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2015/09/19 23:19
戦後、日本をいいも悪いも動かしてきたのは、自民党である。日本の高度成長の時代を担ったのも自民党である。安倍首相の爺さんの岸首相が、安保条約を決めた1960年の頃は、さすがに小さくてテレビで見ていただけであった。政治に関心を持ったのは70年代の大学立法であった。この時期、大学紛争で、始めに東大が封鎖された。このとき、軒並み各地の大学に飛び火して、ほとんどすべての大学が大学紛争に巻き込まれた。
と言うと私の年がわかってしまうが、大学が封鎖され約10か月授業がなかった。やることもないから、ノンポリに毛が生えた程度であったが、封鎖された大学内に入り、所謂過激派学生と討論をやった。議論した学生は本当に社会の矛盾、政府の政策に怒っていて、それなり理解は出来た。ただ、それが、エスカレートし、関心が政府から反れて、組織維持のために人殺しまで発展した。それにより、学生運動=悪というイメージが染みついてしまった。
今考えると、人殺しを行い、大学封鎖までやった運動は何だったろうと思う。今、安倍政権の行っている政策と較べれば、70年大学紛争なんて、途轍もなく些細なことだった。60年安保も、今回の安保法制の強行採決から比べれば、小さく見えてくる。ここまで読んで、誤解してはいないだろうが、安倍政権、自公が行ったことは、戦後政治の政策の中で、史上最悪と言う意味である。
くしくも、60年安保、70年大学紛争とは趣は違うが、SEALsに代表される若者が国会前に、非暴力で自然発生的にデモで声を上げたことは、何か運命的な出来事と感じる。
それと同時発生的に、子供を持つ若い世代、ミドル世代が政府の理不尽さに怒り、声を上げだしたことも、第三の世代闘争に発展したのではないかと思う。
今まで自公が主役であったが、民主の福山議員の安保法制の反対趣旨説明を聞いていると、それを聞いている自公議員らが恥じ入ると思うぐらい心が入った演説であった。山本太郎の喪服、数珠の抗議も与党はパフォーマスというが、これもこころから発した行為で人の心を打つ。若い世代が頑張っている。
SEALsの奥田氏の発言も心を打つ。また国会前に赤ちゃんを抱いたお母さんの必死なコールも心を打つ。今回の安倍政権の暴挙はあまりに酷い話で、無党派層の心に怒りの火を点けたのだ。
これから、明らかに若い次世代が、自分達の生活を守るために動き出したと予感がする。もう、安倍首相のような古臭い世代の言いなりになんかならないと動き出した。
新しい世代が政治を動かしてくれると信じる。そうしないと、将来必ず自分達の身に降りかかってくるのだ。
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