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小沢代表、野党に号令 政権交代へ「オリーブの木」
http://www.nikkansports.com/general/news/1547552.html
2015年10月3日8時54分 日刊スポーツ
生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎共同代表は2日、「政権交代こそ野党連携の最大の目的」とした談話を発表し、来年の参院選で、野党各党が緩やかな選挙協力で結集する「オリーブの木」で戦うべきと主張した。統一名簿の導入が必要と強調、「『オレがオレが』では大事を成就できない」とも説いた。「剛腕」時代から水面下の駆け引きが得意だった小沢氏は最近、表舞台にいない。往年の得意技で、土俵際の野党を束ねられるのか。
「小沢談話」は、安全保障関連法の成立や通常国会閉会を受けた節目の談話。ただ唐突感があり、発表意図をめぐり臆測が飛んだ。
小沢氏は、野党各党が統一名簿という「オリーブの木」の手法で、来年の参院選を戦うよう提案。「各党が解党して1つの党をつくる」のが最善の策としながら「現実的にそこまでいかない」ためという。野党によっては合流や解党への警戒感が強いこともあり、「選挙時の届け出政党を既存の政党とは別につくり、そこに各党の候補者が個人として参加」「所属政党を離党することも、既存の政党を解党する必要もない」と説明。「(これなら)1人区はほぼすべて勝利し、比例区と合わせてかなりの議席を取ることができるはず」と豪語した。
野党結集の肝を「各議員の『自分を捨てる』『自分を殺す』という利他の精神。オレがオレがと主張していては大事を成就できない」と指摘した。小沢氏はかねて野党結集を訴えてきたが、国政選挙のたびに野党が同じ選挙区で競合して共倒れし、与党候補が勝つ現実に苦言を呈してきた。
ここにきて安保関連法反対を通じ、野党は連携強化に動き始めたが、そのきっかけを生んだのが、共産党の志位和夫委員長が野党連立による暫定政権「国民連合政府」構想をぶち上げ、党の独自路線から「転換」したことだ。民主党の岡田克也代表は「連立はあり得ない」とするが、小沢氏は先月末の会談で「決断を高く評価する」と述べ、歩調を合わせる構えだ。
ただ、この案は水面下で小沢氏が志位氏に働きかけたとの見方がある。野党関係者も「党首間の連携意識は日々、深まっている。束ね役は小沢氏」と話す。
「剛腕」と呼ばれた黄金時代、小沢氏は水面下の駆け引きを得意とし、「小沢氏が潜れば何か起きる」と言われた。小沢氏は最近、公の場に出ていない。談話では「政権獲得を目指さない政党の離合集散は、単なる子どもの遊びになってしまう」とも指摘した。参院選まで9カ月。「安倍1強」の岩盤を前に、「壊し屋」小沢氏がチャンスを模索しているのは間違いない。【中山知子】
◆オリーブの木 96年、イタリアの総選挙で中道左派の中小政党が結集し、戦った選挙連合体。複数の政党が統一の首相候補や公約を掲げて、全選挙区で選挙協力をした結果、ベルルスコーニ氏の右派勢力に勝利した。経済学者プローディが提唱。「ともにイタリアのために」というスローガンを掲げて平和の象徴とされる「オリーブの木」が運動のタイトルになった。
野党連携をめぐる各党の関係
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