共産党声明のポイントは次の通り。
一、憲法違反の戦争法を強行した安倍政権に対し、怒りを込めて抗議。
一、「戦争法廃止、立憲主義を取り戻す」の一点で一致する政党が共同して、「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」を樹立。
一、連合政府の性格は暫定的。国政での政策的な違いは留保し、戦争法廃止という緊急、重大な任務で大同団結する。
一、全ての野党が、来るべき国政選挙で協力を行うことを心から呼び掛ける。(共同通信15年9月20日)』(『安保法の手続に欠陥+平沼の自民復党に要警戒+共産党が野党の選挙協力を提案』)http://mewrun7.exblog.jp/23699369/
この共産党に呼びかけに、もともとオリーブの木構想を提案していた生活の党の小沢一郎代表が、支持する姿勢を見せているほか、民主党の岡田代表も選挙協力に関して協議を行なう意向を表明している。(・・)
とはいえ、野党の中には、保守系議員も少なからずいることから、共産党と組むことに抵抗を示すor反対する人たちが少なくない。^^;
もともと保守系の議員の中には、共産党を「サヨク」として忌み嫌っている人たちが多いこともあるのだが。共産党は、かつて天皇制や日米安保を強く否定したり、自衛隊は違憲だと主張したりしていたため、政治理念が全く異なる相手と協力や連携することはできないと主張する人がかなりいるからだ。(~_~;)
実際、先月25日、共産党の志位委員長と会談を行なった民主党の岡田代表や、保守派の細野政調会長は、このように語っていたという。
『岡田氏は共産党との選挙協力について「保守層・中間層の支持が減ってしまい、結果的に(政権交代の)目的が達成できなくなるという議論もある」と指摘。志位氏が「国民連合政府」と表現する連立構想に対しても、「果たして現実的か。共産党と政府を共にするのはハードルが高い」と伝えた。
岡田氏はこの後の記者会見で、「政策が一致していないと、国民にとって困ったことになる。選挙協力もなかなか厳しい」と述べ、現段階で共産党の提案をのむのは難しいとの認識を示した。岡田氏は当初は前向きな姿勢を示していたが、民主党内で保守系議員を中心に反対論が根強い事情を考慮し、軌道修正した。(時事通信15年9月25日)』
『民主党・細野政調会長:「共産党から具体的に国民連合政府という提案がきている。これは到底、実現できる中身ではない。代表同士が会談することについては、個人的には反対だ」
そのうえで、細野氏は安全保障などの主な政策で「共産党と一致しているとはいえない」と強調しました。(ANN15年9月25日)』
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しかも、共産党は今まで、よくも悪くも、自分たちの政治理念やプライドを最優先する傾向にあったのだけど。
でも、今回、志位委員長はアレコレ言われても、すぐに反発するのを控えて、野党共闘の実現に前向きな姿勢を示し続けているわけで。これは、mew的にちょっと驚くべきことだったし。何か志位氏の本気度が伝わって来るような感じもある。(**)
『共産党・志位委員長:「戦争法を廃止して立憲主義を取り戻すというこの一点でも合意自体が確認できれば、他の問題で違いがあっても横において、いろんな団結を図っていくことは十分にできる」
志位委員長はこのように述べ、民主党などとの連携に重ねて意欲を示しました。(ANN15年9月25日)』
さらに今週15日には、何と外国特派員協会で講演と記者会見を行ない、野党連立政権「国民連合政府」が実現した場合、党綱領で掲げる日米安保条約廃棄などは求めず、安保政策に関して現実的な視点から国政を行なう意向であることを表明。大きな注目を浴びた。(・o・)
『共産党の志位和夫委員長は15日、東京都内の日本外国特派員協会で会見し、安全保障関連法を廃止するために提唱する「国民連合政府」が実現すれば、「日米安保条約の枠組みで対応する。急迫不正の時には自衛隊を活用する」と述べ、党綱領で掲げる日米安保条約の廃棄や自衛隊の解消などの政策を凍結する考えを示した。安倍政権に対抗する野党の結集をめざし、現実的な対応を強調したものだ。
志位氏は会見で「私たちは国民連合政府という政権構想が、現時点で安倍政権に代わる唯一の現実的で合理的な政権構想だと確信している」と話した。さらに「戦争法廃止、立憲主義の回復という国民的大義での大同団結ができれば、相違点は横に置き、一致点で合意形成を図る」と語った。
その上で、党綱領で掲げた日米安保条約の「廃棄」を求める方針は維持するとしつつ、「国民連合政府の対応としては凍結する。現行の条約の枠内で対応し、政権として廃棄を目指す措置はとらない」と説明した。党綱領では、自衛隊についても「解消」としているが、日本への武力攻撃などを念頭に「(国民連合政府で)戦争法を廃止しても、自衛隊法は残る。急迫不正の主権侵害が起これば、自衛隊を活用するのは当然のことだ」と語った。(朝日新聞15年10月15日)』
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『日本共産党の志位和夫委員長は15日、日本外国特派員協会で「なぜ『国民連合政府』か――政府構想の意義について」をテーマに講演し、「戦争法廃止の国民連合政府」の「提案」について縦横に語りました。講演後、特派員らから予定の時間をオーバーして質問が相次ぎました。
志位氏は冒頭、「提案」に、広範な人々から大きな反響が寄せられていることを紹介。「『野党は協力を』という声が一つの流れとなりつつあります。これを文字通り国民的な流れにしていくことが、この提案を実現する最大のカギとなります。私たちはそのためにあらゆる努力を続けたいと決意しています」と語りました。
志位氏は、「『提案』の一番の要は、『国民連合政府』という政府を提唱したことです」と強調しました。そしてこの政権構想の意義として、(1)本気で戦争法を廃止し、日本の政治に立憲主義と民主主義を取り戻すためには、それを実行する政府が必要(2)本気で安倍政権打倒を目指すなら、打倒後の政権構想を野党が責任をもって示すことが必要(3)本気で野党の選挙協力を成功させて、与党を打ち負かし、安倍政権を退陣に追い込むためには、野党の側が明確な国民的大義を掲げることが必要―の3点をあげ、それぞれについて丁寧に語りました。
その上で志位氏は、「政策的に違う政党が、政権を共にすることには無理がある」という批判にこたえて、「立憲主義の回復」という課題の位置づけ、政策的相違点への対処、合意点での協力の展望などを語り、「国民に責任をもった政権運営を行うことは十分に可能」と語りました。
最後に志位氏は、「国民連合政府」が目標とする「立憲主義の回復」は、「すべての国民一人ひとりの『個人の尊厳』を守り、大切にする社会をつくることにほかなりません」と力説。多くの人々が戦争法に反対し立ち上がっている新しい国民運動にふれ、「これらの人々が広く手を結んでつくる『国民連合政府』は、文字通り『すべての国民』の『個人の尊厳』を守り、大切にする社会への歴史的一歩を踏み出す政府になると、確信をもって言いたい」と力をこめました。
「国民連合政府では、自衛隊や日米安保条約はどのように取り扱うのか」との質問にたいし志位氏は、「私たちは『安保条約廃棄』という方針ですが、『政府』の対応としては『凍結』することになります。『凍結』とは、戦争法廃止を前提として、これまでの条約と法律の枠内で対応するということです」と回答。自衛隊は、改悪前の自衛隊法で運用されることになり、日米安保条約も現行条約の枠内で対応することになると答えました。
また、選挙協力について「1人区に1人も共産党候補が出ないこともありえるのか」と問われ、「選挙協力とは相互的なものです。ある選挙区では私たちが立てないで他党の候補者を推す、ある選挙区では他党が立てないで私たちを推してくれる、あるいは無所属の候補者を共同で推すこともありえるでしょう。こうした相互の協力を本気になって追求してこそ一番力がでると思います」と述べました。(赤旗15年10月16日)』
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ちなみに超保守の安倍首相&仲間たちは、まさに「サヨク」の共産党が大嫌い。(~_~;)
安倍自民党としても、本当は共産党など相手にしたくないのであるが。しかし、近時の国政、地方選挙では、共産党がアンチ安倍自民党の有権者の受け皿になって、野党の中で最も躍進しているというのが実情だし。
もし共産党が、他の野党と組んで選挙協力をしたら、自民党も選挙戦略上、困るわけで。ちょっとジャマな&イヤ〜な存在になっているのではないかと察する。(・・)
そんなこともあってか、16日には菅官房長官が珍しいことに共産党の動きに関して言及。「選挙目当て」だと批判を行なったという。(@@)
『菅義偉官房長官は16日の記者会見で、共産党の志位和夫委員長が安全保障関連法の廃止を目的に提唱する連立政権構想をめぐり、共産党綱領で掲げる日米安保条約廃棄を政府に求めない意向を示したことに関し「選挙目当てだ」と批判した。
同時に「共産党は『日米安保条約は破棄せよ』『自衛隊は解散』などと主張してきた。国民にどう説明するのか」と疑問を呈した。(産経新聞15年10月16日)』
<共産党は、大阪府・大阪市の首長選では、自民の・大阪支部が推薦する候補を支援するとのこと。安倍&菅氏の友達の松井&橋下氏に不利益をもたらすことから、菅官房長官はその辺りも意識していたのかも。>
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この菅官房長官の批判に対して、志位委員長はすぐにツイッターで「政府の知的貧困は深刻です」と反論。妙なやりあいが行なわれることになった。(・o・)
『共産党の志位和夫委員長は16日のツイッターで、同党が提案している安全保障関連法廃止を目的とした野党の連立政権「国民連合政府」構想を「選挙目当て」と批判した菅義偉官房長官に対し、「これを『選挙目当て』としか批判できないの? 政府の知的貧困は深刻です」と反論した。(産経新聞15年10月16日)』
『志位和夫 @shiikazuo
官房長官、「国民連合政府」の提案を「選挙目当て」と批判。
政府が破壊した立憲主義を回復するために連立政府をつくるという大義を最優先させ、自らの基本政策を堅持しつつも連立政府にそれを求めるという態度はとらない。
これを「選挙目当て」としか批判できないの?
政府の知的貧困は深刻です。』
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この「政府の知的貧困は深刻」という表現に、mewは座布団を5枚あげたいぐらい大共感しちゃったりして。(*^^)_口
当ブログでも、これから共産党提案のものも含め、野党共闘&野党再編について、色々と書く機会が増えると思うのだけど。
いずれにせよ、共産党がある意味でプライドをかなぐり捨ててでも、本気で安倍自民党を倒しにかかろうとしていることは、安倍陣営にとって、かなりキョーイ(驚異&脅威)的な存在になりつつあるのではないかな〜と思ったりもしているmewなのだった。(@@)
THANKS
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