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コメで負け、自動車で負けた。TPPはメリットよりリスクとデメリットが大きすぎる。
http://www.asyura2.com/15/senkyo194/msg/569.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 10 月 11 日 00:50:05: igsppGRN/E9PQ
 

コメで負け、自動車で負けた。TPPはメリットよりリスクとデメリットが大きすぎる。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/8eff79710942a718897bd841cc75426a
2015年10月10日 Everyone says I love you !



TPP交渉では日本が自国の利益を徹底的に守る交渉の当事者と言うより、アメリカの利益を図るための他国への説得役になってしまいました。




 まだ閣僚会議で大筋合意しただけで、TPP=環太平洋経済連携協定は協定書も出来上がっていないし、これから各国で批准しないと成立もしないことに注意なんですが!


 何度も書いているように、私はTPPの真の危険は、関税問題ではなく非関税障壁にあると思っています。


 たとえば、国民皆保険制度が、アメリカの保険会社にとって医療保険を売り込むうえでの非関税障壁として変質・解体されてしまったり危険性があります。


TPP参加でアメリカの医療保険会社が我が国の医療に乱入し、国民皆保険制度と日本人の健康が崩壊する
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/505016d6bc7d6900317688c48100ef24



 また、日本の解雇規制など労働者保護法制が、これまたアメリカの人材派遣会社などが日本で活動するうえでの障壁とされてしまい、骨抜きにされるという問題です。


 もちろん、食品や医薬品などの安全規制や表示が、非関税障壁とされる可能性があります。


マスコミが伝えないTPPの問題点。貿易障壁だとして、安全基準も健康保険も主権も奪われるかもしれない。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/1fa34a8a3a12be1fe4904f30bf1cc391



 さらに、日本の主権が侵害され、政策がゆがめられる恐れもあります。


TPPの「毒まんじゅう」ISDS毒素条項で日本の脱原発を潰す方法
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/6db521cd357f7a45e5ec2a148b7887f3


 ですから今日、関税の話を書くのは、日本政府が関税問題については比較的情報を小出しにしているから、マスコミの記事も流れているからです。


 なぜこうなるかというと、TPPには加盟国に秘密保持義務が4年間も課せられており、これから批准のための審議をするのに中身がよくわからないという異常事態になっているからなんです。


TPP協定案文書の開示閲覧方針は撤回 TPPの守秘義務は憲法の国勢調査権・知る権利の侵害で違憲だ
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/79f8feb7f6c3ba9f0ecb901eaa26fef9

 しかも、安倍政権は秋の臨時国会を開かないと言っています。


 そもそも、自民党は2012年12月の安倍政権が成立した総選挙ではTPPに絶対反対と公約しました。


 ところが、選挙で勝つといきなりTPP交渉には参加すると言いだしましたが、それでも関税問題では歯止めをかけると約束していたのですが、その関税さえ歯止めがかからない状況では、非関税障壁についてはどれだけ譲歩しているかわからないという意味で記事にするものです。



よくもこれだけ盛大に嘘をついたものだ。


 さて、TPPで関税が撤廃され、輸入品の値段が下がることは消費者としての我々にとっては基本的にはありがたいメリットです(安全面は置くとして)。


 外食産業なども恩恵を受けますから、飲食をやっている私の友達なんかもそういう点は歓迎しています。


 しかし、これは同時に日本の農林水産業が破壊的なダメージを受けるということを意味しています。


 狭い国土でどうしても費用が掛かりがちな日本の農産物は、いくら付加価値があると言っても、価格競争ではアメリカやオーストラリアなどの産品にかないません。


 だからこそ国内産業を守るために、各国がそれぞれ輸入品に関税をかけて、一方では税収を得るだけでなく、真の目的としては自国産業を保護しているのです。



 それに、たとえば、農林水産業がダメになれば、肥料やエサを作っている企業、食料品を加工する企業や運搬する企業なども共倒れになることを忘れてはなりません。


 日本の国内総生産に占める第一次産業の比率が低いと言っても、ここがコケたら、次々と連鎖反応で日本の産業が大打撃を受けるのです。



日米がTPP交渉で合意する コメさえ守れない安倍政権は日本の食糧安保と健康と安全と労働者の生活を破壊する
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/00f67f2a89515d2f77263e6757b1f98e


 また、安倍政権はホルムズ海峡に機雷が埋められたら石油が輸入できなくなるので集団的自衛権を行使して自衛隊を派兵するのだ、などと説明しましたが、日本は食料の自給率がカロリーベースで40%を割っています。


 つまり、日本は6割以上の食糧を海外からの輸出に依存しています。


 島国である日本が中国などと戦闘状態になったら、周辺の海と空も危険な状態になり、食糧の輸入は非常に困難になります。そうしたときの場合を考えるのが食糧安保という考え方です。


 アメリカの戦争を応援する話ばかりしていますが、まず、自分たちが食べるものを確保しないでいて、日本の防衛などナンセンスだということを知るべきです。


アメリカの干ばつで穀物相場急騰 忍び寄る食糧危機の足音 TPP参加は日本の食糧安全保障を脅かす
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/940d8828f2820524b365b5250c15d00f

世界の土壌の4分の1が劣化で食糧危機(国連) 日本の食糧安全保障を危険にさらすTPP参加は許されない
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/2ece118eb061c4d79fcf8d0bc6c5db6c

世界の人口が70億人を突破 食糧安全保障の1点だけでもTPP参加はやめるべきだ
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/7457000763326c0d26e233f606721994




日本のカロリーベースの穀物自給率も食料自給率もEU平均の数分の1にすぎない。戦争を繰り返してきたヨーロッパ諸国はそこまで考えている。それをさらに減らしてどうする!


 2013年に衆参両院は、コメや乳製品をはじめとする農産品5項目などの関税を維持するよう決議しています。農産品の5項目とはコメ、麦、牛・豚肉、乳製品、砂糖などの「甘味資源作物」で、政府はこれまで関税を撤廃したことがないのです。


 ところが、たとえば、現在38・5%の牛肉の関税は16年間で段階的に9%まで引き下げ、その後問題なければゼロにします。豚肉は1キロ482円の関税を10年かけ段階的に50円まで下げます。1キロ524円以上の高価格帯の肉は4・3%の関税を10年で撤廃します。


 関税が残ると言っても微々たるものですし、一部は衆参両院の議決に完全に違反していますね。ちなみに、鶏肉の関税も撤廃されます。



 さらに、自民党が日本の農業にとって最も守るべきとしてきたコメについては、既存のWTO枠77万トンに加え、新たにアメリカから5万トン(13年目以降は7万トン)、オーストラリアから0.6万トン(13年目以降は0.84万トン)を関税ゼロで輸入することになりました。


 国内ではコメの一人当たりの消費量が1962年のピークから半減し、今では年57キロになってしまいました。その結果、日本ではコメの在庫が増え、米価は下落し、田んぼが荒れています。


 すでに日本の食糧安全保障は危機にさらされているのに、さらなる致命的な打撃を与えるのがTPPなのです。



 TPPの最大のメリットの一つは、日本の輸出大企業が恩恵を受けるはずだということです。


 ところが、たとえば日本経済の牽引車とされる自動車産業についていうと、今回のTPPの大筋合意で、アメリカの輸入自動車にかけられている2・5%の関税を25年かけてゼロにするということになっているのです。


 1年に0・1%平均!


 そもそも、トヨタなど自動車会社はもう日本の企業と言うより多国籍企業ですし、現地生産にシフトを移していますから日本国内で生産した自動車がアメリカに輸出される量がそれほど増えるわけではありません。


 ですから、日本国内での雇用増大などのメリットは微々たるものです。


 TPP、リスクとデメリットがメリットを上回りすぎているのではありませんか?



それさえアメリカの自動車業界や労働組合が反対していて、逆に軽自動車をなくせと言われているのですから、アメリカは本当にタフネゴシエーター(強硬な交渉者)です。



日本もそれくらい頑張らんとアカンやろ。


それにしても、TPPのリスクやデメリットを伝える新聞記事が本当に少なくて困ります。



 

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コメント
 
1. 2015年10月11日 06:11:36 : ApE8e9gMWg
集団的自衛権で人を米国に差し出し。

TPPで経済を差し出す。

農業と言う産業が破壊され、医療分野も米国の市場になるとき

国民皆保険は守れるのだろうか?

嘘つきの自民党政治は終わらせ、国会の批准は阻止やな。


2. 2015年10月11日 07:24:59 : b5JdkWvGxs
このアホ、何もわかってないな。

TPPは日本を移民社会に変える為にやってるんだよ

日本に中国人移民2億人を入れる計画だから、TPPをやらないと国がもたないんだ

もう英語公用語化と移民導入は既に始まったから引き返せないよ

日本は国際金融資本が支配する中国小日本省になるんだ

あと50年で少数民族になる日本人の事ばかり考えてちゃあダメなんだよ

時計の針を逆向きに動かそうとしても上手くいく訳ないよ


3. 2015年10月11日 07:49:51 : qFBZAvwg0G

 愛は TPP賛成だ〜〜〜

 今回は コメについて 考えてみる

 コメを作ってる農家は 200万以下  コメを食べる国民は 1億2千万

 ===

 コメを食べる国民の利益 > コメ農家の利益   は 明らか過ぎて

 議論の余地がないほどに TPPが優れている!!
 


4. 2015年10月11日 08:14:37 : b5JdkWvGxs
・とにかく牛丼1杯100円にできないと中国人移民2億人を入れる計画が潰れるんだから日本としてはどんなに妥協してもTPPを推進するしかないんだよ

・TPPに入れば牛丼が100円になるから、食費は1日300円で良くなる

・健康を考えて、牛丼に白菜(20円)も付けてやれば年間の食費は

・365x3x(100円+20円) = 131,400円 だね.


公園で寝泊りすれば電気光熱費も節約できるから中国人移民は年収20万円もあれば大丈夫じゃね


5. 佐助 2015年10月11日 10:10:00 : YZ1JBFFO77mpI : 9FVtzFuuek
国家主権を侵害する虞のあるISD条項について何も話題にされていない 食の安全に関わる「遺伝子組み換え食品」を「TPP=農業問題」矮小化して報道している。「ISD条項:外国企業が、他国の国内法により企業の利益を損ねられたとして、他国政府を訴えることが出来る。国家の主権侵害を認める条項。」このことについて何も交渉していない。特に医療・薬の暴騰と国民皆保険が米国と同じシステムになる。どちらにしても日本の大企業の消失劇を我々は確実に体現する。

TPPは現在進行中の世界恐慌が泥沼化させます。「聖域なき関税撤廃やゼロを前提にする限りTPPに参加をすると世界恐慌(信用・金融)から脱出できなくなる。ピンハネ業者が増える,しかもモノづくりは消えサービス業が向上して「日本の商品の世界的優位性」を失います。まず銀行・証券・為替の一時閉鎖を迎えます。そして世界恐慌の渦中に古い経済学は全く通用しない。


6. 2015年10月11日 10:31:09 : b5JdkWvGxs

高橋洋一

反対派の懸念点はほとんど杞憂

 デメリットとして、TPP反対派が懸念していたものは、アメリカの言いなりになってしまうということだった。さすがに自由貿易におけるメリットがデメリットを上回るという定量的な部分は否定できないので、貿易ルールがアメリカ有利になって、日本がデメリットを受けることが強調されていた。

 その代表例として、ISD条項(国家対投資家の紛争処理条項)を考えよう。筆者は、これを重大な問題と考えていない。というのは、これまで日本は25以上の国と投資協定を結んでおり、その中に既にISD条項は入っているが、対日訴訟は一件もない。一方で、世界では同条項による訴訟は400くらいあり、訴えられている国は国内法整備が不備の途上国が多い。ISD条項は投資家や企業が国際投資で相手国に不平等な扱いを受けないようにするためのものだから、日本のような先進国では有利に働く。

 これまでの報道では、ISD条項がTPPの交渉で大きな問題になったということを聞いていない。実際には、投資協定の書き方がどうなるかであるが、従来と同じだろう。であれば、心配する必要はない。

 ISD条項以外にも、懸念点があるだろう。重要なのは、条約の国会承認や国内法の整備での国会審議で、十分に政府から説明を受けることだ。筆者の感覚では、従来からある話なら解決法が既にあるし、たいした話にならないことが多い。新規の話があれば別だが、TPPのような多国間交渉では、まとめるために、すべての国で新規の話を避け、どこかの国で前例のあるものになる傾向がある。もしすべての国で新規の話であれば、これまでの交渉で問題になっているはずだ。

 TPPは多国間交渉であるから、対アメリカという観点では、二国間交渉より有利だ。今回の交渉でも、知的財産権において、最後までアメリカにオーストラリアなどが抵抗して、日本は結果として漁夫の利を得ている。

 むしろ、アメリカは知的財産権保護などで妥協したので、同国議会がTPPを認めるかどうかが心配になるくらいだ。

 なお、このアメリカの事情については、ノーベル賞学者クルーグマンのブログに興味深いことが書いてある。クルーグマンは、知的財産権で米国企業有利にしようとしている点でTPPに消極的だった。ところが、米政府(ホワイトハウス)から、今回の交渉ではかつてと米政府は変わったと説明されたという。米国企業や共和党の怒りを見ると、この点が確認できるとしている。

 アメリカ議会は同国政府から情報を多く得ているので、そこで今回の大筋合意についてアメリカとして譲りすぎという意見が多いのは、日本には朗報かもしれない。ただし、日本の国会もしっかりと政府から情報を得て、条約の国会承認や国内法の整備での国会審議を行わなければいけない。ここが最後の山である。アメリカ議会は議会承認を行わないことも珍しくない。

 いずれにしても、多国間交渉によって、米国の尖った意見が緩和されて少なくなっていくというTPP推進論者の見立てのほうが、これまでのところやや分があるようだ。今後具体的な事項の詳細がわかれば、TPP反対派が懸念していたことはほとんど杞憂ということになるだろう。


7. 2015年10月11日 17:28:54 : Vr48LTH46k
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-922.html

このURLが示すとおり、日本はほとんど輸出できないように、各国が拒否している。

投稿する皆さん、ご検討願います。

日本は、自由貿易など出来ないのでは?


8. 2015年10月11日 23:01:09 : 3Co6vGFqGY
>>4 b5JdkWvGxs
>TPPに入れば牛丼が100円になるから、食費は1日300円で良くなる

だったらまず、あんたがそれを一年間続ければ宜しかろう。
人間離れした特殊なあんたなら、身体を壊す事もないよな。
しかし一般人は、それじゃ身体を壊すのは目に見えている。

>>6 b5JdkWvGxs
>高橋洋一
ぷっ。
 
知らない人は調べてね。どれだけ御用学者かってことを。 
 


9. 2015年10月13日 00:05:27 : qFBZAvwg0G

 TPPを考える前に FTPを調べてみればよい

 カナダ・アメリカ・メキシコとか アメリカ・韓国のFTPで

 カナダ メキシコ 韓国の どの国も FTPで 潰れた国はないし

 むしろ アメリカへの輸出が伸びている
 


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