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政界地獄耳 脅しにならない金出さないぞ
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1552921.html
2015年10月15日10時0分 日刊スポーツ
★ユネスコが揺れている。ユネスコ憲章の前文には「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦(とりで)を築かなければならない」との文言があるが、今のユネスコは国際間の紛争代理機関だ。既にユネスコ分担金の22%を担う最大の拠出国・アメリカは11年10月にパレスチナを加盟国としたことに反発して年間8000万ドル(約96億円)もの拠出金を停止。米国法にはパレスチナを正式会員とする国際機関には資金を出さないという法律がある。現在の拠出金トップは概算で54億円の日本になる。
★ユネスコは世界遺産と世界記憶遺産でおなじみだが、政治的混乱と放漫経営の歴史が繰り返され、存続の危機に陥ったこともしばしばだ。国内の世界遺産は15カ所、自然遺産は4カ所。世界遺産では今年、明治産業革命遺産登録の際、韓国から強制労働の表現が取りざたされたことも記憶に新しい。
★そして今回、「南京事件」に関する資料が登録されたことを受け、官房長官・菅義偉は「記憶遺産については、どういう形で決まるかということが極めて不透明」とし、自民党総務会長・二階俊博は「協力金を一生懸命納めておきながら、日本の意見や主張はどこまで通っているのか。のうのうと引き下がってよいのか」と反発した。14日、自民党外交部会はユネスコに登録撤回を提案、世界記憶遺産制度の改善、分担金や拠出金の支払いを停止するなどを決めた。
★都合のいい世界遺産は大歓迎、否定したいものにはカネを払わないという理屈のどこに積極的平和主義があるのか。相変わらずの自民党の感情的対応には閉口するが、今、国連は政治的駆け引きで混沌(こんとん)としながら経済的には厳しい運営を強いられている。カネを出さないぞと脅しても、今の日本は怖くない。カネは中国が払うだろう。それよりも、99〜09年までユネスコ事務局長を務めた松浦晃一郎のような優れた外交手腕を模索すべきだ。カネをちらつかせる外交ではもう中国に勝てないことを学べ。(K)※敬称略
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