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http://31634308.at.webry.info/201509/article_26.html
2015/09/26 21:15
連日、民主党は共産党と協力せよと書いているが、自己保身だけを考えている岡田執行部は、やはり難色を示していると今日の日刊ゲンダイ紙に書かれている。どうもこのままだと、共産党も手を引いて、元の木阿弥になりそうだという。タイトル通りに、「国民のいら立ち」は、民主党が難色を示す程、ブーメランのように民主党に帰ってくる。
民主党が難色を示しているのが、「保守層・中間層の支持が減ってしまい結果的に(政権交代の)目的が達成できなくなるという議論もある」という。保守層、中間層が減ってしまうということが理由らしい。そもそも、保守層とはどのような定義なのか? 自民を支持する層は保守層と何が違うのか?野党支持者は、民主党は自民党の補完勢力と、何ら変わらないと見ている。
別に共産党の支持者ではないが、ある意味、共産党が一番野党的でブレない。だから、民主党政権が大敗したとき、共産党は勢力を伸ばしている。民主党が、野党第一党として自党の都合でこの話をボツにするようでは、枝野議員、福山議員が安保法案反対で大演説したことはことは何だったのか、ということになる。
こんなケツの穴の小さいことを言っていてはダメだ。政権を取ったあとのことを心配をしているが、その機会(可能性)さえも逸することを全く理解出来ていない。記事の結論に書いてあるように、もう民主党は解党した方がいい。
野党共闘に難色 煮え切らない岡田民主党に国民のいら立ち
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164500
野党共闘で大注目だった民主・岡田代表と共産・志位委員長の党首会談。両者は今後も話し合いを続けるとは言うが、25日の第1回は岡田代表がグダグダ理屈を並べ「不調」に終わった。民主が煮え切らない態度のままだと、「安保法案反対」で盛り上がった野党応援の民意が離れてしまいかねない。
共産の提案は、来夏の参院選と次期衆院選での選挙協力と、暫定的な「国民連合政府」の樹立。いずれも目的は自公から政権を奪取して、安保法を廃止に持ち込むことだ。しかし、これに対し岡田代表は、「共産党と政府を一緒につくるのは、かなりハードルが高い」と難色を示したのだった。
岡田代表が挙げた“NO”の理由はこんな感じだ。
「保守層・中間層の支持が減ってしまい結果的に(政権交代の)目的が達成できなくなるという議論もある」「共産党とは政策が違う中で現実的なのか。国民にとって困ったことになる」「国民連合政府のハードルが高いので、選挙協力はなかなか厳しいなという印象」
だが、野党が選挙協力できずバラバラだと、2012年、14年の総選挙、13年参院選のように、自公に圧倒的な議席数を与えるだけ。同じことを4度も繰り返すつもりか。野党候補が1人だけなら、13年参院選では1人区の7選挙区で逆転していたというデータもある。
政策の一致の重要性を完全否定するつもりはないが、そもそも政権を取らなければ政策は実現できないし、多数がなければ、今回の安保法のように安倍政権の悪政を受け入れるしかない。安倍内閣の不支持が支持を上回り、「打倒安倍」の世論が大きくなっているのに、民主党はハナから政権を取る気がないとしか思えない。政治ジャーナリストの角谷浩一氏もこう言う。
「次の選挙では、共産党が候補者を立てないというのが最重要なのに、民主党が屁理屈ばかりをこねていたらうまくいくわけがない。岡田さんは、細野さんや前原さんら保守系議員に気を使い過ぎ。それに世論は共産党アレルギーより、むしろ政権交代を台無しにした民主党へのアレルギーの方が強いのが現実です。党が一緒になるわけじゃないし、まずは参院選で自公に勝利して衆参のねじれをつくる。そうしたことが理解できないのなら、政治オンチ。民主党は解党した方がいいですよ」
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