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参加議員は寄せ集め…早くも囁かれる石破派の「空中分解」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164674
2015年9月30日 日刊ゲンダイ
新派閥「水月会」はのっけから不協和音(C)日刊ゲンダイ
「私心を持たず、本当に自由な立場で活動していく」――。28日、こう言って、石破茂地方創生担当相は自らが率いる新派閥「水月会」の旗揚げを宣言した。参加したのは、山本有二元金融相ら20人。規模は自民党8派閥のうち下から2番目だが、総裁選の立候補に必要な推薦人の頭数を集めたことで、とりあえず「ポスト安倍」に名乗りを上げた。
船出したばかりの「石破派」だが、のっけから不協和音が聞こえてきた。来週に予定される内閣改造をめぐり、派内から「安倍後継を目指すなら閣僚は受けないで欲しい」という声が上がっているのに、石破氏は「受けない理由はない」と周辺に語っているという。早くも“温度差”が歴然なのだ。
政治評論家の伊藤達美氏が言う。
「石破派の議員が『閣僚は受けるな』と言うのは、『自由な身で次を目指せ』という意味だけでなく、『俺たちにポストを譲れ』という意味が込められています。どちらにせよ、今回は入閣を辞退した方が石破氏にとってメリットがある。もし、石破氏がそれを分からないとしたら政局観が決定的に欠如しているし、この先、リーダーとして派閥を率いていくのは難しいと思います」
そもそも、グズで優柔不断の石破氏は大将の器ではない。
衆院での安保法案の強行採決直前の7月、石破氏は「国民の理解が得られているとは思えない」と公然と水を差した。アンチ安倍勢力の期待を高めたかと思ったら、形勢不利と見るやトーンダウン。結局は総裁選の出馬を断念した。
昨年の内閣改造だってそうだ。石破氏は幹事長留任を希望したが安倍首相側は拒否。石破シンパの議員たちは「だったら無役でいるべき」と“主戦論”を唱えた。ところが石破氏はムニャムニャ言った揚げ句、腰砕けになり、地方創生担当相として入閣。“側近”だった浜田靖一氏、梶山弘志氏らはこれで完全に石破氏に愛想を尽かし、今回の新派閥の立ち上げにも参加しなかった。
「石破派」なんていっったって看板だけ。石破氏を本気で支えようとする議員がどれだけいるか怪しいものだ。
「石破派のメンバーを見ると寄せ集めの印象が否めません。党内で行き場のない入閣待望組が3分の1。かと思えば、安倍首相と親しい山本有二氏みたいな議員もいます。一枚岩とはいえません」(政界関係者)
要するに、大臣ポスト欲しさとアンチ安倍の思惑一致で呉越同舟したような派閥ということだ。空中分解は早いのではないか。
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