19. 2015年9月27日 12:26:00
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>ここは一遍、全野党は政党を解党してはどうだろうか。全野党を解党したらどうかという考え方は理解出来ますが、実現出来るか否かと言えば事実上難しいでしょうね。 不甲斐ない野党、特に民主党や維新に対しては受け入れ難い感情論からか、どうしても解党するべきだ、党内右派を追い出すべきだ、政策が自民と同じ政策を元に戻すべき等。 こういった意見が大半の意見であると思いますが、これら意見は陸山会事件の最中からここ数年ずっと言われ続けてきた事です。勿論、国民の願いに沿って政治家が動いてくれるなら何ら問題有りませんが、現実としてそうでは無い以上、やらないという前提に立った上でどう政治を動かすかを主権者である国民は一度よく考えてみる必要があると思います。 相手方の動きに期待せずに寧ろ期待など手放して考える。その上で国民が自らを信じて政治を動かすと決意すれば、政治家に国が蹂躙されることも無く、あくまでも国民主導で政治を動かし、動かした政治家が官僚を動かし、結果として米国に対して対等に物言えるようにならなければなりません。 米国から官僚、官僚から政治家、そして我々国民という流れがそもそもおかしいのであり、理想論にはなりますが、方向性として、この主従関係を少しでも逆転させる方向にならなければなりません。 政策が一致していないからどこぞの党とは連携出来ない等という常套句は一見民意に沿った正しい意見という側面がある一方、それと同時に野党連携が成り立たないという国民にとって負の側面にもなり得るという両面があるという事に少しずつ世論は気付き始めているように感じます。 "政策"という常套句。 これは国民との約束という事に他なりませんが、それと同時に一部のせ政治家にとってはこの言葉こそが最高のエクスキューズにもなり得る事をそろそろ理解する段階にきているのではないでしょうか。 何故ならこの常套句こそがもろ刃の剣であり、その言葉だけを鵜呑みにしていては、理論的に成り立っているだけ扱いが難しいのです。 その点、生活の小沢氏がずっと訴えてきた事、今回の共産志位委員長の今回の提案こそが寧ろ逆に国民にとっては騙されにくいある意味安全で実現性の高い施策であると言えるでしょう。 細かな政策は一度脇に置いておいて一点での連携の提案。 要は、小異を捨てて大同につくという散々言われてきた事です。 この提案に対して政策云々と言い訳をしているようでは、野党間で落ちて行く側、それと大義を元に覚悟を決めて上がって行く側。 必然的にそのようになってしまいます。 その時に我々国民としては、この両極を見極めた上で、大義ある正義の側を後押ししなければなりません。 政党論議、政策論議など答えの無い不毛な議論である事は、小沢一郎などはとうの昔に理解していると私は思います。 そして、当然ながら理解をしていても行動には移す事が出来ないでいた共産党も、志位委員長が相手方の立場を尊重して持ち掛けた提案によって、今回はその方向に舵を大きく切りました。 小異を捨てて大同につくという事ですが、遅かれ早かれこの結論に至る事は自明の理であり、駄目政治家のエクスキューズに同調しては相手側の思う壺なのです。 原発、TPP、消費税、秘密保護法など当然これら政策も大事な事は当たり前。しかし、これら大事な政策を幾ら唱えてみても参加すら出来ない状態では、どんなに高尚な政策を唱えてみても、実現不可能な絵に描いた餅では我々国民にとって何らの意味を成さないのですから。 ここでいう参加するとは、イコール勝てる可能性があるかどうかという事であり、勝てる可能性すら無い二軍のベンチで幾ら政策を掲げても意味が無く、意味が無いとは参加してないのに勝利した後の事を訴えても仕方ないという事です。 しかし、要約阿修羅の記事にも連携後の事、所謂、参加した後の記事が出てきました。 共産党志位委員長の提案から生まれたと思いますが、それはこの国の舵取り役の話です。 個人的にはこの舵取り役には拘る意見を何度も書いてきましたが、こうなる事は当然の帰結なのです。 志位委員長の提案によって、参加出来る可能性、要は勝てる可能性が要約国民に感じられたという事ですが、仮に勝った時を想定するならば、当然ですが、そのまとめ役。 所謂、安倍総理に変わる次期総理大臣は誰がいいのかという意見が出て来ることでしょう。 私は個人的に小沢一郎以外ないと書いてきましたが、それは様々な観点からそれ以外無理だと思うからなのです。 勝つ為には野党の連携が必須ですが、共産党がおりますし全党解党など無理な話。しかし、共産党は捨て身で譲渡を公言しています。 しかし、志位委員長が総理になれるかと言えば、現実的には難しいでしょう。何故なら民主、維新が認める事が出来ないから。 では、野党第一党岡田氏ではどうか。これも同じく難しい、何故なら国民が納得しないから。当たり前ですが国民の支持なき政権交代など成り立つ訳がありません。 では国民の支持があると山本太郎議員ではどうか。これも事実上は難しいでしょう。経験値の無さから保守層に突き上げられるのが落ちですし、民主他議員の不満、それとマスコミによるスキャンダルにも耐え得るとは思えません。 消去法で人材を探した時、野党連携を成り立たせる為には結局小沢一郎しかいない事に何れは気付く時が来ると思います。 生活共産の共闘を国民が後押しし、志位委員長の顔を立てるために、旗印は戦争法案廃案、もしくは立憲主義を取り戻すでも良いでしょう。 ただ、個人的には更にシンプルに「私達は憲法を守ります」 これで良いと思います。 そして政策論議は無し。 憲法違反の自公政権に対峙する為にこれ以上の公約はないでしょう。 そして既存政党とは別に届け出政党を作り、そこに各野党の政治家が参加して選挙に挑めば良いのです。 「私達は憲法を守ります」 これ程間口が広く、自公に対峙出来る旗印は有りません。 先ず、牽引力のある憲法学者が支持せざるを得ません。そして、自公が違憲政権である事を与野党の構図として分かりやすく国民に伝える事が出来ます。 そして、野党政治家全体が絶対的に比定出来ない旗印にもなるのです。 その上で、新党大地の鈴木宗男、亀井静香、亀井静香、元自民副総裁の山崎拓や元財務の藤井や武村など、戦争法案に反対を公言している重鎮にも後押しをさせ、次期総理大臣の知恵袋として先輩から後輩議員にも対して取りまとめ役を進言させる方向に踏み絵み仕掛けて行けば良いのです。 しかし、どの道どのような形あれ、共産党の提案は徐々に国民の支持を集めていくでしょう。その過程の中で共産党の姿勢に理解を示した生活も当然支持を集めていく事になり、少数政党ながら野党連携しか打つ手がない以上、共産と共にその存在感ば徐々に浮き上がって来る事でしょう。 それとは逆に政策だの何だのと何らかの理由を付けて野党連携を比定する側は必然的に国民の支持を更に落として沈むしかありませんので、いずれは折れる事になるでしょう。 そして勝てる可能性が芽生えた時、これも必然的に次期総理はどうするかという話にならざるを得ません。 そして野党連携という合意形成にすはこれだけの時間が掛かるという状況ですが、例え渋々であろうが、この国の舵取り役という段階にも話が進んだ時。 各野党間の感情や問題、国民感情、官僚や検察の問題、メディアの問題、対米外交、対中国。憲法への理解や政治家としてと経験値等。 ありとあらゆる側面を永遠と考えてみたと過程して、どんなに時間を掛けて議論をしたとしても最終的には小沢一郎以外で合意出来る人物が現在の政界には存在しない事に何れは気付く事になると個人的には思います。 現時点でやるべきは志位委員長の提案を我々国民は強く後押しする事。 自ら踏み絵を提示して覚悟を示した志位委員長。 しかし、当然ながら志位委員長自身は自らが総理になれない事は自覚されている事でしょう。入閣もせず一人国も候補者を立てないという程の覚悟が本当ならば、生活との肯定的な関係性を構築する中で次期総理には小沢氏が相応しいという発言でもしてくれれば面白い。 仮にそういった発言があれば民主への牽制になり、国民の気付きも格段と飛躍する事でしょう。 何故なら、戦争法案を止める為には選挙で勝つ事が必須であり、選挙で勝つ為には野党がその前段階で必須だから。 難しいのは民主党ですが、この党に連携を否定されても実現は難しく、逆に連携に前のめりで主導権を握られても困るのです。 何故なら主導権を握られたら岡田総理になる可能性が高いから。そしてその場合は戦争法案廃止は難しくなり、今回の野党連携が失敗したら相当な時間を掛けない限り政権交代は夢のまた夢になるから。 ここに国民は気付いているのでしょうか。政権交代には野党連携しかない状況ですが、別に野党第一党から次期総理を出す必要などないのです。 その為には、次期総理、次の舵取り役を早い段階で国民側から求めていく必要があるのです。 志位委員長の後押しがあればそれに越した事はありませんが、ありもしない事に期待しても仕方なく、やはり阿修羅でもそうですが、国民の間で野党連携後の舵取り役が誰が相応しいかという議論にまでなっていかないと、中々狡猾な自民党に対峙出来る強い政権は生まれないでしょう。 ただ、深く議論をしてゆけば、結局は渋々でも現段階では小沢一郎程の適役は探す事が出来ず、例え消極的だとしても最終的には小沢一郎以外では合意にすら達する事が出来ない事に気付く事になると思います。 憲法を守れば、野党第一党からという妙な慣習など幾らでも無視すれば良いのです。 国民の理解と後押しがどのように進んでいくのか非常に大事な局面に来ていると思います。 最近忙しくて余り阿修羅に訪れていなかったので現時点で思っている事を随分長く書いてしまいました。 長文苦手な方は読み飛ばして下さい。 都民
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