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2015-10-12 09:35:46
「安倍政権を前にしたら、この政権は『打倒する以外にない』。何が『一億総活躍社会』ですか。安倍政権は、『一億総火の玉』みたいに、上から目線でやっている。こんな政権にかわって、私たちが新しい政府を作るためにみんなでやろうではありませんか」――小池晃・副委員長が自らの共産党を“脱皮”し、国民政党に復帰するとしました。
憲政記念館でこの日10月8日、飛び込みで共産党の副委員長が出席し、安倍政権に打倒を呼びかけました。次の政権は私たちが握るのだという旗印を鮮明にしました。実は、小池氏はポスターからは外されており、「意外な人が紹介する」としました。
しかし、小池氏は、「私たちが提案している『野党の選挙協力』とは、『選挙区の棲み分け』という意味ではありません。『戦争法廃止、立憲主義回復、国民連合政府』という共通の国民的大義を掲げて、野党が本気の『選挙協力』をやろうとしているのです。そういう構えでこそ、自公を打ち負かせることができます」と、熱っぽく語りかけました。
このAJ.PaCこそが、「オール・ジャパン:平和と共生」の意で、いわば民主党も、維新の党も、あるいは社民党も、「生活の党と中村太郎と仲間たち」も、いずれはこの輪の中に包含しようという構想です。もともとは、植草一秀氏らとともに、フライイング気味で立ち上げたわけです。しかし、共産党が中に参加してくれたおかげで、野党共闘ができてきました。この野党は、共産党にもプラス面が出てきました。
労働組合「連合」などは、共産党が出てくると、組織がつぶされてしまうとブツブツいうのが出てきますが、それこそ小林節さんがいうように、「つぶされてしまえばいいのじゃないか。負けてしまえば、せいせいするさ」です。
共産党の志位和夫・委員長も、「一部報道で『国民連合政府』を『非現実的』というが、それでは聞くが、立憲主義が壊された『現実』をそのままにしておけと?立憲主義を回復するうえで、この構想以上の『現実的』な政策はあるのか?この構想以外に日本を救う道はない。国民的大義で一致すれば、前向きの合意は必ず勝ち取れます」という。
学生にも、ママの会にも、国民的な合意はすでにできている。あとは、国会内で野党がバラバラでは何にもならない。
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