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TPPに参加すべきではない。(日々雑感)
http://www.asyura2.com/15/senkyo194/msg/103.html
投稿者 笑坊 日時 2015 年 10 月 01 日 07:22:33: EaaOcpw/cGfrA
 

http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-5147.html
2015/10/01 06:23

 自由貿易といえども節度ある国家間の取引が前提だ。それぞれの国にはそれぞれの地理的制約や歴史的制約があり、それぞれの国の国内的な事情がある。それらをすべて無視して世界的に同列に並べて競争させるのはフェアーとはいえない。何らかのハンディを設定するのは当然のことではないだろうか。

 安倍氏は国連総会などで「60年ぶりの農協改革を果たした」と胸を張ったが、全農を解体することがすなわち単協を強めることになるのだろうか。全農が単協に過大な負担金を課していたのなら、それを正す程度で良かったのではないだろうか。農協が全国組織を持つことが誰にとって不都合だというのだろうか。

 米国にも全農とは異なるが全国の穀物生産農家を支配する穀物メジャーは存在している。精肉生産農家を束ねる全国組織もある。そうした政府に対する圧力団体が存在してTPP交渉を裏から操っているのは周知の事実だ。全農が全国単協の立場に立ってTPP参加に反対したとして、何が不都合だというのだろうか。

 しかし安倍氏はTPP参加に対する抵抗勢力とみなして全農を潰してしまった。それが自由経済を標榜する日本政府のやることだろうか。確かに単協もかつての戸別農家組織力を持っていない。農協離れは進んでいる。だがそのことと全農解体とは別の問題ではないだろうか。

 医療保険も米国保険会社の餌食になるのではないかと危惧する。既に混合医療容認により「皆保険制度」の一角が崩れている。なぜ混合医療よりも迅速な医薬品認可を厚労省に厳命しなかったのだろうか。それを国内医薬品業界への配慮ととられても仕方ないだろう。しかしそのことにより日本の医薬品業界はかえって黒船が国内に直接乗り込む道を開いたことを認識べきだ。

 次に標的とされる業界は建設業界ではないだろうか。公共事業の民間事業単価よりも遙かに高額な、甘い蜜のような業界を米国の建設業界が指を咥えて眺めているとは決して思えない。新国立で明らかになったように、あの程度の競技場建設で2500億円もふんだくれるとは驚きで、米国の建設業界は目を剥いているのではないだろうか。しかも日本国内に受注できる能力のある企業が五社しかないという実態もバレてしまった。

 甘利氏は今回の各国協議を最終会議にして妥結したいと意気込んでいるが、いつの間に農産品関係は妥結に到ったのだろうか。その交渉結果を我々は知らされていない。いやそもそもTPPはすべての協議が妥結するまで、途中経過は発表しないとされている。そうした国際的な協議が許されるのだろうか。

 そうした話し合いは大国有利な協議が展開されるのは火を見るよりも明らかで、隷米国家・日本は米国の言いなりになるのは誰の目にもはっきりとしている。そこまでして、日本は米国の下僕に成り下がらなければならないのだろうか。軍事力だけでなく、食糧品や医療や保健までもすべて米国に支配され、搾り取られるTPPに参加するのに血眼になっている安倍自公政権とは一体どこの国の政府なのだろうか。TPP参加は米国の格差社社会、弱肉強食社会の日本への輸入に他ならない。断じて参加すべきではない。

 

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コメント
 
1. 2015年10月01日 08:40:15 : LY52bYZiZQ
Business | 2015年 10月 1日 04:15 JST 関連トピックス: トップニュース, ビジネス

TPP交渉、週内大筋合意の可能性=ニュージーランド首相

http://s3.reutersmedia.net/resources/r/?m=02&d=20150930&t=2&i=1083491307&w=644&fh=&fw=&ll=&pl=&sq=&r=LYNXNPEB8T127
 9月30日、キーNZ首相、TPP交渉が今週、大筋合意に至る可能性があるとの認識を表明。オタワでTPPに反対する酪農家ら。29日撮影(2015年 ロイター/Chris Wattie)

⁅ニューヨーク 30日 ロイター⁆ - ニュージーランドのキー首相は30日、環太平洋連携協定(TPP)交渉が今週、大筋合意に至る可能性があるとの認識を表明した。

ただこの日、米ジョージア州アトランタで開幕する閣僚会合で合意できなければ、妥結は不可能でないが、困難になるのは確実と指摘した。

ニューヨークの会合で講演した。キー氏は「(TPPが)今週妥結する可能性が実際にあると考えている」と表明。乳製品の市場アクセス問題でまだ満足していないが、知的財産など他の難題で合意が近づいたと指摘した。

その上で「TPP交渉を妥結する絶好の機会が閉ざされつつあり、アトランタで妥結できなければ、不可能になると言わないが、確実に難しくなる」と述べ、危機感を示した。

TPP交渉参加各国の首脳は11月半ば、フィリピンで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)会合で顔を合わせる。キー氏は交渉妥結へ「恐らく今年最後の機会」になるとの認識を示した。

http://jp.reuters.com/article/2015/09/30/nz-tpp-idJPKCN0RU2JC20150930


2. 2015年10月01日 09:58:48 : LY52bYZiZQ
Domestic | 2015年 10月 1日 09:03 JST

TPP妥結へ「最後」の閣僚会合

http://s1.reutersmedia.net/resources/r/?m=02&d=20151001&t=2&i=1083552814&w=644&fh=&fw=&ll=&pl=&sq=&r=PN2015100101000194.-.-.CI0003
TPP妥結へ「最後」の閣僚会合

 ⁅アトランタ共同⁆日本などが妥結に向け当面「最後のチャンス」と位置付ける環太平洋連携協定(TPP)交渉閣僚会合が9月30日午後(日本時間10月1日未明)、米南部アトランタで始まった。初日は約1時間の全体会合を挟み、主に2国間の閣僚協議や事務レベルの折衝が行われた。

 日米をはじめ世界総生産(GDP)の約4割を占める12カ国による巨大な自由貿易圏の創設に向け、関税交渉などで大筋合意を目指す。

 ただ、新薬を開発した製薬会社が製造を独占できる保護期間や自動車の関税優遇の条件をめぐって各国の立場の隔たりは大きく、合意に至るかは依然不透明だ。


{共同通信}

http://jp.reuters.com/article/2015/10/01/idJP2015100101000161


3. 北の零年 2015年10月01日 19:09:35 : pi7eKAjFENWsU : AdimAfzQqY
だったらオレの好きなバターを適正価格で市場に溢れ出せ! バカヤロー!



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