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2015.10.14 ZAK女
「今回の内閣支持率アップで殊勲賞が出るとしたら、受賞するのは間違いなく共産党だ」
内閣改造後、民主党ベテラン幹部がこう自嘲していました。
というのも、改造内閣の発足直後の7〜8日に読売新聞、共同通信が行った世論調査で、内閣支持率は上昇。ともに支持が不支持を上回る結果が出たからです(話を聞いた後に発表になったNHKの世論調査では、支持は横ばいの43%、不支持は1ポイント増の40%)。
改造直後の調査で、新閣僚への期待など“ご祝儀”のような回答もあったと思われます。月末などもう少し落ち着いた時期に行われる各社の調査を見てみないといけないにしろ、野党、とりわけ野党第一党の民主党に期待する声があがっていないことは確かです。
わずか半月前、民主党幹部は国会前でこぞって「終わりの始まりだ!」と叫んでいましたが、乖離(かいり)のある結果といわざるをえません。
食い違いが生じたもっとも大きな理由は、共産党が提唱した国民連合政府構想に対し、民主党幹部から「思い切った提案だと前向きに受け止める」(枝野幸男幹事長)などと好意的に受け止めるような言動があったからでしょう。
最近でこそ、民主党の岡田克也代表は「共産党との連立はハードルが高い」として「ほぼ無理」との立場を明らかにしていますが、共産党が第4中央委員会総会で構想を打ち出した当初はいまほど否定的ではありませんでした。
民主党は共産党と組むつもりなのかと、メディアや支持者から叩かれてから旗幟(きし)を鮮明にしたともいえるタイムラグがありました。
そもそも、民主党の現執行部は、党名変更や野党再編路線は採らず、こつこつと信頼を取り戻して再生をめざす方針を打ち出していたはずです。「ブレない」ことがうりの岡田民主党がブレているように感じられたのが、今回の世論調査の結果の一因になったのではないでしょうか。
民主党は、共産党と参院選や次期衆院選での選挙協力や選挙区調整についての協議は継続する方針のようです。野党がそれぞれ候補を立てても現状では与党の候補を倒せないばかりか、かえって与党を利するばかりとにらんでいるのが理由のようです。
しかし、選挙区調整は有権者の選択肢を政党の都合で狭めるというデメリットもあります。
特に、今の民主党と共産党のように公約や政権構想が一致しないまま、候補者調整を行うとしたら、候補者擁立を見送った政党支持者が投票先を失いかねません。その状態こそ、両党が繰り返し批判してきた「選挙互助会」や「野合」に近い態度ではないでしょうか。(S)
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国会を取材。党への信頼が回復していない今の民主党で他党をやりこめようとする論客の存在は、むしろ党再生の毒になっていると思う。
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【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。10月のお題は「倒す」です。
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