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2015-09-24 09:45:36
共産党提唱の「国民連合政府」が大きな輪を広げつつあります。しかし、「具体的にどう進めるのか」については、暗中模索。まだ、まったく展望が開けていません。呼びかけどまりです。
実は、早くからその具体策にあたるものが、提案されていました。「オリーブの木」構想です。もともと小沢一郎氏が言い出したものですが、先の衆院選では結局、実りませんでした。しかし、もう今回は、この構想を無視して進むことはできないことに気付いているはずです。
新党「オリーブの木」は、既成政党の党籍はそのままに、選挙協力を主とする政党として立ち上げようというものです。つまり、二重党籍を認める日本では初めての方式です。
しかし、これも何か物足りない。何が物足りないのか。それは「核になる政策」ですよね。新党は、何を核にして、何を呼びかけるのか、がなければ、支持は広がらないのではないでしょうか。最低限一致できる政策が不可欠だと思います。
そこで、打ち出すべき政策ですが、その内容は、「憲法9条を守り、『戦争法』(安保法制)を廃止する」が一丁目一番地。そして、「原発再稼働阻止。暮らしを破壊するTPP(環太平洋経済連携協定)反対。格差是正政策の推進」、つまり「反戦争法、反原発、反TPP、反格差」の4反政策に集約されるのではないでしょうか。
実は、ジャーナリストの植草一秀さんらは、すでに4反政策を掲げて、「オールジャパン平和と共生」(AJPaC)への結集を呼び掛けています。主としてネットでの賛同者広げる動きをスタートさせています。もともと植草さんは、小沢さんと行動を共にしているので、一体の動きといえるでしょう。つまり、小沢さんが「オリーブの木」結成を各政党に呼びかける。政策面での結集は、植草さんらが担当するという構図です。
来年7月の参院選まで、あと10か月余り。時間はありません。すぐにも「オリーブの木」を発足させ、選挙協力で候補者一本化を進め、そのうえでそれぞれの選挙区での知名度を上げる作戦を始めなければならない。うかうかしていると、安倍政党にしてやられます。急ぐためには、とりあえず「戦争法廃止」の一点だけで共闘する。
最大の問題は、野党の中にも「小沢アレルギー」が強く残っていることです。よくみれば、歴史的にはすべて小沢氏が正しかった。つまり民主党の主流を占めている人たち(岡田克也、前原誠司、枝野幸男、野田佳彦、安住淳、玄葉光一郎、細野豪志、長島昭久氏ら)は、政権奪取の恩人である小沢氏を追放し、誤った政策によって民主党のダメ政党ぶりを天下にさらしたことで、小沢氏には二重、三重に負い目がある。
そのうちの野田佳彦という男にいたっては、白アリを退治しなければ消費増税はしないと公約していたにもかかわらず、総理大臣中に就任するとただ消費増税をごり押し。さらに、敗れると分かっている総選挙に突っ込む素人ぶりをさらしながら、大戦犯の罪も素知らぬ顔でいまだに議員の座にのうのうとしています。しかも、反小沢の急先鋒です。民主党はいったん解党して新たに出直すべきです。
しかし、いまはそんなことにこだわってはいられません。そうした障害を乗り越えつつ、「オリーブの木」を実現したいものです。その先には、希望が持てる「国民連合政府」の扉があります。頑張りましょう。
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