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必ず犠牲者が…(C)日刊ゲンダイ
“欠陥”安保法が成立し…自衛隊はどこで何をさせられるのか
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2015年9月21日 日刊ゲンダイ
違憲の戦争法案を力ずくで押し通した安倍政権。これで自衛隊は地球の裏側まで出かけて行って武力を行使できるようになるが、手始めにどこに派兵し、何をやらせるつもりなのか。
安倍首相は当初、この法案が必要な理由として、ホルムズ海峡の機雷掃海を挙げていた。ところが参院の審議では一転、「ホルムズは想定していない」と断言した。
「じゃあ、自衛隊はどこへ送られるのか。法案の中身が曖昧すぎて、具体的な目的も、派遣先も見えてこない。それでいて、地理的にも内容的にも自衛隊の活動範囲が広がり、リスクは増えることは確実です。現場の自衛隊員も、どう対応していいか困っていると思います」(軍事ジャーナリスト・世良光弘氏)
有力なのは、ソマリア沖アデン湾での海賊対処のために約47億円かけて整備したジブチの拠点だ。ここが海外での武力行使の足がかりになるという見方がある。早大教授の水島朝穂氏(憲法学)が言う。
「国会で問題になった防衛省の部内資料によれば、昨年12月に訪米した河野克俊統幕長が、米軍トップのデンプシー統合参謀本部議長との会談でジブチの自衛隊基地について、『海賊対処の拠点ではあるが、今後の幅広い活動のためジブチの利用を拡大させたい』と話しています。中東、アフリカに展開する作戦拠点として基地を強化していく考えを示したのです」
ジブチにはアフリカ唯一の米軍基地があり、NATO部隊も駐留している。中東・アフリカでの米軍の軍事作戦や、対イスラム国の「有志連合」との連携がグッと身近になるわけだ。いずれ、自衛隊は「イスラム国」との戦争に投入される恐れがある。
「米軍は空爆を繰り返していますが、イスラム国を壊滅できないでいる。地上戦に突入せざるを得ないと思う。その時、自衛隊は“兵站部門”を担わされるのではないか。イスラム国との戦いとなったら戦死者が続出しておかしくありません」(外務省関係者)
戦後70年つづいた「平和日本」は崩れていく。
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