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安保法案に反対するものたちは参院選に照準を切り替える時だ
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2015年9月25日 天木直人のブログ 新党憲法9条
安保法案が強行採決された後でも、同じような顔ぶれで、同じようなデモが続いている。
それもいいだろう。
しかし安保法案が強行採決された今となっては、来年夏の参院選に向けて打倒安倍自公政権に照準を切り替えるべきだ。
なぜならば、安保法案を廃案に追い込むためには、政権交代しかないからだ。
そして政権交代ができるほどの議員を選挙で勝ち取るためには、護憲勢力を一つにまとめて選挙に臨むしかない。
護憲勢力が一つにまとまれば間違いなく選挙に勝てる。
しかし共産党の画期的な呼びかけにもかかわらず、野党の動きが鈍い。
とくに野党第一党の民主党が、いまでも護憲を巡って内部で意見が合わず、それでいて決して分裂しようとしない。
これではいつまでたっても護憲勢力は統一出来ない。
なぜデモをする者たちは、安保法反対から、護憲政党の統一を叫ぶ方向に照準を切り替えようとしないのか。
彼らの多くが既存政党を支持しているからそれが出来ない、しようとしない、というのなら何をかいわんやだ。
所詮は既存政党、政治家の発想から抜け出せない限界だ。
しかし特定の護憲政党に肩入れしていない者たちも多いはずだ。
なぜ彼らは既存の護憲政党に、もっと強く統一を呼びかけないのか。
それでもだめなら、なぜみずから政党をつくろうと動かないのか。
護憲政党の統一づくりから逃げているようでは安倍自公政権は倒せない(了)
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