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田中泰臣・NHK政治部記者の偏向した「可決」速報 | 醍醐聰のブログ
http://www.asyura2.com/15/senkyo194/msg/215.html
投稿者 pochi 日時 2015 年 10 月 03 日 09:32:36: gS5.4Dk4S0rxA
 

醍醐聰のブログ
田中泰臣・NHK政治部記者の偏向した「可決」速報
http://sdaigo.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/nhk-ce73.html
2015年10月2日

記事に寄せられたコメントへの返信を兼ねて
 ここ数編、参院特別委での安保法案の「採決」なるものはなかったと訴える記事を書いたところ、多くの皆さまからコメントをいただいた。その都度、返信のコメントをできず、申し訳ない気持ちだった。そこで、この記事では、K.Kさんからいただいたコメントを紹介し、返信に代えたいと思う。

K.Kさんのコメント(9月30日)
 「9月17日は参院特別委の様子をNHKの実況中継で見ておりましたが、田中泰臣・政治部記者の解説は採決が行われたという既成事実を作り上げる意図が『透けて見える』どころか『それ以外の何物でもない』発言の連続で、与党の暴走と共に中立な報道ができなくなっている公共放送に対して恐怖を感じました。
 あのでき事『採決』とされてうやむやになればエスカレートする政権に対しておとなしく従ったことに等しく、『これについては目下、対応を検討中である』との力強いお言葉に賛同させて頂きます。」


 9月17日の実況中継の中で田中泰臣記者が語った発言の重大性はKさんも指摘されるとおりで、私も一つ前の記事で書き留めた。
 田中記者は何度か、「採決が行われているようです」とか、「可決された模様です」と発言したが、その日の23時半からのNHK NEWS WEBに出演した田中記者は、松本正代アナウンサーやネットナビゲーターのドミニク・チェンさんと興味深いやりとりをしている。
 http://newskeimatomedouga.blog.fc2.com/blog-entry-39422.html
 (07分12秒あたりから)

「私自身も何が行われているのかわからない状況でした」
 (画面に映し出された視聴者からのツイート)
「今回の採決、議事録は取れているのでしょうか? 委員長、何を言っているのか全くわかりませんでしたが。」
「採決の映像は子供たちに見せられないと思ったのは私だけですか?」

 (チェンさん)「(上記のツイートを読み上げた上で)あの場面の混乱の中でどういうことが行われたのか、どういうことが判断されたのか、改めて聞かせていただけるでしょうか?」

 (田中記者)「私も採決の瞬間に生放送で解説をしていたんですが、私自身も今、何が行われているのかということが正直言ってわからない状況でした。・・・・」

 やっぱりそうだったのか、と納得している場合ではない。今、何が行われているのか、自分でもわからない状況で、何について、「採決が行われている可能性が高い」とか、「可決された模様です」などと、どうして言えたのか? しかも、事は、各方面から違憲の疑いが強いと指摘された法案の帰趨にかかわる場面だったのである。

 結局、田中記者は、実況中継の中で2度、繰り返したように、与党理事あるいは委員への事前の取材で、委員長不信任動議が否決され、鴻池氏が委員長席に戻るや、直ちに与党委員(実際は山本一太委員だった)から質疑打ち切り動議が出され、それが可決されるとすぐに法案の採決に入るという進行シナリオを知っていたことから、委員長の姿が見えなくても、委員長の議事進行、表決宣告の声が聞こえなくても、事前のシナリオにそって議事が進んでいるものとみなして、「採決が行われている可能性が高い」などと奇妙な発言をしたものと思われる。

与党の筋書きをなぞる解説
 しかし、参議院規則などどこ吹く風かのように、実況放送のさなかに、議事の模様を把握できないにもかかわらず、与党の進行シナリオに頼って、憶測で法案の「採決」「可決」を予断して発言することは、「NHKのニュースや番組は正確でなければならない。正確であるためには事実を正しく把握することが欠かせない」と定めた「NHK放送ガイドライン2015」に明確に反している

 さらに、田中記者が、拙速な「採決」「可決」の速報を実況放送のさなかに発信したことは、委員会閉会の直後から、「採決」の存否をめぐって与野党が真っ向から対立した問題について、参議院規則を蹂躙する形で行われた架空の「採決」なるものを、あたかも実在したかのように正当化し、既成事実化する役割を果たしたと言って差し支えない。これは「放送は政治的に公平でなければならない」と定めた「放送法」第4条第2項にも反する重大な過ちである。
 

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コメント
 
1. 2015年10月03日 11:33:00 : 3ZWPUMEAvM
筆者の書いたとおりだよ

>「与党の進行シナリオに頼って
  憶測で法案の「採決」「可決」を
  予断して発言」田中泰臣・NHK政治部記者の中継発言

 −国民が見ていた「放送法」第4条第2項にも反する重大な過ち
  


2. 2015年10月03日 13:03:37 : JvkPPgdb4Y
委員会室の扉から廊下を記者やメディアがびっしり詰めかけていた。にもかかわらず、ヒゲ佐藤が他社を振り切り、NHKのインタビューへまっしぐら。つまり、NHKだけが与党の作戦を知っていた。というより、参加していたのである。

3. 2015年10月03日 20:52:09 : jHe5IzIfnI
NHKは小沢氏⇔菅の民主党代表選挙生中継の時にもやった。中継中記者が鹿野派が菅氏の支持に回った様ですというと、同時に中継カメラが鹿野議員が上着を脱ぐ映像が出る、合図かのようなNHK記者の発言の流れ、また、裏では議員間に検察審査会が本日小沢氏起訴相当議決した(架空議決と言われている)の伝言を流されたろう、結果200対206で小沢氏はやぶれた。

4. 2015年10月04日 06:25:16 : eyIpC7IiRo
> した問題について、参議院規則を蹂躙する形で行われた架空の「採決」なるものを、あたかも実在したかのように正当化し、既成事実化する役割を果たしたと言って差し支えない。これは「放送は政治的に公平でなければならない」と定めた「放送法」第4条第2項にも反する重大な過ちである。

>>3 にも、指摘されているように、放送法違反を繰り返すNHKに、どうして受信料を支払わなければならないのか。


5. 2015年10月04日 10:46:08 : yBfX24HiWA
NHKを糾弾するのは自由としても、参院本会議で採決しちゃった後では迫力に欠けるだろう。


6. 2015年10月04日 10:50:41 : WzFlUn53lM
↑のコメント全部に同意、中継を見ていた国民の殆どが同じ思いをしたと思う。田中と言う記者は明らかに与党側に沿った意見をしていた。一瞬、自分の耳を疑った、もう公共放送とは程遠い。受信料を払う何て馬鹿らしい。

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