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戦争法に反対する動きが継続しており、多少の希望は持っている。しかし、野党、特に民主党、の状況を見ると日本の政治に働きかけるだけでは立憲主義の回復、廃案などにはならないだろう。
戦争法案の採決時の様子を見ても、中途半端なfilibusterや牛歩戦術の不採用など反対は表面上のものでしかなかった。小沢一郎は以下のようなことを言っていた。
「もちろんまだ、総理や大臣、議長、特別委員長など、参院に5つも6つもの問責決議案を出して裁決させないように粘ることはできる。参院の本会議を来週金曜まで延ばせれば、連休に入る。連休になれば、反対している国民がドッと国会周辺に集まるだろう。27日の会期末が迫り、官邸は追い込まれる。」
詰まるところ。反対運動が盛り上がって収拾がつかなくなる可能性があるシルバーウィーク前に決着をつけることを自民と合意した上での「プロレス」であった思わざるを得ない。民主党もご主人様には逆らえず反対の演技をさせていただき選挙で全滅しないようお情けをいただいたということであろう。
このような状況に鑑みると、安部反対、野党頑張れと行ったところで全く無駄である。日本の政治状況は、アメリカというお釈迦様の手の上でお猿が「政争演舞」をしているようなものである。中国もロシアももう日本など植民地と認識して日本政府など相手にしていない。
日本国民として注力すべきは、反植民地運動である。過去の半植民地運動を参考にして植民地からの脱出を目指すしかない。植民地状態こそ諸悪の根源である。自民党も民主党も官僚、マズゴミも全て我が身かわいさのために植民地統治に手を貸している。
アメリカ大使館へのデモが最も効果的な反対運動だが、官邸に押し寄せる人たちも宗主国の総督府になぜか押し寄せない。表に出ず、傀儡を使っていることの見事な成果というしかない。
しかし、何もしなければ、植民地のままである。自国の都合によって植民地は戦力は持つなと言ってみたり、やっぱり持って宗主国様の戦争を手伝えといってみたり、宗主国製品をもっと買うよう制度を変更しろと言ってみたり、されたい放題である。以前は、代償として多少の経済的繁栄を引き替えにもらっていたが、ご主人様の凋落と嫉妬の中でそのようなおこぼれも許されなくなり、毟られ放題の惨状である。端的に言えば今のように半分気が狂ったご主人様に仕えて振り回されるのは、日本にとってbad dealなのである。
植民地の支配層として優遇されている売国奴はともかく、一般人は何とかして、アメリカ植民地としての地位には不満足であるとの意思表示をする必要がある。とりあえず、今すぐでもできることは、反植民地運動で一定の効果を上げてきた宗主国製品のボイコットであろう。内政干渉にはこりごりと言うことで、アメリカ製品の不買運動広げるべきである。
ホルモン一杯のアメリカ産の牛肉は止め、国産かオージービーフにする。スタバの馬鹿高いコーヒーは避ける。不健康なマックには近寄らない。Amazonでなく楽天で買い物をする。アメリカ系の航空会社は使わない。アメリカ製軽薄エンターテイメントなどなくても生活に困らない。いろいろできることはある。もちろん完全にアメリカ・フリーはできないが、一般人としてできる限りアメリカ製品をボイコットすべきである。
また、アメリカ国民に今のような植民地状態に満足していないことを示すため、米議会有力議員へのロビー活動及びNY Times 等への意見広告も必要であろう。沖縄の翁長知事の日本政府を相手にせずの作戦はある程度の効果を上げているようである。
地政学的には、日本はアメリカ、中国、ロシアともう少しうまく渡り合える位置にあるはずである。とにかく国際緊張をあおって戦争を継続的に遂行することを国家戦略としているようなご主人様に羽交い締めにされ、フルボッコにされている現状から抜け出したいとの国民としての意思表示が必要である。
(なお、返ってこれが安倍政権を助けるという側面があるが、傀儡政権は自発的には何もできないことの裏返しであり、立憲主義を回復し、戦争法を廃案にするにはこうするしかないだろう。)
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