http://www.asyura2.com/15/senkyo194/msg/469.html
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※ 参照投稿
「財務省は消費税増税崇拝者でもなければ財政再建至上主義者でもない:安倍政権は所得再分配強化のリベラルな所得税改革に動く」
http://www.asyura2.com/15/senkyo194/msg/465.html
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TPP輸入関税、農水産品の半数撤廃 オレンジは8年目[日経新聞]
2015/10/9 2:03
農林水産省は8日、環太平洋経済連携協定(TPP)の大筋合意を受け、幅広い農林水産品の関税をTPP発効後に撤廃すると発表した。輸入関税をかけている834品目のうち、約半数が対象になる。関税がなくなる農水産品には、オレンジ、トマトソース、銀ザケや牛タンなどなじみ深い食品も多い。価格が下がる食品が増え消費者に恩恵が及びそうだ。
日本はTPP交渉で、コメや小麦などの「重要5品目」の関税を守り通したが、それ以外では多くの品目で関税撤廃に応じた。国内農家は輸入品との競争にさらされる可能性がある。
価格面で影響が大きそうなのがオレンジ。輸入オレンジはミカン類の国内消費量の約1割を占める。このうち9割がTPP参加国の米国とオーストラリア産。今回の大筋合意で4〜11月は6年目に関税を撤廃。ミカンが最も出回る12〜3月に限り、7年間は緊急輸入制限措置(セーフガード)を設け、8年目に撤廃する。
都内のスーパーでは豪州産のネーブルオレンジが1個60円前後で並んでいる。輸入コストが小売価格のほぼ半分を占めるとすれば、関税の撤廃で4〜7円安くなる計算だ。国産ミカンはMサイズが1個あたり50円前後。その差は一段と縮まる。
トマト加工品ではケチャップやソースにかかっている関税が6〜11年目にゼロになる。たとえば460グラム入りの輸入ケチャップが230円前後で並んでいるが撤廃後は20円前後安くなりそうだ。
畜産物関連では、牛タンや牛内臓(ハラミなど)は現在12.8%の関税がかかっているが、発効時に半減させ、牛タンは11年目に撤廃する。
主な水産品はTPP発効から16年目までに撤廃される見通しだ。とりわけ食卓に並ぶ機会が多いのは現在、3.5%の関税がかかっている銀ザケだ。銀ザケの14年の輸入量は約7万8千トン。このうち参加国のチリ産が9割超を占める。都内のスーパーの価格は1切れ(80グラム)100円前後。特売の対象になりやすくなる可能性がある。
輸入食品を仕入れるスーパーなどには関税撤廃への期待感が広がっている。価格が安い精肉などが流通するようになれば「消費者が買いやすくなるという点で歓迎」(大手スーパー幹部)「具体的な調達先の検討など、制度をどう生かしていくかが今後の課題」(外食大手)との声も上がっている。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS08H6I_Y5A001C1MM8000/?dg=1
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