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2015年09月19日 「ジャーナリスト同盟」通信
<恥ずかしい戦後70年>
日中戦争の発端となった9・18事変(満州事変)から84年、戦後70年の9・18に、あろうことか戦争法を成立させた日本である。歴史の教訓をあざけるような安倍・太田の自公連立内閣が強行した、世紀の悪法誕生に日本国民は、恥ずかしさで頭を垂れるしかない。憲法違反の戦争法を排除する政権の誕生が、次なる日本国民の使命となる。財閥・1%の傀儡政権との決戦は、まさに9・18から始動することになる。絶望から希望への戦いのゴングが鳴り響いている。
<公明創価学会の覚醒に失敗>
それにしても、残念なことが一つある。安倍独裁の原動力は、公明党創価学会という、当たり前の政治認識が、不思議と護憲派・平和国民の間に拡散しなかった。最初から、公明党を戦争党から離脱させるしか、戦争法を阻止する手段はなかった。しかも、その可能性はあったのだが。
なぜか、宗教政党と宗教団体を覚醒させる活動をためらう雰囲気を、最後まで感じた。ひとり必死で踏ん張ったのだが、力及ばずの無念の気持ちは、今も暗く重い。そもそも、創立者の信条を裏切ることによる公明党の爆走が、戦争法を実現させた原動力・正体である。
1972年の国交正常化以来、創価学会と関係の深い中国人は少なくない。まさかの事態にうろたえる関係者の衝撃は、これからも続く。聖教新聞を無料で送られてきた研究機関や大学の日本研究者は、創価学会の裏切り行為に「日本と日本人」への不信を、戦後70に改めて感じさせられているであろう。
<9条は死なず>
中国の新聞「環球時報」は「平和憲法は名存実亡」と報じたらしい。確かにそうだが、しかし死んだわけではない。
400万人以上の主権者が、老いも若きも憲法死守に立ち上がった。憲法違反の戦争法に、NOと街頭に出て反対の声を上げた。学者・文化人だけではない。民衆が決起したものである。こんな政治現象は日本の政治史上、全くなかったことである。
火事場に集まる烏合の衆ではない。顔を隠しての、後ろめたい国会包囲デモではない。胸を張っての400万人以上の主権者の行動は、さらなる拡大へと発展するだろう。戦争党の自民党と公明党を包囲、叩き潰せる力を秘めている。
<参院選で自公を叩き潰せ>
野党の1本化で来夏の参院選を戦えば、圧勝するだろう。独自行動が大好きな日本共産党が、その鍵を握っていることを指摘しておきたい。党利党略をひけらかす時代ではない。
自公を叩き潰して、来秋の改憲計画を阻止することが出来るだろう。この間、NHK攻撃を強めていく必要がある。籾井の排除である。公共放送による政府与党の広報宣伝は、放送法に違反する。
野党は、公明党創価学会を政教分離の観点から、徹底追及すべきである。関係者の国会証人にひるんではならない。戦争党の放置は、日本国民への背信であろう。
野党は政府与党への攻撃を強めて、解散に追い込む責任がある。衆参で議席を逆転させるのである。そのさい、いかさまの選挙屋の「ムサシ」排除も不可欠であろう。
<野党結束で戦争法排除へ>
400万人以上の主権者の決起は、日本にとって途方もない数字である。仕事や地理的な事情でデモに参加できなかった国民も多い。400万人以上の主権者の周囲には、数倍の仲間たちがいる。
平和を求める国民は99%いる!三井住友・三菱など財閥・1%の支援者は、安倍の神社本庁・日本会議とCIAだけである。その壁は高くはない。
アベノミクスも崩壊している。地方の衰退は相変わらずである。野党は一体となって、それぞれの課題に対してチームを編成して、集中して追及する。東電福島事件・徳洲会疑獄・東芝疑獄をたたくのである。
野党の結束で戦争法を排除すればいい。嘆くとこもない。
<安倍の冒険主義にも警戒>
9・18事変は、関東軍の自作自演で起きたものである。同じようなことを安倍が強行しないとも限らない。日中の学者の想定である。戦争法を正当化させるための暴走である。
このことにも主権者は注意を払う必要があろう。関ケ原の戦いは、これからが本番である。
2015年9月19日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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