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【緊迫・安保法制】
民主・福山哲郎氏の発言詳報「暴力的な採決が無効だと強く主張する」http://www.sankei.com/politics/news/150917/plt1509170066-n1.html
参院平和安全法制特別委理事、福山哲郎氏(民主)が安全保障関連法案の委員会可決後に国会内で記者団に述べた主な発言は以下の通り。
「可決されていない。認められない。委員長が何を言ったか分からない。自民党議員がいきなり暴力的に駆け込んできて委員長を囲って、誰が何をしたのか。さっぱり分からない。いつ採決になったのか分からない。あんな暴力的な採決が可決になったら、わが国の民主主義は死ぬ。全くこんな暴力的なものはあり得ない」
−−民主が採決を認めない理由は
「論点がまだ全然つまっていないし、首相や大臣の答弁は二転三転している。そして、何よりも地方公聴会、中央公聴会で多くの公述人が『国民の声に謙虚に耳を傾けてほしい』と言ったのが昨日と一昨日だ。そして、今日も首相の締めくくり総括質疑を強硬に決めた。われわれは審議はいくらでも応じると主張してきた。それが、われわれが採決に応じられない理由だった。われわれは審議をしたい。論点は全然収斂していない」
−−成立阻止に向けた行動は
「暴力的な採決が無効だということを強く主張する。民主党の執行部にこの状態を報告をして、今後の対応については考えていきたい」
−−1番の問題は何か
「憲法学者や元裁判官が違憲だと表明した。三権分立のわが国において、司法の方々がOBとはいえ、立法府で議論をしている最中の法律に違憲を表明するなど異例の状態だ。専門家も、そして国民も、若い人も、みんなこの法案について、日本の統治機構や法的安定性、民主主義そのものについて、壊れるんじゃないかいう不安でいっぱいだ。なぜもっと謙虚に、政府・与党はできないのか、本当に腹立たしく思う」
[産経ニュース 2015/9/17]
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