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軍部を彷彿させる安倍政権 ユネスコに“イチャモン”の傲慢
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/166148
2015年10月15日 日刊ゲンダイ
ユネスコに噛みついた菅官房長官(C)日刊ゲンダイ
安倍政権がユネスコに“脅し”をかけている。中国が申請した「南京大虐殺」に関する資料が世界記憶遺産に登録されたことを受け、ユネスコに対する日本の分担金や拠出金の「支払い停止」を言い出した。
上から目線なのにはワケがあって、昨年度のユネスコ予算の日本の分担金は、約37億2000万円。分担率はトップの米国(22%)に次ぐ約11%だが、米国は現在支払いを停止している。日本が事実上の“筆頭株主”なのだ。
「安倍政権は再三、南京大虐殺の資料を登録しないよう、ユネスコに“圧力”をかけてきたのに、分担率6位(5%)の中国にしてやられた。要するに『筆頭株主の言うことを聞け。じゃなきゃカネは出さん』というわけです」(官邸事情通)
菅官房長官は12日放送のBSの番組で「(登録は)密室で行われ、法律に基づくものでもない。透明性や公平性をもっと出すべきだ」とユネスコに噛みついていた。が、ちょっと待て。登録の是非はさておき、それってそのまま安倍政権のことじゃないか。
「憲法も国民の声も無視して安保関連法案をゴリ押し、透明性も公平性もない安倍政権がユネスコにイチャモンをつけるなんて、筋違いもいいところです」と、九大名誉教授の斎藤文男氏(憲法)がこう続ける。
「先の戦争は侵略戦争ではないし、間違っていなかったと“歴史教科書”を捏造したい安倍首相の本音、端的に言えばわがままが透けて見えるようです。我を通したいがために国際機関に噛みつくという傲慢さは、かつて軍部が満州国をつくり、それを国際社会から批判され、国際連盟を脱退した当時の日本を彷彿させる。そして日本は戦争へ突き進んでいったわけです。いまは『1億火の玉』ならぬ『1億総活躍』。マイナンバー制度で国民をコントロールしようというのも、当時の日本と根っこは同じように感じますね」
安倍政権は今後、ユネスコに制度の改善も働きかけるというが、自分たちのことを棚に上げて、まったくよく言うよ。
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