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もっとも強く立場上下手に出るしかない相手である米国にすり寄って、関税をできるだけ高く維持するとともに輸入総量も抑えたい気持ちは理解できるが、このような交渉実態が、中国は参加できない「高度な自由貿易ルール」と豪語してきたTPPの内実だとしたら無様で恥ずかしい。
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コメ別途5万トン、対米交渉で日本追加検討[日経新聞]
TPP
2015/9/29 2:00
日米間の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の焦点の一つであるコメ問題で、日本政府が追加の提案を検討していることが分かった。すでにある輸入枠を使って米国の生産者が得意とする品種の輸入を年5万トン前後増やす方向だ。実質的に米国が日本への輸出量を増やせるようにすることで米国と折り合うことを目指す。
日本は米国とのコメ交渉で1キログラムあたり341円の関税を維持したうえで、年7万トンの無関税輸入枠を設ける案を持っている。ただ米国は17万5千トンを要求してきた。
このためガット・ウルグアイ・ラウンドで設けた年77万トンの無関税輸入枠を活用。TPP発効後に米国が得意とする中粒種などを5万トン前後受け入れる方向で検討する。米国産に限るわけではないが、実際には大半が米国産になるとみている。年77万トンの枠そのものは増えないので、結果的に米国以外の国からのコメ輸入が減ることになる。
TPPに関する日米交渉では牛肉の関税を15年かけて現在の38.5%から9%に下げることで実質的に合意済み。ただコメのほか、自動車の関税撤廃期間でも対立が残っている。日本は早期の撤廃を求めているが、米国は関税撤廃期間をできるだけ長くしたいと主張している。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDC28H0J_Y5A920C1EA2000/?nbm=DGXLASDF29H0L_Z20C15A9MM8000
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