http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/543.html
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「戦前戦中の日本で特徴的だった思考形態が、現政権下で復活している:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18414.html
2015/9/24 晴耕雨読
https://twitter.com/mas__yamazaki
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>たられば 今の日本の統治制度は三権分立を謳っていても実際は行政府が強すぎて、立法府も司法府もそれに追従する形にならざるをえず、そうは言ってもこれまでは適度に配慮してきたのに、今回の安保法制の成立でいよいよ行政府はその気になれば好き放題やれるってことになっちゃったんだよなあ。
>たられば 何が言いたいかというと、安保法制で多くの憲法学者が激しく反発したのは、ただでさえ偏って強い権限を持っている行政府の長(内閣総理大臣)が、そのリミッターとして自身の権限を縛るはずの憲法解釈を(民意の了解を得ずに)大幅に広げるってことは、そりゃもう大変に危険だってことなんですよね。
>咲枝 逢眞 醍醐 聰東京大学名誉教授のブログ。これは極めて重要。「安保法案の採決不存在の確認と法案審議の再開を求める申し入れへの賛同のお願い」も。 しどろもどろの参院事務局の応答 〜安保法案「可決」の認定を尋ねると〜 http://t.co/ns5GA7j3dW
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政府は、安全保障関連法成立を受け、南スーダンで実施している国連平和維持活動(PKO)の任務に、早ければ来年5月から「駆け付け警護」を追加する方向で調整に入った(河北新報)http://bit.ly/1V8DFtP
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「安保法で拡大する任務の初適用となる可能性がある」
「安保法案」成立前祝いか 防衛政務官&防衛省幹部が“大宴会”(日刊ゲンダイ)http://bit.ly/1FrORzX
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「霞が関関係者「『海上パーティー』が開かれたのは16日夜。東京・晴海ふ頭沖に浮かぶ海上自衛隊の迎賓艇『はしだて』の中です。出席者は自民党の原田憲治防衛政務官、武居智久海幕長、審議官のほか、防衛懇話会関係者です。全部で70人前後で、酒もふるまわれました」
「16日夜といえば、『安保法案』の総括質疑や採決の可否をめぐって国会で与野党議員が激しく衝突していた時だ。“渦中”の防衛省の政務官と幹部が海上パーティーに出席し、豪華料理に舌鼓を打ちながら酒を飲んでいた」「違憲法案で真っ先に最前線に送り込まれる自衛隊員だって、怒り心頭だろう」
「防衛省内でも『この時期に海上パーティーを開くのはいかがなものか』と呆れる雰囲気が漂っていました。中谷大臣の主催だったのですが、さすがに出席できないため、政務官が参加した」
(1)参議院安保特別委員会の委員外(つまり委員会室での採決資格のない)自民党議員や議員秘書が集団で委員長を囲んで野党の表決権を妨害
(2)野党議員が委員長の規則違反を阻止するため委員外議員や議員秘書を乗り越える
(3)佐藤正久自民党筆頭理事が拳を野党議員の顔面に当ててこの動きを阻止。
この(1)〜(3)という経過のうち、都合良く(1)を無視して「野党議員の横暴を佐藤正久議員は止めただけ」などと反論してくる人がまだいるが、その種の人は大抵、先の戦争の原因を「ABCD包囲網」や「ハルノート」から始める。
悪いのは相手側で、自分側(日本)は被害者なのだという。
その最終段階で国民が目にしたのは、他の議員の背後から飛び乗ったり、議事進行に必要な書類を無理やり奪おうとするといった、およそ立法府にあるまじき光景だ(産経)http://bit.ly/1OQagVG
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「先の戦争は解放戦争」と言う産経も、当然(1)を飛ばして(2)から話を始める。
VICE NEWSもこのニュースのタイトル写真として佐藤正久議員の「拳による政治」の瞬間を大きく貼っている。
多様なはずの世界各国のメディアが足並みを揃えてこの写真を使う理由の一つは、「日本はこんな国じゃなかったはず」という困惑だろう。
サッカーの試合で相手チームのFKになった時、ビブを着た控え選手を大勢ピッチ上に入れ、ゴール前で壁を作って得点機会阻止すれば、形式的には勝っても「無効試合」を宣告される。
佐藤正久議員が国会でしたのはそんな行為だが、読売新聞も産経新聞もフジテレビも「頭脳戦の勝利」のように褒め称える。
自民党佐藤正久議員
「(イラク派遣隊の指揮官だった当時、自衛隊とオランダ軍が近くで活動中に)情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」
「巻き込まれない限りは正当防衛・緊急避難の状況は作れませんから」(赤旗、2007年8月17日)http://bit.ly/1KCWB3w
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張作霖爆殺や柳条湖事件をはじめ、戦前戦中の日本軍は「謀略」で状況を変えるという手を繰り返し使ったが、佐藤正久議員はイラク派遣隊の指揮官だった時、部下の隊員を現地でわざと危険に晒して「駆けつけ警護の既成事実」を作ろうとした前科がある。
「お国のため」という主観的大義を唱えれば、嘘をついても、謀略で既成事実を作っても許される。
戦前戦中の日本で特徴的だった思考形態が、現政権下で復活している。
現実には「お国のため」どころか、その思考形態で暴走した人間が、国に歴史上最大のダメージを与えた。
主観的大義は、国を破滅に導く。
「安保法制必要が7割」はインチキだった!
産経、フジテレビの世論調査が今度は質問改ざんで回答を誘導(リテラ)http://bit.ly/1Fqoeez
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産経新聞とフジテレビは、一般論としての「安全保障法制の必要性」への同意を「現政権の安保法制への支持」のようにすり替えている。
「問題の“必要性”に関する設問が、曖昧かつ多重的に意味の取れる文章であったことは間違いない。そして、法案可決直後の調査というこのタイミングで質問文に細工を加えていることを考慮すると、これは意図的な“誘導質問”だったと見るのが妥当だろう」
「フジサンケイグループは世論調査自体に策謀を仕掛け、政権に都合のよい一次データをつくりあげていたわけである。そして『みんなのニュース』で見られたように、自社が意図的につくりあげた一次データを元に繰り返し強調して報道を行っているわけだから、これはもう“偏向報道”を超えた“捏造報道”と言うほかないだろう」
>内田樹 自衛隊の集団的自衛件行使の最初の事例は「南スーダンで、米軍の肩代わりをして中国軍を警護し、中国の権益を守る」ということになりそうです。「中国の脅威」論を押し立てて強行採決した法案の最初の適用が「中国権益の擁護」であるということから僕たちが知れるのは、この法案が最初から最後まで「アメリカの国益増大のためのもの」であり、当のアメリカは「どういう理屈で法案を通しても構わないが、わしらはそんなドメスティックな『理屈』には配慮しないから」という態度で一貫しているということです。こういうことをされて黙っているのを従属国と呼ぶのです。
>須藤元気 世界のベール押しひらき 僕らは二つの声を聞く 耳あたりの善いきれいな嘘と 隙間埋める歪んだ真実 なにが善くてなにが悪いのか 真実はいつもパラドックス
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