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安保審議、テレビはどう報じたか 「バランスに配慮」強調も一部、批判に終始 アンカーが廃案呼びかけ[産経ニュース]
http://www.asyura2.com/15/senkyo194/msg/236.html
投稿者 ニュース侍 日時 2015 年 10 月 03 日 19:05:41: MidD7QyBIEdXI
 

安保審議、テレビはどう報じたか 「バランスに配慮」強調も一部、批判に終始 アンカーが廃案呼びかけ
http://www.sankei.com/politics/news/151003/plt1510030011-n1.html

 安全保障関連法が9月19日、参院本会議で可決、成立した。テレビ各局は成立までの連日、与野党の激しい国会攻防や法案の論点を報じたが、一部の番組は法案批判に大半の時間を費やし、反対を色濃くにじませた。テレビ局は一連の審議をどう伝えたのか。(三品貴志)

 「公平、公正のバランス感覚を大事にしてきた。世論も分かれたので、レギュラーコメンテーターのほかに多様なゲストを呼び、いろいろな意見を多角的に紹介してきた」。テレビ朝日の吉田慎一社長は9月29日の記者会見で、安保報道について、そう強調した。

 16日の「報道ステーション」にはレギュラーの北海道大の中島岳志准教授に加え、ゲストとして日本総合研究所の寺島実郎理事長が出演した。しかし、中島氏は「私たちは今、大きな崩壊に出合っている」、寺島氏は「国民から支持を得られていない」などと述べ、ともに与党の対応を疑問視。同日の番組では反対集会の様子も詳しく報じられたが、賛成派の意見はほとんど紹介されなかった。

 法案が参院平和安全法制特別委員会で採決された17日の放送では、古舘(ふるたち)伊知郎キャスターが「私はやっぱり強行採決だと思う」と主張。番組がこの週、有識者や「街の声」など複数の賛成意見を紹介したのは、法案成立直前の18日夜になってからだった。

 TBS系「NEWS23」も法案批判に注力した報道が目立った。15日の放送では唯一のゲスト、早稲田大の長谷部恭男教授が「違憲性は立証された」と訴え、アンカーを務める岸井成格(しげただ)氏も「戦後の平和主義、民主主義が危機にひんしている」と主張。16日には河野洋平元衆院議長が「民主主義国家として恥ずかしい」と、与党批判を繰り広げたインタビューも放送し、岸井氏が「廃案」を呼びかけた。

 同じTBS系「サンデーモーニング」の6、13日の放送では、コメンテーター全員が法案批判に終始。13日には、政治学者の姜尚中(カン・サンジュン)氏が反対派の抗議活動に関し、「近代の歴史には暴君征伐論があり、君主がひどいことをするときはひっくり返していいと。それが憲法の中にもある種の抵抗権としてある」と、持論を展開した。

 TBSの武田信二社長は30日の会見で「『一方に偏っていた』という指摘があることも知っているが、公平・公正に報道していると思っている」と述べた。

  ■  ■ 

 一方、各局は国会前を中心とした抗議活動をこぞって取り上げたが、その扱いには温度差もあった。反対集会参加者の声だけを伝える番組が目立った一方、安保関連デモを特集した11日のNHK「ニュース シブ5時」では、反対、賛成派双方の活動と意見をほぼ同じ時間を割いて伝えた。

 また、9日のフジテレビ系「みんなのニュース」では、反対運動をしてきた学生団体「SEALDs(シールズ)」中心メンバー、奥田愛基(あき)氏がスタジオ出演。奥田氏が「安倍(晋三)首相の『やりたい』という気持ちのために、国民全員がなぜ付き合わなければならないのか」と主張すると、時事通信解説委員の田崎史郎氏が「それは(国民が)選挙で選んだから」と反論する場面もあった。

 テレビ東京の高橋雄一社長は今月1日の会見で、自社の報道について「抑制が利いていた」と振り返り、「報道は1回の放送だけでなく、トータルで判断してもらうもの。だが、誰もがいつも同じ番組を見ているわけではない。内容が一方に振れ過ぎないように1つの番組で完結させる努力が大切だ」と述べた。

[産経ニュース 2015/10/3]  

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コメント
 
1. 2015年10月03日 19:15:43 : LY52bYZiZQ
2015年10月3日(土)
安倍政権ノー 2万人

東京日比谷 戦争法廃止 行動続ける

 国民の声を踏みにじって戦争法を強行した戦後最悪の安倍政権を退陣に追い込もうと、2日、「安倍政権NO!☆大行進」が東京都内で取り組まれました。千代田区の日比谷野外音楽堂で集会を開き、約2万人(主催者発表)の参加者が銀座方面へ大規模なデモ行進をし、「憲法守れ」「戦争法は廃止せよ」などとコールしました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-03/2015100301_01_1.jpg
(写真)壇上の発言に拍手をおくる集会参加者=2日、東京・日比谷野外音楽堂
 この日の行動は、首都圏反原発連合(反原連)、原発をなくす全国連絡会、NPO法人アジア太平洋資料センターなどでつくる実行委員会が主催したもの。今回で3回目です。

 満席となった野音集会では、「安倍政権NO!」と書かれた大きな垂れ幕が目を引きます。上智大学教授の中野晃一さん、沖縄統一連代表幹事の中村司さん、精神科医の香山リカさんが登壇。SEALDs(シールズ)(自由と民主主義のための学生緊急行動)のスピーチや、自由の森学園の合唱に大きな拍手が起こりました。

 主催者あいさつした反原連のミサオ・レッドウルフさんは「戦争法は強行されたが、誰も落胆していない。安倍政権ノーの声をさらに大きくする契機にし、安倍政権を打倒するため、がんばりましょう」と呼びかけました。

 戦争法、原発、憲法、沖縄米軍新基地建設、秘密保護法、環太平洋連携協定(TPP)、消費税増税、社会保障、労働法制、農協解体、ヘイトスピーチ(差別扇動行為)、教育の各分野から12人が発言。「地震国で火山国の日本に原発はいらない」「戦争法廃止の政府をみんなでつくろう」「沖縄に基地はいらない。安倍政権は沖縄の声を聞け」などと訴えました。

 「何よりも戦争法が許せない」と話す東京都新宿区の大学1年生(19)は、今年からデモに参加するようになったといいます。「野党共闘は必ず実らせたい。戦争法を廃止させるために、行動し続けます」

 埼玉県に住む女性(27)は仕事帰りに参加しました。「安倍政権は、なぜ国民の声を無視するのか。声をあげるのは苦手だけど、何もしないのはもう嫌です」と話します。

 東京都渋谷区の自営業の女性(39)は「原発や農業問題にしても、安倍政権では日本の未来に責任をもてません。将来の子どもたちのためにも、声をあげ続けます」。

 集会とデモ行進には、日本共産党の池内さおり、藤野保史両衆院議員、田村智子参院議員が参加しました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-03/2015100301_01_1.html

2015年10月3日(土)
立憲主義の回復は急務

戦争法がもたらした日本の非常事態とは

違憲立法強行 「法の支配」覆す

ナチスばり独裁政治に逆戻り

 日本共産党の志位和夫委員長が発表した「『戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府』の実現をよびかけます」の提案に、大きな反響が広がっています。安倍政権による戦争法の強行で、政治の土台である立憲主義が破壊されるという状況が深刻に受け止められているからです。いま日本の政治を覆う非常事態とは何か、あらためて考えます。 (中祖寅一)

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-03/2015100303_01_1.jpg
(写真)(左)混乱のなか戦争法案の強行採決をする参院安保法制特別委員会(9月17日)と(右)国会前集会であいさつする志位和夫委員長(同24日)
次元の違う根本問題

 立憲主義とは、たとえ国会で多数をもっている政権党であっても、憲法という枠は絶対守らないといけないという考え方です。日本共産党の志位和夫委員長は1日の記者会見でこう指摘したうえで、「権力が憲法を守らなくなったら、その国は無法国家になり、独裁政治への道を開くことになるわけです。この立憲主義を壊す暴走を許したら、国民のみなさんが安心して生活できる基盤がなくなるわけです」と強調しました。

 インターネット番組「とことん共産党」(9月28日放送)で志位氏と対談した憲法学者の小林節・慶応大学名誉教授も、「憲法を無視する以上、独裁政治が始まったわけです。この独裁政治をつぶして立憲主義を立て直し、平和主義と民主的な議会制度を回復する。これが全てに優先します。それは、政策の論争以前の前提です」と述べました。

 立憲主義を回復するという課題は、あれこれの政策的課題とは次元を異にする、民主国家の根本問題だという指摘です。

法治でなく独裁国家に

 では、どのように立憲主義が壊されたのか。

 なにより、安倍内閣は、歴代政府が60年間にわたり「憲法9条のもとでは、集団的自衛権の行使は許されない」「海外での武力行使は許されない」としてきた憲法解釈を、一片の「閣議決定」(昨年7月1日)で百八十度転換し、「行使できる」ことにしてしまったことです。

 憲法に違反しているかどうかを助言するはずの内閣法制局は「閣議決定」の前日1日だけの審査で「意見なし」と回答。しかもその検討過程について、公文書として全く残していないことも明らかになりました。「政権の追認機関になりさがった」との批判が出ているのは当然です。

 「閣議決定」を法案化した戦争法案に対しては、歴代の内閣法制局長官、元最高裁長官や判事、9割を超す憲法学者らが法曹界あげて「憲法違反」と宣告しました。「違憲か、合憲か」では、はっきり勝負がついていました。その違憲立法を強行することは、「法の支配」を根底から覆すものです。

 国会審議では、衆参あわせて220回以上審議が中断するなど、政府は答弁不能に陥りました。そのうえ、参院の最終段階では、野党の徹底審議の要求を無視して総括質疑を一方的に打ち切り、強行採決に突き進みました。与党は「採決」と称していますが、議事録には「聴取不能」とあるだけです。

 審議打ち切りによって、野党議員の質問権、表決権を奪いました。そのうえ、地方公聴会の報告もなされず、議事録に残らない事態に。国民の声を無視する安倍自公政権の姿勢を象徴する暴挙でした。

 「戦争法は内容的にも違憲だし、手続き的に違憲だし、これを許したら立憲主義は壊れてしまう、われわれの国家がわれわれの国家でなく独裁国家になってしまう」(小林氏)のです。

 これを打開する「国民連合政府」には、国民的大義があります。

一刻も放置できない

 立憲主義が第2次大戦後の世界で特別に重視されるに至ったのは、第1次大戦後、ドイツで制定された「最も民主的」といわれたワイマール憲法(1919年)のもとでナチスドイツが台頭し、民主主義と人権と平和を破壊したという歴史的体験を踏まえたものです。ヒトラーは、ナチスに全権委任を許す「授権法」(1933年)を制定し、憲法と人権を破壊しました。戦後の立憲民主主義は、多数決によって「侵害」できない自由や平和の価値を重視したのです。

 さらに日本国憲法は、日本軍国主義による未曾有の惨害をふまえ、その前文で、人権尊重や民主主義とならんで「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し」、「この憲法を確定する」と宣言しました。

 米国の戦争への協力という政権の判断に合わせて「憲法の解釈」を変え、「議会の多数」で法律を強行し、実質的に憲法の平和主義を破壊する―。その手法は、歴史の教訓と憲法理念を乱暴に踏みにじり、まさにナチスばりの政治へ逆戻りするものです。

 しかも、安倍政権による立憲主義破壊の暴走は「一刻も放置できない」(志位委員長)事態です。

 安倍政権は、戦争法の施行をまって、紛争状態が続く南スーダンでの自衛隊のPKO(平和維持活動)で、新設された「駆けつけ警護」などの軍事活動を開始するとともに、武器使用権限の拡大へ準備を進めています。もともと道路などの「施設建設」の任務で派遣されているにもかかわらず、各地で勃発する衝突に「駆けつけ警護」すれば、ただちに紛争の一方当事者となって「殺し殺される」状況に陥ることは明白です。

 さらに来年度予算で5兆円を突破するとみられる軍事費が今後さらに膨張し、社会保障費など国民生活を圧迫することは必然です。戦争法に先行して強行した秘密保護法によって、言論・報道の自由への規制が強化、拡大されていく危険もあります。

 志位委員長は「立憲主義を取り戻す課題は一刻の猶予もならない緊急、重大な課題となっています。安倍政権を倒し、国民連合政府を実現するために、あらゆる知恵と力を尽くしていきたい」(1日)と決意を表明しています。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-03/2015100303_01_1.html?_tptb=032


2. 2015年10月03日 19:22:35 : LY52bYZiZQ
日比谷公会堂で浅沼社会党委員長追悼集会

http://www5.sdp.or.jp/topics/files/2015/10/5.jpg
(写真)集会当日に特別公開された浅沼稲次郎委員長の記念碑

浅沼委員長の「遭難レリーフ」
今だからこそ公開する意味が

60年安保闘争の熱気冷めやらぬ同年10月12日、浅沼稲次郎社会党委員長が右翼テロに斃(たお)れてから55年。1日、暗殺の舞台となった東京・日比谷公会堂で「浅沼稲次郎さんを追悼し未来を語る集会」が開かれ、約800人が参加した。主催は24人の呼びかけ人でつくる同集会実行委員会。

http://www5.sdp.or.jp/topics/files/2015/10/6.jpg
「選挙の際は国民に評判の悪いものは全部捨てておいて、選挙で多数を占むると…」(以下、語られることのなかった原稿「どんな無茶なことでも国会の多数にものを言わせて押し通すというのでは、一体何のために選挙をやり、何のために国会があるのか、分かりません」に続く)。戦争法案が強行成立させられた今日の状況は、この最後の浅沼委員長演説の言うとおりだということに、参加者はあらためて思いをはせた。

「封印された浅沼遭難記念レリーフ」問題を提起してきた呼びかけ人の内田雅敏弁護士は「2015年の夏の運動が語り継がれるように、60年安保闘争、そして言論に対するテロがなされたこともしっかりと記憶され継承されなければならない」と述べ、レリーフ公開を求める意義を訴えた。

(社会新報2015年10月7日号)

http://www5.sdp.or.jp/


3. 2015年10月03日 20:28:40 : F47r64Ca9k
社によって数字に違いはあれど、だいたい国民の多くが反対している法案に
バランスもクソもないだろ

自分ところがどのように伝えたかちゃんと検証しろよ


4. 2015年10月03日 20:33:39 : v1gbxz7HNs
ジャーナリズムは権力に対しては批判だけが許される。
もし権力が本当に正しければ、その権力を以てしていかなる批判にも耐え、覆すことが可能だからだ。

5. 2015年10月03日 20:46:18 : F47r64Ca9k
「バランスに配慮」じゃなくて「自民に配慮」だよな

6. 2015年10月03日 22:26:26 : YxpFguEt7k
やっぱり一番ヒドかったのは、エロヒゲの「おっぱい付近グリグリ罪」だな。

7. 2015年10月04日 03:15:18 : gWEUh0YrMY
産経はずっと一貫して安部政権支持で報道していた。カス新聞。
産経ニュースなど聞く価値はなかった。

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