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IWJ Independent Web Journal
2015/09/25 「SEALDsの皆さんの誠実さと感覚的な新しさをどう国民に広げるか、これは僕らの役割だ」――民主・福山哲郎議員に岩上安身が訊く! 共産党「国民連合政府」提案には「まずは相手の話を聞くこと」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/266903
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委員でもない、ましてや議員ですらない秘書などの与党関係者ら約20人の乱入によって「盗まれた」、安保関連法案の参院特別委員会での採決。この凶行は速記録の停止中、つまり議事の中断中のできごとだった。
「委員会は始まってない。野球で言えばプレイボールの合図もない状態だったんです」――。
民主党・幹事長代行で、特別委員会の理事も務めた福山哲郎参議院議員は2015年9月25日、岩上安身のインタビューに答え、「盗まれた採決」の一部始終を語った。
福山議員は鴻池祥肇委員長の不信任決議案で50分にわたる気迫のフィリバスターを演じ、最後の最後まで法案を廃案にすべく徹底抗戦した。そんな福山議員に対し、国会前で「安保法案廃案」の声をあげていた市民らは「福山頑張れ!」と「福山コール」を送り、福山議員の闘いにエールを送った。
福山議員は岩上安身のインタビューで「あとで映像を確認してウルッときた。私のような、いわば負け戦をしたような人間にもコールしてくれた。党派もなく応援してくれた。なんというか、政治家冥利に尽きる」と言葉をつまらせた。
さらに、日本共産党が「国民連合政府構想」を打ち出していることについては「自民党に攻撃されるだろう」と慎重な見方を示しつつも、「これからは色んな『安倍的なもの』を跳ね除ける闘いが始まる」と主張した。
そのうえで、「SEALDsの皆さんの誠実さと、感覚的な新しさ。彼らの感性を大人がどう伸ばし、国民の皆さんに広げるか。これは僕らの役割だ」と述べ、まずは野党間の代表同士での会談を重ね、安倍政権を倒すべく「試行錯誤し、ブレイクスルーしければならない」と決意を口にした。
岩上「本日は民主・福山哲郎参議院議員にお話をうかがいます。本当にお疲れ様でした。3?4日、ほぼ眠れなかったのではないでしょうか」
福山「そうですね。9月16日の横浜の地方公聴会後は、ずっと国会内にいました。横浜の公聴会は、水上貴央弁護士と元日本学術会議会長の広渡清吾さんも、『まさかセレモニーではないでしょうね』と話されていましたが、結果、セレモニーでした。会場の外は市民の皆さんの抗議活動がすごくて、私も蓮舫さんの車に乗っていたのですが、なかなか出られませんでした。
そして、そのあと国会で、いきなり締めくくり質疑をするというのは乱暴だということで、維新や共産の皆さんと一緒に抗議しました。鴻池委員長はなかなかの方で、『怪我人が出てはいけない』『衛視に囲まれて議場に入りたくない』とおっしゃっていました。
その間、総理も閣僚も9時間くらい待ちぼうけになっていました。これは憲政史上でも珍しいことだと思います。その後、『今無理矢理、総括質疑をしたら我々は不信任動議を出す。そうなれば、必ず朝になる』と交渉し、そうして『では、人道的にも朝8時50分に再開する』ということで、一度、解散になったんです。
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岩上「そして朝になったら…」
福山「はい。朝になったら、なんと委員会室に理事会の看板がかかっていたんですね。僕はNHKの中継中とも知らずに、『あんたたち、委員長はだまし討しない、原状回復するって言っていたじゃないか!』とマジで怒ってしまって。その後の不信任動議は、総括質疑のつもりで話しました」
岩上「演説の原稿の用意はできていたんですか?」
福山「いいえ、ずっと国会内にいたので、演説の用意などできませんでした。結果的に50分お話しましたが」
岩上「そのあとですよね。復席した委員長が入ってきた途端、与党議員や秘書らが急に鴻池委員長を取り囲んで…」
福山「そうです。私はまず、委員長にこの後の協議をどうするのか、理事を集めて話し合おうと言いにいったんです。歩いて、です。駆け寄ったわけではない。すると与党議員が突然、どーっと鴻池委員長を取り囲んだんです。議事録には『速記を止めてください』と書いてあって、つまり議事は中断中で、委員会は始まってない。野球で言えばプレイボールの合図もない状態だったんです」
岩上「プレイボールの合図もないのに、勝手にはじめてホームランを打ったと言っているようなものですよね」
福山「その後、『17日の動き』という書類を事務方が持ってきたんです。この書類にも『開会』と書いていない。そして地方公聴会の報告もない。その瑕疵(かし)を自分たちで証明したということです」
岩上「採決は盗まれたんですね。委員以外の議員や秘書が乱入して、議事妨害しました」
福山「これは大問題ですよ。議員には表決権がありますが、それが奪われました。これまでは通常、野党が『採決はダメだ!』と囲んでいたのですが、今回は与党が妨害したんです」
岩上「委員会の委員が集まったならまだしも、外部の人たちですよね。議員だけではない、秘書も加わっていた。最悪です。そして採決は議事録にも残らず、公聴会の報告も、総括質疑もなく、終わってしまった」
福山「今回、なぜかNHKは中継していましたよね。いつもはやらないのに。国民の声が上がった結果、中継したということです。ひとつよかったのは、切り取られたニュースではなかったことです。観ていた人は、前後関係も観ていたので、野党が抵抗していたことの文脈がわかったはずです。それはよかったと思います」
岩上「この採決は問題にするんですか?」
福山「水上弁護士や広渡さんは『権利侵害された』と会見もしています。法的に抗議するときは、我々はバックアップします」
岩上「年内に臨時国会は開かれるんですか?」
福山「わかりませんが、いずれにしても、臨時国会でも、来年の通常国会でも、この審議の瑕疵は議論すべきです」
岩上「参院本会議では福山さんの熱のこもった演説がありました。この中で怒っているシーンがあるんですね。僕の中で福山さんは、親しみやすくて、こう言っては失礼ですが軽々とした、とても気さくでフレンドリーなイメージがあったんですが、この時には、力強さや迫力を感じました」
福山「審議も強引に打ち切られ、演説時間も制限されました。言論封殺です。古い言いかたになりますが、了見がけしからんのですよ。そうしたら、一度も質疑に出ていないような若い議員から『お前の質疑はいつも一緒じゃないか!』と野次を飛ばしてきた。あまりにも失礼だったので『議事録読んだのか!』と言ってしまいました」
岩上「福山さんが怒ったら、野次を飛ばした議員は名乗り出ることもなく、“しゅん”としちゃいましたよね。そのとき、国会の外では『福山コール』が上がっていたのをご存じですか?」
福山「『福山コール』は、あとで映像を確認してウルッときました。いわば負け戦をしたような人間にも、コールしてくれた。党派もなく、応援してくれた。本当になんというか…政治家冥利に尽きると言いますか」
岩上「今後についてうかがいます。共産党の志位和夫委員長が『国民連合政府構想』を打ち出しました。そして本日、岡田克也代表と志位委員長が会談します(※注)。しかし、これが波紋を呼んでいます。『共産党に推薦を出すのは無理』『ありえない』などの声が民主党から上がっています。細野、前原、長島議員など、党内の右派議員もみんな反対しています」
福山「今回の特別委で、維新、共産とは僕が毎日、電話で連絡を取り合って、共同行動していただきました。安倍政権を倒したい、という国民の声は理解しています。共産党の選挙協力は、09年の政権交代のときもありました。
ただ、これまで共産は、勝てないのに候補者を出してきました。今日びっくりしたのが、こうしている間にも、共産党は秋田の1人区で候補者を立てると言い出していますよね(※注)。
それぞれ選挙区事情があるので、独自候補を出す、出さないは、現場でも代表同士でも、すり合わせるのがいいと思います。共産党と組めば自民党からも攻撃を受けるでしょう。国民連合政府というのは、まずは代表が話を聞くことですね。今はまだ、それ以上でもそれ以下でもありません」
岩上「なるほど、安倍総理が昨日、記者会見をして、来夏の参院選で、『憲法改正を公約に掲げる』と強調しましたが」
福山「考えられない、あのオドロオドロしい改憲草案、『国民の権利制限法案』に関しては、今日は時間がないので、もう一度改めて、岩上さんと、ちゃんとお話をさせていただきたいと思います」
岩上「自民党改憲草案については、私も梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士と12回にわたる鼎談を重ね、本にまとめました。こちら、プレゼントします」
福山「すごいですね。ありがとうございます。
SEALDsの皆さんの誠実さと、感覚的な新しさ。彼らと連携し、彼らの感性を大人がどう伸ばし、国民の皆さんに広げるか。これは僕らの役割だと思っています。上からではなく、同じ目線で活動していくことがとても重要だと思っています。今回、SNSもそうですが、民主主義の可能性が広がったと思います。これからは色んな『安倍的なもの』を跳ね除ける闘いです」
岩上「共産党の話を門前払いするのではなく、もちろん、まるまる飲めとは言っていませんが、これまでになかった闘いが求められるでしょう」
福山「今では、国会前に集まってくれた皆さんに対して、政党の枠組みのほうが小さいんですね。政党が受け皿としてどう役割を果たすか。共産党の提案も、昔からある手法ではありますから、試行錯誤し、ブレイクスルーしないといけません」
岩上「市民の皆さんは厳しいですよ。野党の皆さんにそのままお願いするつもりはない。冷ややかで『本気でやってんのか!』と、怒っている部分もあります。この運動は、野党のためでなく、国民が国民のためにやっている運動ですから。それに野党がどう応えるか、大事な局面です」
(取材:岩上安身 記事:原佑介)
2015/09/25 「SEALDsの皆さんの誠実さと感覚的な新しさをどう国民に広げるか、これは僕らの役割だ」――民主・福山哲郎議員に岩上安身が訊く! 共産党「国民連合政府」提案には「まずは相手の話を聞くこと」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/266903
※会員以外の方に、まだまだ出血サービス・特別公開中!!
委員でもない、ましてや議員ですらない秘書などの与党関係者ら約20人の乱入によって「盗まれた」、安保関連法案の参院特別委員会での採決。この凶行は速記録の停止中、つまり議事の中断中のできごとだった。
「委員会は始まってない。野球で言えばプレイボールの合図もない状態だったんです」――。
民主党・幹事長代行で、特別委員会の理事も務めた福山哲郎参議院議員は2015年9月25日、岩上安身のインタビューに答え、「盗まれた採決」の一部始終を語った。
福山議員は鴻池祥肇委員長の不信任決議案で50分にわたる気迫のフィリバスターを演じ、最後の最後まで法案を廃案にすべく徹底抗戦した。そんな福山議員に対し、国会前で「安保法案廃案」の声をあげていた市民らは「福山頑張れ!」と「福山コール」を送り、福山議員の闘いにエールを送った。
福山議員は岩上安身のインタビューで「あとで映像を確認してウルッときた。私のような、いわば負け戦をしたような人間にもコールしてくれた。党派もなく応援してくれた。なんというか、政治家冥利に尽きる」と言葉をつまらせた。
さらに、日本共産党が「国民連合政府構想」を打ち出していることについては「自民党に攻撃されるだろう」と慎重な見方を示しつつも、「これからは色んな『安倍的なもの』を跳ね除ける闘いが始まる」と主張した。
そのうえで、「SEALDsの皆さんの誠実さと、感覚的な新しさ。彼らの感性を大人がどう伸ばし、国民の皆さんに広げるか。これは僕らの役割だ」と述べ、まずは野党間の代表同士での会談を重ね、安倍政権を倒すべく「試行錯誤し、ブレイクスルーしければならない」と決意を口にした。
- 記事目次
- 憲政史でも稀! 野党の抵抗で総理や閣僚が9時間も国会内で「待ちぼうけ」
- 福山議員が見た「盗まれた採決」の舞台裏「プレイボールの合図もなかった」
- 福山議員「採決の手続きの瑕疵は次の国会で問題にする」
- 「国民連合政府構想」は実現しうる? 福山議員「ブレイクスルー」は必要
- 福山哲郎氏(参議院議員、民主党幹事長代理)
- 日時 2015年9月25日(金)13:00〜
- 場所 IWJ事務所(東京・六本木)
憲政史でも稀! 野党の抵抗で総理や閣僚が9時間も国会内で「待ちぼうけ」
岩上「本日は民主・福山哲郎参議院議員にお話をうかがいます。本当にお疲れ様でした。3?4日、ほぼ眠れなかったのではないでしょうか」
福山「そうですね。9月16日の横浜の地方公聴会後は、ずっと国会内にいました。横浜の公聴会は、水上貴央弁護士と元日本学術会議会長の広渡清吾さんも、『まさかセレモニーではないでしょうね』と話されていましたが、結果、セレモニーでした。会場の外は市民の皆さんの抗議活動がすごくて、私も蓮舫さんの車に乗っていたのですが、なかなか出られませんでした。
そして、そのあと国会で、いきなり締めくくり質疑をするというのは乱暴だということで、維新や共産の皆さんと一緒に抗議しました。鴻池委員長はなかなかの方で、『怪我人が出てはいけない』『衛視に囲まれて議場に入りたくない』とおっしゃっていました。
その間、総理も閣僚も9時間くらい待ちぼうけになっていました。これは憲政史上でも珍しいことだと思います。その後、『今無理矢理、総括質疑をしたら我々は不信任動議を出す。そうなれば、必ず朝になる』と交渉し、そうして『では、人道的にも朝8時50分に再開する』ということで、一度、解散になったんです。
福山議員が見た「盗まれた採決」の舞台裏「プレイボールの合図もなかった」
ここから会員限定<特別公開中!>
岩上「そして朝になったら…」
福山「はい。朝になったら、なんと委員会室に理事会の看板がかかっていたんですね。僕はNHKの中継中とも知らずに、『あんたたち、委員長はだまし討しない、原状回復するって言っていたじゃないか!』とマジで怒ってしまって。その後の不信任動議は、総括質疑のつもりで話しました」
岩上「演説の原稿の用意はできていたんですか?」
福山「いいえ、ずっと国会内にいたので、演説の用意などできませんでした。結果的に50分お話しましたが」
岩上「そのあとですよね。復席した委員長が入ってきた途端、与党議員や秘書らが急に鴻池委員長を取り囲んで…」
福山「そうです。私はまず、委員長にこの後の協議をどうするのか、理事を集めて話し合おうと言いにいったんです。歩いて、です。駆け寄ったわけではない。すると与党議員が突然、どーっと鴻池委員長を取り囲んだんです。議事録には『速記を止めてください』と書いてあって、つまり議事は中断中で、委員会は始まってない。野球で言えばプレイボールの合図もない状態だったんです」
岩上「プレイボールの合図もないのに、勝手にはじめてホームランを打ったと言っているようなものですよね」
福山「その後、『17日の動き』という書類を事務方が持ってきたんです。この書類にも『開会』と書いていない。そして地方公聴会の報告もない。その瑕疵(かし)を自分たちで証明したということです」
岩上「採決は盗まれたんですね。委員以外の議員や秘書が乱入して、議事妨害しました」
福山「これは大問題ですよ。議員には表決権がありますが、それが奪われました。これまでは通常、野党が『採決はダメだ!』と囲んでいたのですが、今回は与党が妨害したんです」
岩上「委員会の委員が集まったならまだしも、外部の人たちですよね。議員だけではない、秘書も加わっていた。最悪です。そして採決は議事録にも残らず、公聴会の報告も、総括質疑もなく、終わってしまった」
福山「今回、なぜかNHKは中継していましたよね。いつもはやらないのに。国民の声が上がった結果、中継したということです。ひとつよかったのは、切り取られたニュースではなかったことです。観ていた人は、前後関係も観ていたので、野党が抵抗していたことの文脈がわかったはずです。それはよかったと思います」
福山議員「採決の手続きの瑕疵は次の国会で問題にする」
岩上「この採決は問題にするんですか?」
福山「水上弁護士や広渡さんは『権利侵害された』と会見もしています。法的に抗議するときは、我々はバックアップします」
岩上「年内に臨時国会は開かれるんですか?」
福山「わかりませんが、いずれにしても、臨時国会でも、来年の通常国会でも、この審議の瑕疵は議論すべきです」
岩上「参院本会議では福山さんの熱のこもった演説がありました。この中で怒っているシーンがあるんですね。僕の中で福山さんは、親しみやすくて、こう言っては失礼ですが軽々とした、とても気さくでフレンドリーなイメージがあったんですが、この時には、力強さや迫力を感じました」
福山「審議も強引に打ち切られ、演説時間も制限されました。言論封殺です。古い言いかたになりますが、了見がけしからんのですよ。そうしたら、一度も質疑に出ていないような若い議員から『お前の質疑はいつも一緒じゃないか!』と野次を飛ばしてきた。あまりにも失礼だったので『議事録読んだのか!』と言ってしまいました」
岩上「福山さんが怒ったら、野次を飛ばした議員は名乗り出ることもなく、“しゅん”としちゃいましたよね。そのとき、国会の外では『福山コール』が上がっていたのをご存じですか?」
福山「『福山コール』は、あとで映像を確認してウルッときました。いわば負け戦をしたような人間にも、コールしてくれた。党派もなく、応援してくれた。本当になんというか…政治家冥利に尽きると言いますか」
「国民連合政府構想」は実現しうる? 福山議員「ブレイクスルー」は必要
岩上「今後についてうかがいます。共産党の志位和夫委員長が『国民連合政府構想』を打ち出しました。そして本日、岡田克也代表と志位委員長が会談します(※注)。しかし、これが波紋を呼んでいます。『共産党に推薦を出すのは無理』『ありえない』などの声が民主党から上がっています。細野、前原、長島議員など、党内の右派議員もみんな反対しています」
- (※注)民主・岡田代表と共産・志位委員長の会談では、志位委員長が安保法制の廃止を目指す「国民連合政府」構想と、それに伴う国政選挙協力を提案した。これに対し、岡田代表は、共産党との政権合意は難しいという認識を示しつつも、引き続き意見交換をおこなっていくことで一致。
福山「今回の特別委で、維新、共産とは僕が毎日、電話で連絡を取り合って、共同行動していただきました。安倍政権を倒したい、という国民の声は理解しています。共産党の選挙協力は、09年の政権交代のときもありました。
ただ、これまで共産は、勝てないのに候補者を出してきました。今日びっくりしたのが、こうしている間にも、共産党は秋田の1人区で候補者を立てると言い出していますよね(※注)。
それぞれ選挙区事情があるので、独自候補を出す、出さないは、現場でも代表同士でも、すり合わせるのがいいと思います。共産党と組めば自民党からも攻撃を受けるでしょう。国民連合政府というのは、まずは代表が話を聞くことですね。今はまだ、それ以上でもそれ以下でもありません」
- (※注)志位委員長は9月19日の会見で、政権合意が締結できた場合、もし同じ選挙区で候補者が重なっても調整し、擁立を取り下げることもあり得るとの考えを示している。
2015/09/19 日本共産党が結党以降初めて、衆参両院での『選挙協力』を目指す!『戦争法案』を廃止にすべく、野党の結集を呼びかける!志位委員長が緊急記者会見
岩上「なるほど、安倍総理が昨日、記者会見をして、来夏の参院選で、『憲法改正を公約に掲げる』と強調しましたが」
福山「考えられない、あのオドロオドロしい改憲草案、『国民の権利制限法案』に関しては、今日は時間がないので、もう一度改めて、岩上さんと、ちゃんとお話をさせていただきたいと思います」
岩上「自民党改憲草案については、私も梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士と12回にわたる鼎談を重ね、本にまとめました。こちら、プレゼントします」
福山「すごいですね。ありがとうございます。
SEALDsの皆さんの誠実さと、感覚的な新しさ。彼らと連携し、彼らの感性を大人がどう伸ばし、国民の皆さんに広げるか。これは僕らの役割だと思っています。上からではなく、同じ目線で活動していくことがとても重要だと思っています。今回、SNSもそうですが、民主主義の可能性が広がったと思います。これからは色んな『安倍的なもの』を跳ね除ける闘いです」
岩上「共産党の話を門前払いするのではなく、もちろん、まるまる飲めとは言っていませんが、これまでになかった闘いが求められるでしょう」
福山「今では、国会前に集まってくれた皆さんに対して、政党の枠組みのほうが小さいんですね。政党が受け皿としてどう役割を果たすか。共産党の提案も、昔からある手法ではありますから、試行錯誤し、ブレイクスルーしないといけません」
岩上「市民の皆さんは厳しいですよ。野党の皆さんにそのままお願いするつもりはない。冷ややかで『本気でやってんのか!』と、怒っている部分もあります。この運動は、野党のためでなく、国民が国民のためにやっている運動ですから。それに野党がどう応えるか、大事な局面です」
(取材:岩上安身 記事:原佑介)
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