36. 2015年10月13日 06:27:58
: esmsVHFkrM
多摩散人とはどこまでも見下げ果てた人間だ。自分の「日本の農家は働いていませんよ」との無礼な決め付けや「農業の保護をやめれば、農業はしっかりする」との無知で無責任な観念論や(>>15)、さらに「人間は保護すればするほど怠け者になるというのは普遍的事実です」との日本の農民に対する失礼極まる中傷(>>17)に対して、種まき権兵衛さんが、日本の農業の現実と日本の農村の歴史的なあり方、ひいては日本人(日本人の大部分はみんな農民だったのだ)の生き方について、「恒産」という思想(まさにこれは日本の民衆の伝統的な思想です)をカギに、思慮深くまた穏やかに礼節を踏まえて諭した(>>19、>>26、>>31)のに対して、最初は「俺たち百姓の気持ちだけが純粋で美しく正しいんだ。そう聞こえる」と腐した(>>31)挙句に最後は「親せき付き合いをお願いしたいくらいです。いざという時には助けてもらえるようにね」と自分の損得としてのみ納得している(それで種まき権兵衛さんを「褒めてる」つもりだ)。 「恒産」とは、種まき権兵衛さんご自身やそのご家族や親族(多摩散人はそうなりたいと言う)ばかりでなくその地域社会に生きる全ての人々や生き物、さらには世代を超えて未来の全ての人々と生き物に対する「恒久の宝」であるからこそ「恒産」と呼ばれ、それを正しく理解する精神のあり方を「恒心」ということなどまったくわからない。「恒産」からはは、特権的に種まき権兵衛さんの「親戚」にならなくてもその地域社会に生きる限り常に誰もが恩恵を得ているのであり、それゆえに種まき権兵衛さんのような日本の農民はその「恒産の守り人」だったのだ。それを、例によって多摩散人は、すべて自分の損得でしか理解できないから、「経済合理性」を錦の御旗として自民党=官僚利権政府によって一方的に押し進められる日本の農業という「恒産」と農民という「恒心」の破壊に対す種まき権兵衛さんの魂の叫びと憤りと絶望など決して真面目に受け止めることはない。 これが多摩散人だ。その無知蒙昧の故か、はたまたゆがんだ人間性の作用か、働きもせずニートとなって、世界の現実も人間の真実も物事の道理も理解できずただひたすら「国家」とか「権力」とか「支配層」とか「権威」とかの「自分が偉く感じられる妄想の世界」に遊ぶ危険な右翼となり、傷ついた自分のケチな自尊心(ニートだから)を満足させるために四六時中ネットに張り付いて日本の農民や労働者を誹謗中傷する右翼的言動を行っている。 そんな右翼の多摩散人は、「会員番号4153番」や「真相の道」や「おじゃま一郎」のような他の右翼と同じく当然原発推進だ。「恒心」など理解できず「恒産」など歯牙にもかけない右翼は、当然「今だけ、金だけ、自分だけ」の損得でしかものを考えないから、当然権力に迎合して儲かる原発推進だ。「愛国者」を自称するくせに日本の「恒産」が放射能汚染されて永遠に失われても平気だ。 私はかつて、多摩散人の「原発は危険だが必要だ」との原発推進論について、 「「危険」だが「必要」だと主張するあなたは、当然その「危険」を引き受ける覚悟があって「必要」だと主張しているのでしょうね」 と問い詰めたことがあるが、それに対する多摩散人の答えは、いかに見る通り呆れ果てたものだった。 「その通りです。そういう言論活動をしたために生じた原発の「危険」を、それなりに引き受ける覚悟はあります。例えば私が癌になり、医者から原発事故の放射能が原因だと診断されれば、原発推進論者なのだからと思って、というか、自分の不幸を他人のせいにせず、諦めます。自分の子供や孫やひ孫に奇形児が生まれ、それが原発のせいだと診断されれば、「諦める」というのはぴったりしないが、その事実を受け入れて、以後の努力をするでしょう」。(http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/826.html#c45) 呆れ果てたことに、自分のことばかりだ。 でも他人はどうなるのだ? 原発反対論者はもちろん、積極的に反対しなくても原発に賛成したわけでもない大多数の日本人が「医者から原発事故の放射能が原因だと診断され」たらそれはどうなるのだ? その「子供や孫やひ孫に奇形児が生まれ、それが原発のせいだと診断され」たらどうなるのだ? 多摩散人は「原発推進論者なのだから」「自分の不幸を他人のせいにせず、諦めます」で済むかもしれないが、他の日本人はそうは行かない。みんな多摩散人のような原発賛成論者が引き起こしたことだ。他の大多数の日本人は、原発を支持したわけでもそれに賛成したわけでもないのだから、多摩散人のように「諦める」訳には行かない。諦められない! 当たり前のことだが、「原発の危険」とは多摩散人自身のことだけじゃない。同じ日本人同胞やはたまた事故の規模によっては世界の人々の被爆やそれによる健康被害や死も「原発の危険」だ。健康被害や死が自分自身に及ぶのは多摩散人の「諦め」の問題に過ぎないが、多摩散人の子供や孫も含めた他人が多摩散人の主張のために健康被害や死に見舞われるのは多摩散人の「責任」の問題だ。そのとき多摩散人はどのような覚悟を持ってその他人に対して責任をとると言うのか? だが多摩散人にはそんな他人に対する責任という意識などはなからこれっぽっちもないのだ。他人のことなどまったく考えないのだ。あくまで自分のことばかりで、他人のことなんかどうでもいいのだ。これが多摩散人の言う「原発の「危険」を、それなりに引き受ける覚悟」だ。 なんという唾棄すべき精神だろう。それだからこそ、多摩散人は、原発推進を主張しながらその当然の帰結である保守や事故収束のための現場被曝労働は自分でやる覚悟などなく他人に任せると言って恥じない。戦争法案を支持しているが、自分では兵隊としてアメリカの戦争に派兵されることなどまったく覚悟していない。全て「誰か他人が行くんだ、自分じゃない」だ。だから平気で言える「原発推進」だし「戦争法案賛成」だし「平和憲法反対」だ。 そういうわけで、種まき権兵衛さんの魂の叫びである「恒産と「恒心」も「親せき付き合いをお願いしたいくらいです。いざという時には助けてもらえるようにね」とまったく自分の損得の話となる。そもそも日本の農村や農地や農業を放射能汚染させても歯牙にもかけず(政府や権威ある学者が認めないからデマだそうだ)さらにもっと汚染させる危険をおかそうと原発再稼働を主張する人間に、「恒産」や「恒心」などはなから理解できるはずがないのだ。自分や自分の世代の損得を超えた、それゆえに「恒産」や「恒心」と呼ばれる金に換えられない価値などはなから理解できるわけがないのだ。 だから、多摩散人と議論しようという人間は、悲しいことに、自分がどんな種類の人間を相手にしているのかよく理解しなければならない。自分が備えているのと同じ当然の人間としての良き価値観が多摩散人にもあるなどと想定するのは愚かだ。そんなものは、上に見たように、多摩散人にはまったくないのだ。あるのは、ケチな自尊心と「今だけ、金だけ、自分だけ」の損得だけなのだ。 私は、種まき権兵衛さんのような真面目で正直で誠実な日本人が、その誠意と好意を多摩散人のような類の卑劣な人間に利用され愚弄されるのを見るに堪えない。話せばわかるはずだという誠意や相手を尊重しようとする好意が多摩散人の卑劣で姑息なごまかしとデタラメとに翻弄され、その真意や魂の叫びが多摩散人のケチな損得で測られ評価され(「理解すればするほどうらやましいですね」だしyだ)、それで結局本人は自分が「正論」を言ったと自己満足している、そんな馬鹿馬鹿しい悲劇のような喜劇を正視することができない。だから、これを書いた。 多摩散人とは、ひいては彼が属する右翼とは、そういう愚劣で卑劣な精神だ。日本の退嬰だ。こいつらのような精神が、かつて日本を一度亡国させ(アジア太平洋戦争を引き起こして300万人の日本人、2,000万人のアジア人そ殺したのは日本の右翼ファシズムだ)、いままた日本をあらゆる意味で亡国させようとしている。普通であればまともな人間には相手にされない社会のクズが、自民党=官僚利権政府を支えようと我が物顔をしてしゃしゃり出て、ネットでデタラメを書きなぐりまともな日本人とその主張を誹謗中傷している。 呆れ果てるばかりだ。日本はいつまでこういう手合いに呪われ続けなければならないのか? いい加減にしろ、恥を知れ、右翼、多摩散人。ここ阿修羅でこれ以上真面目で誠実な日本人を愚弄することは許さんぞ。ちゃんとその言論責任は取らせてやるぞ。 さあ、とっとと福島へ行け、多摩散人! |