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2015年09月17日 「ジャーナリスト同盟」通信
<400万人の怒りのデモに挑戦>
右翼メディアの調査でも、実に400万人以上の主権者・日本国民が街頭に飛び出したという。これはすごい数字である。その中には100万人デモがあったことを記憶している。国民の過半数が反対している憲法違反の戦争法である。にもかかわらず、安倍・太田の自公独裁政権は、衆院に次いで参院での特別委員会でも、民意に反する暴力的採決を強行して、国際社会を驚かせている。国民の怒りは増幅していくだろう。
<官邸の指示通りのだましの委員会運営>
そもそも戦争法という憲法違反の悪法を、強引に押し通そうとする自民党と公明党である。そこではだましの委員会運営が行われる。委員長に品格も見識もない輩が選任される。
鴻池なる人物は、そのために選任された委員長であろう。彼は官邸の指示通りの委員会運営に徹した。委員長特権を乱用して野党を翻弄した。
驚くべきは総括締めくくり質疑さえ行わなかった。前代未聞の暴挙である。ことほど戦争法のいかがわしさを露呈している。正当性も大義もない。しかも、この悪法に対して、自民党から一人も抵抗する人物が現れなかったことだ。
平和を訴えて議席を維持している公明党からも、一人も反対者が出なかった。「官邸からの不浄な金を懐に入れてしまった輩」との指摘も浮上している。
<慣行破りの3流国の国会露呈>
国民の思いと対立する悪法には、与野党が激突する。過去にも見られたが、戦争法はその点で、憲法を真っ向から否定するものだから、過去のそれとは異質の重大法案である。抵抗権行使が国会の場でも可能となる事案だ。
だが、野党がおとなしすぎて民意を反映できなかった。与党のだましの議会運営が勝っていた。9・17暴力的採決はそうして実現した。国会の慣行は無視された。
公聴会のあとの総括締めくくり質疑もしない暴挙には、あきれてしまう。
<「死に体」に合わせた暴力的可決>
思うに、総括質疑をするだけの安倍に力がなかったのではないか。
400万人のおとなしい国民が街頭に出て、反戦争法・反安倍を叫んだ。その威力は天を衝く勢いである。
主権者の怒りが反映した9・16国会だった。数万の国民が深夜まで国会を包囲した。安倍は一睡もできなかった。母親が待つ私邸にも戻れなかった。総括質疑を受けて立つ力を喪失していたのであろう。文字通りの「死に体」である。
2015年9月17日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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