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雨の中、国会前で安保関連法案に反対の声をあげる人たち=17日午前9時46分、内田光撮影
雨が降り続くなか、国会前では17日も午前9時ごろから、安全保障関連法案の採決に反対する人たちが抗議行動を始めた。傘を差し、雨具を着て、「強行採決、絶対反対!」などと訴え、道路両側の歩道の人垣は午前11時半には100メートル以上に延びた。
タイムライン:安保法案審議
特集:安全保障法制
埼玉県草加市の権田昭一郎さん(73)は国会前で連日デモが開催されるようになった8月から毎日、駆けつけている。16日も午後10時まで声を上げ続けた。「いまが正念場だから」
戦死した父の記憶はないが、戦後、隣近所に復員してきた人が増えるたび、「何でうちの父ちゃん、帰ってこないんだろう」と話す母の顔は覚えている。「自分の子や孫から、『おやじ、何やっていたんだ』と言われないよう、ここに立ち続けたい」
埼玉県越谷市の予備校生の女性(19)は4日連続でデモに参加。「強行採決されようと、国民は納得していないということを安倍政権に示したい」。同年代の若者であるSEALDs(シールズ)の抗議行動を見てデモに加わるようになった。「勉強して自分の未来を作るのも大事だけど、いまは国の未来のほうが心配」と語った。
「9条は平和の力」と書かれた赤い傘を差した山岨(やまそ)和子さん(69)は、知人の西村佐代子さん(73)とともに堺市から夜行バスで17日朝、国会前に着いたばかり。連日、国会前の様子をテレビや新聞で見て、自分たちも加わりたいと思ったという。
政府が安保法案を必要とする理由として説明した内容が次々に変わることに、山岨さんは不信感を覚える。「きちんと約束する相手はアメリカだけで、国会での答弁はおかしなものばかり。それで国民がついてくると思っているんでしょうか」。西村さんは国会の方に目をやり、「この声、ほんまに届けって気持ち」と話した。
朝からデモに参加した団体職員の笠松鉄兵さん(36)は、周りのデモ参加者を見渡して「これだけの反対の世論がありながら、強引に採決することは許されない」と憤った。(山本亮介、渡辺洋介)
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