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安保の現場とは、すなわち沖縄である。それは我々本土人が最も向き合いたくない事実である | 初沢亜利
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/349.html
投稿者 pochi 日時 2015 年 9 月 20 日 16:03:17: gS5.4Dk4S0rxA
 

初沢亜利 | 写真家
安保の現場とは、すなわち沖縄である。それは我々本土人が最も向き合いたくない事実である
http://www.huffingtonpost.jp/ari-hatsuzawa/okinawa_b_8144796.html?utm_hp_ref=japan
投稿日: 2015年09月20日 14時46分 JST


国民の8割が性急だ、と判断する安保法案が衆参両院で可決した。

国会前で非暴力の抵抗を続けた市民の怒りが、国民が日米安保、憲法などについて引き続き考えるきっかけを与えた、という意味で全く無駄ではなかった。

民主主義を取り戻す国民の闘いは始まったばかり、とも言える。
辺野古新基地建設反対への意思は、国会前での闘いの一翼を担った。

私は今年前半まで1年3ヶ月沖縄に移住し、辺野古での運動を含め今の沖縄を撮影した写真集「沖縄のことを教えてください」(赤々舎)を8月に出版した。


安保法案と辺野古新基地建設は、現政権の民意を無視した横暴という点で一致しており共闘して政権に圧力をかける動きは必然だった。

その一方で、本土に住むほとんどの日本人にとって、沖縄問題はとても分かりにくいはずだ。

ニュースを見ていても沖縄人の本音がどこにあるのかが掴みにくい、と感じている人は多いのではないか?

東京に住む日本人写真家としての私が、移住し撮影することを選択したのも、複雑な県民感情を少しでも理解したい、と考えたからだった。

沖縄で何を感じ、発見し、シャッターを切るかは、実際に撮影を開始する前の段階では未知数だった。

そもそもドキュメンタリー写真は偶然の中から生まれるので、始めから何を撮るのかを規定して現地に入っても意味がない。

私が何に出会ったか、を大切に時を過ごす以外に方法はなかった。逆に言えば、何に出会っても受け入れるだけの胸襟を始めから開いて過ごす他はなかった。


北朝鮮写真集「隣人。38度線の北」(徳間書店)を出版し、一段落したところで沖縄に向かったのだが、ひと月後に仲井真知事(当時)の辺野古埋め立て承認会見があり、年明けの名護市長選へと政治的に大きく動くタイミングに直面した。

辺野古をめぐる問題は沖縄の問題ではない。我々日本人一人一人に突きつけられた問題である。

写真家である以前に日本人として、この問題を回避して過ごすことはできなかった。

那覇を中心に日常の中に発見を見いだしながら、辺野古にも頻繁に通った。毎晩のように見知らぬスナックの戸を叩き、明け方まで現地の人と酒を飲んだ。

沖縄人の本音はそう簡単に理解できるものではなかった。

南国気質、血縁社会のしがらみ、400年に渡り日本国からの様々な抑圧を受けた歴史的哀しみと怒り。

本土復帰後、国家権力からのアメとムチの間で揺れ動いた県民感情。結果としての保革の分断。それらが一つの魂として本土から来た私を告発、糾弾した。

私の実感では沖縄の魂は一まとまりだった。保守革新の政治的分断は表層の薄皮一枚程度の話である。

一貫して本土の都合で眼差されてきた県民が、東京からひょっこり現れた私に向けた感情は、その内実が複雑過ぎて皆が明瞭に言葉にできるわけではなかった。

話が噛み合わない日々が続いた。「写真なんか持ち帰るくらいなら、基地の一つでも持って帰れ」「沖縄の気持ちなど、いくら写真を撮っても分かるわけがない。さっさとヤマトへ帰れ」と罵られる日々だった。

議論を尽くせば分かり合えると思い込んでいたことが、上から目線そのものであることに気が付くまでに数ヶ月を要した。


ところで、日本の平和は憲法9条に守られてきた、という意見に同意する沖縄人は少ないだろう。

安保の現場とは、すなわち沖縄である。在沖米軍によって我々の平和が守られてきたことに私自身無自覚に生きてきたことを恥じた。

0.6%の土地に74%もの米軍専用施設を押し付けられた沖縄の我慢と屈辱の上に日本の平和が保たれてきたことは間違いのない事実であり、その認識は保革を越えた県民の総意だ。

そしてそれは我々本土人が最も向き合いたくない事実である。

日米安保賛成派のみならず、反対派であっても、70年間沖縄を犠牲にした上で安保に守られてきたことから逃れることはできない。

現在の政治状況下で反安倍を唱える者たちは、状況を覆すために沖縄も連帯するのが当たり前だと呼びかけるが、基地の本土への引き取りについては、その多くが反対を表明する。

「基地は沖縄にも本土にもどこにもいらない」という反戦平和主義者は、崇高な目標が達成されない限り基地の多くが沖縄に置かれ続ける状況に、結果として加担することになってしまうのだ。この事実に気が付いた瞬間「共に闘おう」という呼びかけが軽率であることに気付くはずだ。

なぜならば、沖縄の闘いは原理的には全ての本土人に向けられているからだ。

帰京後、その話をすると左派の方が案外簡単に「独立すべきだ」と口にすることを知って驚いた。「そのほうが沖縄のためになる」などと言う。

矢が自分にさえ向いていることに耐えられないのだろうか。客観的に日本と沖縄の関係を理解した上で辺野古新基地建設阻止の運動に加わることがどうしてできないのか。

沖縄を犠牲にした上で平和や民主主義について語ってきた、という揺るがない事実に我々は今こそ立ち戻る必要がある。国民の間で憲法や民主主義の在り方が問われ始めた今こそだ。

日米安保破棄の主張と県外移設、つまり本土引き取りは矛盾せずに同時進行で行えるはずだ。ここ10年程で、多くの沖縄県民はそう考えるようになった。

日米安保そのものの是非、安保法案がこの後どのような形で適応されるかへの注視、議論は日本人全体が当事者意識をもつ中で取り組まなければならない課題である。

辺野古新基地建設に反対の沖縄人は政治的実践のレベルにおいて、引き続き人口の99%を占める本土人と連帯していくことになる。

だからといって、そこに甘んじて「沖縄人も日本人もない」と非抑圧民族の感情を無視した働きかけをすることは慎まなければならない。

70年間沖縄を犠牲にしつつ平和を享受してきた我が身への自覚をもち、沖縄を苦しめている側の一員として連帯を呼びかける節度が必要だ。


写真集は150点の写真と2万8000字の原稿から構成されている。明るい写真群と、日本人としての責任を自問する原稿とのギャップに違和感をもたれる方もいるだろう。

明るさ、美しさの奥には様々な沖縄の内実が隠されている。あらゆる社会は多方向的な意志の集積であることは沖縄でも同じだ。

写真とは、社会の矛盾と撮り手の内なる矛盾が出会う場所である。

我々一人一人に内在化された沖縄イメージを写真によって一旦解体し、原稿を通じて日本人としてどのように沖縄に向き合うべきかを考える入口になれば幸いだ。

私は沖縄で生き、迷い、立ちすくんだ。私の1年3ヶ月の軌跡が日本人の沖縄理解に少しでも寄与することができれば、と切実に願う。


最後に念を押そう。沖縄の苦しみは我々一人一人の無自覚な差別の実践によってもたらされている。

このことに向き合うことなく、沖縄問題について他人事のように考えることは、どのような思考であったとしても、引き続き彼らを傷付けることになるであろう。

辺野古埋め立て本体の工事開始は10月と予測される。辺野古を取材する海外メディアは、日本人による少数民族差別問題と報じてきた。

辛くとも沖縄の痛みに向き合い、1人でも多くの本土人がこの事態を自らのこととして受けとめ、辺野古ゲート前に結集することを願う。もちろん私も含めてだ。

安保法案成立により周辺諸国との緊張関係が増大することで、最も標的になるリスクを抱えるのは当然ながら沖縄である。

もう知らん振りはやめようではないか?沖縄への構造的差別を克服することが日本の民主主義を取り戻すために不可欠なことなのだから。
 

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コメント
 
1. pochi 2015年9月20日 16:21:14 : gS5.4Dk4S0rxA : s8W9uPhyZI
民族衣装を纏った彼女らが日の丸の扇子を持つ姿を見て後ろめたさを感ぜずにはいられません。

ごめんね。


2. 2015年9月20日 17:08:56 : YxpFguEt7k
米バークレー市が「沖縄支援」決議 辺野古新基地中止求める
米国防総省や米国海洋哺乳類委員会、米連邦議会に環境保全の再確認など具体的行動を促し、新基地建設計画に反対する沖縄の人々への支援を約束
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=133224

新基地建設反対が、広がってますね。


3. 2015年9月20日 18:08:33 : NEQJqXVoTY
これ本当にそうなんだよね
「共闘しましょう」って資格さえ我々本土人には本当は無いのだ
我々は第三者ではなく加害者であることをまず自覚する必要がある
「同情」自体が上から目線と言われりゃ返す言葉もない

それでもなお
沖縄米軍は国外に出ていけと私は言う

理由は一つ
もしも沖縄米軍が私の街に来たら、私は死ぬほどいやだと思う
そして死ぬほどいやなことを自分以外の誰かに押し付けてる現状にも耐えられない
だから沖縄米軍は国外に出ていけ

私は恥知らずな本土人です
せめて自分が恥知らずであることを自覚しようと思う


4. 2015年9月20日 18:44:08 : UPkKupc3OA
>> もう知らん振りはやめようではないか?

知らん振りしてるわけではないんだ。
知らないんだ。知らされてないんだよ。

それは知ろうとしない人の責任と言われればその通りなんだが
知られては困る政府とマスコミが問題の本質を隠ぺいしてるんだ。

知らないものは知らん振りもできない。
それが実情じゃないかな、情けないが。


5. 2015年9月20日 20:43:23 : t0YNtD8diM
権力者のパシリがヘノコのテントを襲撃した
巨大な権力を行使してるのにこの様な卑怯な事をするのか

権力側の弱者いじめは酷すぎる


6. 2015年9月21日 07:42:47 : D2wSkmKorc
沖縄の者です。

翁長さんの国連演説が始まります。
辺野古基地反対の運動は続きます。
安保法反対も続きます。

力を合わせて頑張りましょう。
世界に対して差別する側にならないために。


7. 2015年9月22日 17:30:40 : ZE9sGvJNJM
沖縄の苦しみは我々一人一人の無自覚な差別の実践によってもたらされている。

このことに向き合うことなく、沖縄問題について他人事のように考えることは、どのような思考であったとしても、引き続き彼らを傷付けることになるであろう。

このことが、日米同盟そのものに対する、キャリアコンサルタントから見た本質的な見立てそのものではないかと見受けられるのだとするならば、同時に戦後70年において、沖縄県民の皆様にとっては、基地負担による苦悩というものにこそ、私たち日本人が、自ら向き合わなくてはならないものであるということにこそ、受容と共感的理解を通じてこそ、辺野古移設そのものだけを、普天間基地移設問題と、根本的に切り離すことで、辺野古に基地を作らせてはならないということについては、今度は沖縄県民の皆様が、日本政府に対して、日本政府が自らが、誇りを持って、沖縄県民の皆様に対して、涙を流しながらも、深く感謝をして応えて頂くくらい恩ことは出来て当然のことだし、これに対して損するのが嫌だと言う連こそ、どんどん、勝手に大損することになろうとも、自らが誇りを持って、どんどん泣き寝入りするくらいのことは出来て当然のことだし、本土にすむ日本人としては、そっと静かに暖かく見守りながら、どうぞ安心して、歴史の闇の中で、ひっそりと泣き寝入りしながら、そっと静かに幸せに暮らして下さいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます、ということで誇りを持って応えていくことで、これこそを一つのロールモデルとして、国際社会にどんどん見せ付けていくこともまた誇りとしていけばよいのではないでしょうか。

その上で、普天間基地移設については、もう日米合意に基づき、沖縄県外でもなく、海外にどんど移転するか、アメリカ本土に、どうぞ引き上げて頂いて構いませんので、近隣諸国には二度とご迷惑をお掛けすることもなく、ひっそりと私宅にとして、自立・自律していく道を自ら選択して参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます、ということで、原発については、もう二度と頼ることも泣く、これにより日本経済なんか、もうどうなろうと関係ありませんので、どんどんすいたいすることになろうとも、誇りを持って、大企業だけを、どんどん痛めつけ、富裕層にしてみれば、どんどん尾汚損することになろうとも、どんどんたくさんの税金や社会保険料を負担することのみを誇りとして、どんどん国際社会にmしえつけていくこともまた誇りとすることくらいのことは出来て当然のことだし、これに対する跳ね返りに過ぎない日本会議については、もうどうなろうと関係ありませんので、核発電推進原理主義組織と共に、売り飛ばしますので、イスラム国と共倒れでもさせたければ、「オペレーションマヌケ」とでも称する軍事作戦にでも参加させてやり、容赦なく血祭りにして、どんどん嘆き悲しませながらも、皆殺しにしてやるしか残された道は何処にもありませんので、天皇陛下と共に、そっと静かに暖かく見守りながらも、最後を見届けながら、これら全てを歴史の闇の中に、ひっそりと葬り捨ててしまいますので、どうぞよろしくお願い申し上げます、ということで応えていくことにすればよいのではないでしょうか。


[32削除理由]:削除人:関連がない長文

8. 2015年10月21日 10:51:18 : 6XEV51pQ6g

   来栖宥子★午後のアダージォ

【伝えたい本当の沖縄】移設=辺野古住民の大半は賛成/国連を「日本たたき」に利用する人々

2015-09-27 | 政治〈領土/防衛/安全保障/憲法/歴史認識〉
http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/b73f217fb75a78d524a1fda561293b81 より拝借

(※引用元のzakzak 2015.09.25が削除されているので全文転載)
 
…転載始め…

【伝えたい本当の沖縄】辺野古住民の大半は賛成する移設と翁長、稲嶺両氏のダブルスタンダード
 zakzak 2015.09.25 ★上

 「あらゆる手法を駆使して、辺野古に新基地を作らせないという公約の実現に向け、全力で取り組む」
 沖縄県の翁長雄志知事は14日、県庁で記者会見し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設について、公有水面埋立法に基づく辺野古の埋め立て承認を取り消す方針を表明した。

● 日米両国の移設合意から19年。国と県の法廷闘争も想定されるなか、普天間周辺の危険性は継続されるうえ、沖縄を含む、日本やアジア太平洋地域の抑止力も危うくなりかねない。

● 沖縄メディアは、翁長氏や移設反対派の声ばかりを伝えているが、辺野古の住人たちの本音はどうなのか。

● 辺野古在住の漁師に聞くと、「取り消しなんて、とんでもない。1日も早く移設を完了してほしい。地元の人は条件付きで、99%が賛成。反対派の人々が言うように自然を残すことも大事だが、私たちは『次の世代に雇用や産業の保証を残したい』と考えている」と語る。

● そこに家庭があり、土地に根ざして生活している住民の言葉は現実的で重みがある。

● 漁師はさらに、「関西空港の埋め立てでは『魚や海草が繁殖しやすくなった』という話も聞いている。自然破壊などのデメリットばかりが報じられているが、メリットもある。大体、この漁港は老朽化しており、早期の整備が不可欠。港の入り口は堆積物がたまり、水深は1メートルもない。満潮になるのを待って、船を出している。これでは仕事にならない。早く計画を立ててほしい」と訴える。

● 漁港には耐久年数があるのだが、名護市ではあまり問題視されておらず、稲嶺進市長は「基地に頼らない経済振興」を訴えている。

 稲嶺氏は、翁長氏とともに「基地反対」の最前線にいるが、何と、名護市は、米軍による軍用地返還の申し出に対し、「跡地利用が困難だ」として先送りを要請しているのだ。
●このことは名護市民もよく知っており、稲嶺市政のダブルスタンダード(二重基準)に疑問を感じている。

● 翁長氏の二重基準も指摘されている。辺野古移設には徹底的に反対しているが、米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添市への移転問題(=新基地建設)では、那覇市長時代から推進する立場を取っているのだ。

● 鳩山由紀夫元首相の「最低でも県外」という無責任な発言から始まった、沖縄の混乱。翁長氏も稲嶺氏も「民意」という言葉を盾にして「基地反対」を訴えているが、本当に住民の安全や生活を考えているのか。

●実は、最も現場の近くにいる住民をカヤの外に置いているのではないか。疑問を感じざるを得ない。

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【伝えたい本当の沖縄】沖縄の問題解決を妨げるメディア エルドリッヂ氏が厳しく批判
 zakzak 2015.09.26 ★(中)

● 米軍キャンプ・シュワブ(沖縄県名護市など)で今年2月、ある事件が発生した。活動家2人が基地内に侵入したとして拘束・逮捕されたのだ。

● 沖縄メディアは「(活動家は)ゲート前の日本人警備員に確保され、米軍当局によって基地内に拘束された」などと報じ、強引に基地内に引きずり込まれた「不当拘束・不当逮捕」として伝えた。

● 米軍や日本政府への批判が高まったころ、ユーチューブに米軍側の内部映像が投稿された。映像を見ると、活動家は自ら米軍側を挑発するように何度も境界線を越えて、基地内に侵入していたことが分かった。

 「反基地運動」と「沖縄メディア」の実態を知らせる映像を外部に提供したのは、在沖縄米海兵隊のロバート・D・エルドリッヂ政務外交部次長(=その後、軍を解雇)だ。東日本大震災で、米軍による災害救助・救援および復興支援「トモダチ作戦」を発案した1人だった。

 エルドリッヂ氏が今回、取材に応じた。
● まず、沖縄の現状について、「故意に捏造(ねつぞう)した情報やウソを流すメディアが、県民の恨みや憎悪を生み出し、沖縄問題の解決を妨げている」といい、沖縄メディアを厳しく批判した。

● そのうえで、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に関し、埋め立て承認を取り消す方針を表明した翁長雄志知事について、「これまでの知事も無責任だったが、翁長氏が知事になってからは暴走しているので問題解決は、さらに難しいだろう」と分析した。

● 中国が東シナ海や南シナ海で軍事的覇権を強めているなか、日本国民の生命と安全、財産を守り、アジア太平洋地域の平和と安定を確保する日米同盟のカギを握るのも沖縄だ。

● エルドリッヂ氏は「中国は、東シナ海では軍事転用可能な海洋プラットホームを増設させ、南シナ海では岩礁を次々と埋め立てて軍事基地化している。こうした行為は、アジア太平洋地域の平和と安定を壊しており、放置してはならない。私たちは、日米同盟を、自由と民主主義、人権の尊重、法の支配といった共通の価値観、つまり『公共財のための同盟』と考え、抑止力を高めるとともに、開かれた関係を築くべきだ」と語った。

● 翁長氏は、同盟国である米国の基地に対しては厳しい姿勢を取っているが、今年4月、北京で李克強首相と会談した際、沖縄県・尖閣諸島周辺に中国艦船が連日侵入していることには抗議をしなかった。

● 翁長氏の立ち位置はどうなっているのか。

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【伝えたい本当の沖縄】翁長氏の人権演説は疑問 国連を「日本たたき」に利用する人々の魂胆は…
 zakzak 2015.09.27 ★(下)

 沖縄県の翁長雄志知事は21日午後(日本時間22日未明)、スイス・ジュネーブの国連人権理事会で、「沖縄の人々は自己決定権や人権をないがしろにされている」と訴え、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を止める覚悟を示した。沖縄県民の「まったく別の声」を見聞きしてきた者としては、あきれるしかない発言だ。

● 在ジュネーブ日本政府代表部の嘉治美佐子大使がすぐ反論したが、他にも2人が異議を唱えた。

● 名護市出身のジャーナリスト、我那覇真子(がなは・まさこ)氏は「翁長氏の発言は真実ではない。沖縄県民は教育、福祉、生活において高いレベルの人権を享受している。県民は先住民族であると主張し、それを支持する中国こそが脅威だ」と言い切った。まったくの正論だ。

● 我那覇氏はさらに、沖縄県石垣市の砥板芳行(といた・よしゆき)市議の主張を次のように代弁した。
● 「尖閣諸島を含む地元の漁民は中国に脅かされている。東シナ海、南シナ海での中国の深刻な挑戦行為を国際社会が認識することが重要だ」

● 辺野古沿岸部に近い米軍キャンプ・シュワブ前で先日、警察官を蹴った公務執行妨害の疑いで、反基地運動をしていた韓国人男性が逮捕された。辺野古区民の多くが賛成している基地移設に、全国から集まった活動家だけでなく、韓国人や中国人が反対している異様な実態の一部があらわになった。

●自己決定権を侵害されているのは辺野古区民ではないのか。

● 前出の砥板氏は「シリア難民やアフリカの貧困飢餓など、世界的に大きな問題があるなかで、国内で解決すべき移設問題を国連に持ち出した翁長氏と同じ土俵に乗るべきか」という葛藤があったという。

● だが、国連人権委員会には問題が多い。NGO(非政府組織)の主張をもとに対象国の「問題点のリスト」を作り、謝罪や賠償を求める勧告を出しているのだが、
●特定の背景を持ったNGOが、国連人権委員会を利用して日本政府に圧力をかけるマッチポンプの構図ができあがっているのだ。

● 日本政府は昨年、国連人種差別撤廃委員会から「沖縄の人々は先住民族である。その権利を促進・保護するように」という勧告を受けたが、多くの沖縄県民は「?」という感覚ではないか。理解困難な人権問題に対し、反論の楔(くさび)を打ち込んだ我那覇、砥板両氏の役割は大きい。

● そもそも、国連を今でも絶対視しているのは、日本の一部メディアと政党、組織ぐらいではないか。国連で訴えたからといって、人権問題が簡単に消えることがないのは明らかだ。

● なぜなら、国連の常任理事国には、チベットやウイグル自治区で人権を蹂躙(じゅうりん)している中国や、ウクライナを力で併合したロシアが入っている。潘基文(パン・ギムン)事務総長の祖国は韓国だが、離れ離れになった同胞が北朝鮮で地獄のような生活を強いられているのに、まったく解決できない。

● 国連を「日本たたき」に利用している人々の魂胆は何なのか。背後に「琉球独立」を画策する他国が存在する可能性はないのか。それを見抜くためにも、多くの方々に「本当の沖縄」を知ってほしい。 =おわり

<筆者プロフィール>

 ■兼次映利加(かねし・えりか) 1985年、那覇市生まれ。高校卒業後、進学のため上京。会社勤務の傍ら、拉致被害者奪還のための街頭署名活動や、主に沖縄に関する問題についての執筆活動を続ける。共著に『国防女子が行く』(ビジネス社)。

 ◎上記事は[zakzak]からの転載・引用です

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◇ 「沖縄で人権侵害ない 知事は尖閣狙う中国の脅威を無視」国連人権理で我那覇真子さんが反論 2015.9.22 
http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/89a3d44acb1db43e526d2edfaa4525fb

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◇ 「辺野古区民は移設に反対などしていませんよ」…ところが、沖縄メディアはこうした声をほぼ取り上げない。 2015-06-30
http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/b37661dc32bf561c90b7b47c5b2a5f9b

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◇ 『琉球独立』の四文字に、「愛する沖縄がウイグルやチベットのようになる可能性」が秘められている
http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/3597f17142c34abfbb7dd920ada9ab40

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◇ 琉球新報 沖縄タイムス…沖縄2紙の悪質さは事実
http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/5c23c7ec9bc233a69dbbdc1acaa149d0

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◇ 辺野古へ行けば簡単に分かる、住民の7〜8割は移設容認 基地反対運動のカラクリ…『沖縄の不都合な真実』 2015-05-02 
http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/50aab5716d6cff556e4d85cde040d195

沖縄の不都合な真実
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106106019/asyuracom-22/ref=nosim/

…終…   



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