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安保法案に反対し、ひとりで「牛歩戦術」を取った山本太郎議員(C)日刊ゲンダイ
安保法案採決では山本太郎議員のみ 「牛歩戦術」は時代遅れ?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/165852/1
2015年10月11日 日刊ゲンダイ
9月に参院で可決、成立した安保法案。国民の多くが反対しているにもかかわらず、安倍政権は聞く耳持たずに強行採決した。
法案に反対する野党は、本会議の採決で“牛歩戦術”を取るのではないかと思われたが、そんなことは全然なく、実行したのは山本太郎議員ただひとりだった。
「もともと牛歩戦術は、可決が濃厚な法案に対して、野党がせめてもの抵抗を示すパフォーマンスです。今回、民主党などの野党は、国民から“またパフォーマンスだけか”と言われるのを避けるために、牛歩戦術をとらなかったようです」
こう言うのは、政治評論家の有馬晴海氏だ。参院でいくら牛歩をしても、どうせ衆院で再可決されて成立する。ほとんど実効性はないことをやっても支持されず、むしろ批判されるだけ――そんなふうに考えて断念したようだ。
「自民党政権が揺るぎなかった時代は、野党が牛歩で抵抗の精神を見せる意味がありました。しかし90年代以降、野党が選挙で自民党に勝つことが不可能ではなくなった。こうなると、“牛歩で議会の進行を妨害するくらいなら、選挙に勝てよ”という話になります。こうした状況の変化によって、もはや牛歩は時代遅れの戦術になったといえます」(有馬氏)
しかし山本議員の牛歩は、一部では支持する声もある。
「民主党が牛歩をしなかったために、山本議員にしてみれば“ならばオレひとりでもやってみせる”と気概を見せるチャンスが生まれました。党として所属議員全員がやるのとは、印象が違うのでしょう。山本議員個人にとっては、お得な場面だったと思います」(有馬氏)
個人的なパフォーマンスとしては、いまも有効な場面はあるということか。
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