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ひっそり公募締め切りも 「新国立」受注先はすでに勝負あり?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164260
2015年9月20日 日刊ゲンダイ
本命視されている隈研吾氏(左)と新国立予定地(C)日刊ゲンダイ
安保攻防のウラで18日、ひっそりと締め切られた新国立競技場の“再公募”。今回のコンペは建築家とゼネコンがタッグを組むことが応募の条件になっているが、「業界内では大成建設のグループで決まりとみられている」(建設業界関係者)。そんな“出来レース”に国民が納得すると思っているなら、オメデタイ。
日本スポーツ振興センター(JSC)は「公正な競争が阻害される可能性があるので(応募者は)公表しない」というが、白紙撤回された旧計画でスタンド工区を受注していた大成建設は、初参加となる建築家の隈研吾氏(61)と組む。開閉式の屋根を建設する予定だった竹中工務店も清水建設、大林組の3社合同で、前回コンペで最終選考に残った建築家の伊東豊雄氏(74)と“参戦”。大手5社のうち、残る1社の鹿島建設は参加を見送った。
「旧計画でデザインを手がけた建築家のザハ・ハディド氏(64)は、パートナーのゼネコンが見つからずに断念。つまり事実上の“一騎打ち”というわけですが、旧計画の時から作業員や資材などを押さえている大成建設が“本命”とみられているのです」(前出の建設業界関係者)
■“本命”建築家を直撃すると…
ハナから勝負あり!? ザハ氏の事務所は「参加機会が閉ざされている」などと怒っていたが、そりゃそうだ。新国立問題に詳しい建築エコノミストの森山高至氏も「国民は到底納得できない」とこう続ける。
「ジョイントベンチャーで大成建設に挑む竹中工務店には“本気”を感じますが、それは業界の内輪の話。地方のスタジアムを手がけた実績のある準大手もあるのに、結果的には大手の2グループに絞られてしまうという“談合体質”は、いかがなものか。そもそも前回もトップの“密室談合”で決まったなどと批判されたのに、同じようなことを繰り返している。また国民の猛バッシングが起きると思いますよ」
早くも本命視されている隈氏は東大工学部建築学科卒、同大学院修士課程修了の東大工学部教授と、確かに経歴はピカピカ。ついでに言うと、大成建設の村田誉之社長とは東大時代の同級生だ。
木材を生かした「和」のデザインを得意とすることから「和の大家」と呼ばれ、2013年に東京・銀座の“歌舞伎座タワー”を手がけたことでも知られる。JSCが今回コンペの評価基準で重視するのは伝統文化や木材利用といった「日本らしさ」だ。
18日、都内で開かれた木材普及のシンポジウムに出席した隈氏を直撃しようとしたが、主催者を通じて「今はデリケートな時期なので口外しないように要請がきている」と取材を断られた。
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