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http://mewrun7.exblog.jp/23771654/
2015-10-14 12:13
二階堂総務会長の「あんな大臣」発言が波紋を呼んでいる。(@@)
http://mewrun7.exblog.jp/23761872/
二階堂氏は、12日に石川県金沢市で開かれた自民党支部の講演で、文科大臣として初入閣した馳浩氏をヨイショするために(?)、こんな発言を行なったというのである。(~_~;)
『私は皆さんが不思議だなと思っている1億総活躍大臣。あれね、よくぞというたらあれやけど、馳(浩)先生が、あんな大臣、ならんでよかったね。文部科学大臣は歴史が長い。日本国がはじまって以来、ずーっと文部大臣があったんです。1億総なんとかというのは、こないだでしょ。(金沢市の自民党支部の講演で)』(朝日新聞15年10月12日)
mewは、この「一億総決起」という表現も気になった。
『二階氏は、一億総活躍社会への国民の理解を深める例として、徳島の阿波踊りを挙げ、「一億総決起みたいなパワーを持ったらいい」と説明した。(FNN15年10月12日)』
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先日、『一億総活躍は、きこえ重視&国家主義的な安倍陣営の思いつき。中身は未定の無責任政策ttp://mewrun7.exblog.jp/23761872/』という記事を書いたのだが・・・。
何分にも、この政策は安倍首相&周辺だけで、いわば思いつきのように決めたもので。(新設の担当大臣も安倍側近&初入閣の加藤勝信氏を任命)
与野党の議員も、メディアも、一体、何をする大臣なのかわかっていないため、与党の閣僚や議員からまで疑問や批判の声が上がっているのが実情なのである。(-_-)
『1億総活躍相をめぐっては、野党が「何をする閣僚なのか分からない」と指摘するだけでなく、身内からも疑問の声が上がっている。留任した石破茂地方創生相は「最近になって突如登場した概念。国民には“何のことでございましょうか”という戸惑いが全くないとは思わない」。
公明党の山口那津男代表は「非常に抽象的なスローガン。ピンとこない人もいるだろう」と語っている。(スポニチ15年10月13日)』
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二階氏は昨秋から総務会を務めているのだが。政府与党が「政高党低」と呼ばれているように、官邸が与党側ときちんと協議せず、根回しもせず、一方的にアレコレ押し付けて来ることを快く思っていない様子。(二階氏は、そもそも安倍氏を支持する勢力ではないしね。)
先週も、こんな苦言を呈していたばかりだ。
『人事も政策も官邸が握る政高党低の構図に、党内の不満がじわりと高まっている。首相とは“戦略的互恵関係”を続けていた二階俊博総務会長も7日の記者会見で、独走気味の官邸サイドにこうクギを刺した。
「『明日は閣議にかけなきゃいけない』とギリギリの日程を組んで、(議案の審査を)党側に押し込んでくるが、これでは落ち着いた議論も重要な議論もできない」(産経新聞15年10月9日)』
【総務会は、自民党内で最終的に政府与党の政策や法案を了承をするところ。ふつうは、政府が自民党に「○○したい」と提案or要望。自民党の部会などで話し合って、必要あれば修正をして、総務会で了承する。(で、内閣で閣議決定→政策実行or法案提出)
ところが、安倍官邸は突然、「XXしたい。明日、閣議決定するから、今日中に総務会で了承してくれ」とトップダウンで命じて来ることが多いそうで、自民党ぼ部会で協議することもできないし。官邸側はきちんと説明もせず、資料もよこさないことが多いため、総務会でもチェックすることも困難なので、自民党の議員が「???」のまま、様々な政策が決まっているとのこと。前総務会長の野田聖子氏も含め、総務会のメンバーの中には、かなり怒っている人がいるんだよね。(-"-)】
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おそらく、今回の「一億総活躍社会」政策や担当大臣新設も、自民党の議員や総務会にとっては、「寝耳の水」だったのではないかと思われ・・・。
それで二階氏は、安倍官邸が自分たちの好き勝手に横暴な政権運営、党運営を進めていることへの皮肉も込めて「あんな大臣」と語ったのではないかと察する。(・・)
<それに二階派から、閣僚が2人しか起用されなかったしね。^^;>
加藤氏と二階氏は、昨日、こんな説明をしたそうだが。本心でないことは、見え見えだろう、(>_<)
『二階総務会長の発言について、加藤一億総活躍担当相は「(二階総務会長は12日)『みんなで一緒に頑張っていかなければならない』という趣旨のことも。そこに、二階総務会長の気持ち、考えがあったのではないかと受け止めている」と述べた。
二階総務会長は13日、発言の真意について、「激励だ。頑張れということだ」と周辺に説明している。(FNN15年10月13日)』
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ただ、mewは、今回、文科大臣に馳浩氏が、副大臣に義家弘介氏が任命されたのを見て、何で「あんな人たち」「あんなヤツら」が、大事な教育行政を担う閣僚になるのかと、言いたい気持ちでいっぱいなのである。(@@)
義家氏は、「ヤンキー先生」として知られているのだが。安倍首相率いる「創生日本」の役員も務めているバリバリの超保守派。
12年に安倍新政権が始まると、文科政務次官として、超保守政策の推進に貢献。安倍首相の方針を受け、下村前文科大臣が、つくる会系の超保守的な教科書を拒む沖縄県の竹富町に強制使用させようとしていた時に、義家氏がわざわざ竹富町まで圧力をかけに行ったりもしていたほどだ。(-"-)
『義家氏は「特別法(無償法)は一般法(地教行法)に優先する」とし、「有償教科書を使用している二十数人(の生徒)を歴史上生みだしてしまっている」と、竹富町の「違法状態」を強調。三月三一日までに適切な対応をとらなければ、法的な措置も辞さないとした。この「指導」は、「育鵬社」を採用せよということだ。
竹富町の慶田盛安三教育長は「瑕疵はないので、改めるところはない」と述べ、目下、議論は平行線に終始している。
義家氏は野党の時から教科書問題に強い関心を示している。「違法状態の放置は文科相の無責任」、「民主党は日教組内閣」などとし、「教科書採択における文科省との確認事項」という文書を沖縄・八重山へ送付するなど、かねてより「是正」にむけ活動してきた。(『八重山毎日新聞』東京通信員、14年3月22日号)』
また、馳氏は、大学時代に国語の教員免許を取得。アマレスで活躍中は、国語の教師として教壇に立った経験があるのだが。その後、プロレスに転向。森喜郎氏に押されて、国会議員に転進したという異色の経歴の持ち主なのだが・・・。
もともとはリベラルな考えの持ち主だったのか(社会主義的な作家・高見順氏の娘の高見恭子さんと結婚しているぐらいで)、夫婦別姓やLGBTの婚姻保障などに賛同していたりもするのだけど。超保守的な議員の多い細田派(旧森派)にはいっ
て、周辺の影響を受けたためか、親学の連盟にはいるなど、どんどん超保守化している感じが。^^;
大臣に就任した際も、コアな超保守派である下村前大臣の方針を踏襲する考えを示していた。(-"-)
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しかも、この二人が08年に超保守系の雑誌で会談を行なって、スパルタ教育や体罰を自慢し合っていたことが発覚。大きな注目を浴びることになったのである。(@@)
『新文科相の馳浩と副大臣義家が体罰自慢〜生徒を4時間監禁、竹刀が折れるまで…新文科相の馳浩と副大臣の義家弘介が教師時代の体罰自慢対談(リテラ10月9日)
どうやら、安倍政権による“教育破壊”は当面の間止まらないらしい。第三次改造内閣の顔ぶれを見て、そう確信した。
建前上、オリンピック問題の引責で辞任した下村博文氏にかわって、安倍晋三首相が文部科学大臣に抜擢したのは、元プロレスラーの馳浩衆議院議員だった。そして文科副大臣に起用されたのは安倍チルドレン、ヤンキー先生こと義家弘介参議院議員だ。
このふたりはともに元高校教師の肩書きをもつが、実は、過去に雑誌の企画で対談しており、そこで軍国主義さながらの“体罰肯定発言”、いや“体罰自慢合戦”をかましていたのである。
2008年、保守論壇誌「正論」(産経新聞社)6月号所収の対談記事でのこと。ふたりは教諭時代を振り返りつつ学校教育について語りあっているのだが、まず義家氏が「生徒指導で大切なこと。これはいったんひいた線は絶対死守することに尽きる」としたうえで、こう語り出す。
(下につづく)
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「いじめの指導で放課後四時間教室から(生徒を)出さなかった時は他の教職員がハラハラしながら私の教室の外で見守っていて後で散々言われました。(中略)口で『いじめはダメですよ』と説くのは誰でもできる。でもこれはそんな次元で済ましてはダメで態度で示す以外ない。教室の用具はボコボコになり、最後は加害生徒が泣いて詫びながら二度といじめないことを誓ったので終わりにしましたけど、これは仲間内の教職員から散々に言われました」
他の教職員に批判されるのは当然だろう。「加害生徒」が泣いて詫びたのは暴力に屈したからとしか思えず、それではただの“暴力の連鎖”だ。しかも大人であり学校内の権力者である教師から子供への暴力。これでいじめ問題が抜本的に解決するとは到底考えられない。
一方、この“トンデモ暴力元教師”に対して、馳氏はこう返した。
「私は朝七時前には必ず学校に行き、職員会議が始まるまでの時間を校門に立って口うるさくやりました。爪、スカートの丈、髪型など。私の場合は終始怒鳴らなくても済んだんですね。というのは私が教員になってすぐに五輪の代表に選ばれましたし、私の身体を見れば生徒は『馳は怒らせると怖い』と分かるのです。生徒は逆らったら怖いとビビっているから、むしろ『怒らせると怖いけれども、そうでなければ普通に話せる』と思わせるよう、授業の始まりにいろいろな話をして気をつかっていましたね」
いたいたーこういうコワモテの先生、と、さすがに義家氏と比べると常識の範囲内だったかと胸を撫で下ろしたのも束の間、
「では殴ったことがなかったかと言えば、必ずしもそういうわけでもない。私は高校のレスリング部の監督を務め、石川県で強化委員会をやってましたけど、私の高校はそう強いチームではなかったのです。ですから一週間に一本ぐらいは竹刀が折れていましたよ」
……馳、お前もか! どう見たってコレ、竹刀が折れるまで生徒をぶん殴りりましたってことだろう。しかも続けて「理由はハッキリしている。短期間でチームをまとめ、強くするには基礎体力をつける以外にない」なんてしれっと言っているのだが、ようするに“集団に貢献できないものは暴力制裁によって従わせる”という軍隊的発想だ。
実は、7日に放送された情報バラエティ『バラいろダンディ』(TOKYO MX)でも、新閣僚の顔ぶれが紹介されたとき、プロレスの先輩である蝶野正洋が、馳氏を冗談交じりにこう評す一幕があった。
「いやあ、これ内閣を決めるときにちゃんと下調べ(身体検査)をしてないんですかねえ?」
「2、3カ月で多分ダメになるんじゃないかな」
「(人となりは)素晴らしいけど、彼は表と裏あるからねえ」
体罰肯定、思想統制推進の馳氏と「戦後左翼教育」批判の急先鋒である義家氏がタッグを組んで文科省トップに君臨するとなれば、これから起きることは火を見るよりも明らかだろう。彼らを就任させた安倍政権の思惑を、われわれはよくよく警戒せねばならない。(宮島みつや)』
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馳大臣は、13日に閣議後の会見で、かつて体罰を行ったことを謝罪して、体罰に反対であると語ったそうなのだが。何を今さらと思っている人も少なからずいることだろう。^^;
『馳浩文部科学相は13日の閣議後の記者会見で、高校の教員だった約30年前に生徒に体罰をしていたことを明らかにし「あの時に私に竹刀で殴られた高校生たちに謝罪したい」と述べた。その上で「体罰は絶対反対。私が未熟であったばかりに迷惑をかけた」と話し、自戒を込めながら体罰を否定する姿勢を強調した。(毎日新聞15年10月13日)』
というわけで、一億総活躍担当の「あんな大臣」も笑ってしまうが。<こういう発言から、だんだんボロが出て来るのよね。>
このブログでずっと安倍政権の超保守教育に反対して、警告して来ただけに、文科省の「あんな大臣、副大臣」もおおいに警戒する必要があると思うmewなのだった。(@@)
THANKS
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