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シールズ奥田君も標的 お手軽に“殺害予告”する困ったちゃんたち〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151007-00000001-sasahi-soci
週刊朝日 2015年10月16日号
インターネットなどを使った“殺害予告”が、後をたたない。
「メッタ刺しにして殺します」――。9月19日にタレントのアグネス・チャンさんの公式ツイッターにそう書き込まれた。「アグネス御殿は血まみれになります」と書いたのは、東京都昭島市に住む中学3年生の男子生徒だった。
24日には、安保法反対の学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー、奥田愛基(あき)さん(23)宛てに「奥田愛基とその家族を殺害する」という趣旨の書面が入った封書が届いた。在学する明治学院大学ではなく、明治大学に間違って送られた。
愛基さんの父親・知志(ともし)さん(52)は憤慨する。
「単に『殺す』って宣言してるだけの手紙なんです。手書きで墨みたいなもので書かれていました。理由もなく異論を認めない手紙は、時代を象徴している」
少し目立てば、“私刑”宣告が頻発するいびつな社会になってしまったのか。ネット問題に詳しい紀藤正樹弁護士は、その背景について、2008年に東京・秋葉原で起こった無差別殺傷事件の影響を指摘する。
犯行はネット掲示板で事前予告された。その後数年は警察の摘発が相次いだが、「報道が少なくなり、国民の関心も薄れて、犯罪性を重くとらえなくなった」(紀藤氏)
また、ネット黎明期(れいめいき)のパソコン通信の時代はユーザーが限られ、互いに学び合いがあったというが、SNSが多岐にわたると、ネットの作法を学ぶ機会もなくなったと分析する。
殺害予告をするのは、一体どんな人たちか。ネットニュース編集者の中川淳一郎氏はこう語る。
「本人は大抵いいことをやったと思っているんです。“悪の象徴”に対しては脅しをかけてもいいと思い込んでいる。罪を犯して逮捕されるってことがわかってないんでしょうね」
その多くがネットの記事やデマ情報を真に受ける困ったちゃんたち。感情の赴くままにパソコンやスマホに向かうのだろうか。
「教育をしたらどうかと優しいこと言ってもしょうがないですよ。バカはバカのまんま。どんなに考えても、ルールを越えてしまうどうしようもない連中ってのがいるんです」(中川氏)
彼らが画面の外の現実に向きあう日は来るのだろうか。
(本誌・鳴澤 大、永野原梨香、牧野めぐみ、西岡千史、林 壮一、松岡かすみ、秦 正理/今西憲之)
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