17. 2015年9月17日 21:28:28
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イラクから帰還した自衛官がなぜ自殺したのか、これを読んで少し解る気がした。 自分の存在意義がわからなくなって方向性を失ったんじゃないのか? 髭の隊長が冷酷なんだろう、とか、そんな単純なもんじゃないと思った。 ______________________________ 井上政典のブログ http://ameblo.jp/rekishinavi/entry-12050395606.html ●憲法を守って、国が滅びたらどうするの?
2015年07月14日 テーマ:ブログ
マスコミで連日報道される反安倍キャンペーンはとどまるところを知らない勢いがあります。 では、一般の人の反応はというと、私の狭い範囲で言うと「バカじゃないの」という人が多数です。 もっとも私が、明確に自分の立場をしているために反対意見を言わないのかもしれませんが、どうしてああいう言動がとれるか不思議です。 ● 特にびっくりしたのは次の作品?です; 「殺すぐらいなら殺されよう。どれだけ世界が無慈悲で 日本の国土が奪われ、目の前で子供も家族も殺され、愛する人が犯され凌辱されようと 私たちは決して戦わない。憲法を守るために日本人はどんな酷いことも耐え忍び 滅びようとも平和を訴える」 みなさん、いかがですか? ● このポスターはその後「安保法制反対!」「憲法改憲反対!」「集団的自衛権反対!」「暴力装置である自衛隊は今すぐ解体せよ」と続きます。 ● これを言っているのは日本人ではないはずです。日本人はこうなっていなければならないということを書いていると思います。 ● もし、目の前で子供や家族が襲われたら、私は躊躇なく相手に自分が出来うる限りの手段で相手を攻撃し、撃退するようにします。 それが当たり前と思う私は危険人物でしょうか? 先日「アメリカンスナイパー」という映画をDVDで見ました。 ● イラク戦争で海兵隊をビルの屋上から狙撃兵(スナイパー)が守るために狙撃するのですが、地獄の様な戦場と帰国した時のギャップに徐々に適応できなくなっていきます。 ● 戦場では戦友たちが殺されているのに、国へ帰るとノー天気な国民が自由を謳歌しているのです。 ● 自分たちはアメリカ国民を護っているはずなのに個の国民の無関心さは?とこのギャップに苦しむのです。 ● そこで主人公はカウンセリングを受けますが、精神科医から百人以上殺したことに後悔はあるかと聞かれて、「おれはアメリカの敵である野蛮人を仲間のために排除しただけで、何の後悔もない」と言い切るのです。 ● 強固な意志を持っているこの主人公は、次第に普通の生活に順応しもとも素敵なお父さんに戻っていきます。 そして自分と同じように苦しむ退役軍人たちのために話し相手になりながら、社会復帰を助けていくのですが、その一人に殺されてしまうのです。 このアメリカの英雄の死を悲しんだたくさんのアメリカ人たちは彼の遺体を乗せた霊柩車を星条旗をふって讃えるのです。 このシーンに私は胸が熱くなりました。 敵国の人にとっては自分たちの同胞をたくさん殺した殺人者ですが、アメリカ国民にとってはアメリカ軍兵士を敵の狙撃兵から救った英雄だったのです。 もし、同じような狙撃兵が日本にもいたら、ここまで彼は愛されるのかという疑問が残ります。 「殺すくらいなら、殺されよう」???? あんたはいいけど、私はいやだ! 私の大切な孫がむざむざと殺されるところなど見たくもない。 大切な娘が凌辱されるのを黙って下を向いてその時間が終わるのを待つのはいやです。 ● 先人たちが命を懸けて守ってきた大切な国土を外国に寸土といえども渡したくありません。
● 私は「一生懸命」とメールでいただくと、すぐさま「一所懸命」が本来の日本語ですと返すようにしています。 ● 鎌倉武士が命を懸けて自分の所領を護ったことが語源の言葉です。 ● 「一所懸命」という言葉を忘れた日本人が、前述のような情けない文章を書くのだと思っています。 私は「尖閣諸島のような小さな島は紛争に種になるくらいなら、CHINAにあげてしまったらいいのに」という人に、「では、あなたの小指を機って私に売ってくれませんか?」というようにしています。 全員が怪訝そうな顔をして、「そんなこと出来るはずがないじゃないですか」と言われます。 「いいじゃないですか、小指の先くらい。100万円で買いますよ」と言っても断固拒否されます。 ● すぐさま、「日本国のどんな島もあなたの小指と一緒に大切なのです。だから渡すことなどできないのです。」というと黙って下を向きます。 こんな人に、尖閣諸島の戦略的重要性を説いても無駄なのです。 それよりも、少しでも身近な例に例える方が効き目があります。 先週の日曜日に最終回が放映された「天皇の料理番」というドラマは圧巻でした。 久しぶりにテレビで胸が熱くなるものを見た気がします。 主人公が努力して天皇陛下の台所を預かる身分になるのですが、大東亜戦争がおわってGHQが日本を占領し、天皇陛下が裁判にかけられるかもしれないと噂に頭を悩ませます。 そして考えた挙句に、自分は料理人として最高のもてなしをGHQにして自分の真心をわかってもらおうと行動しますが、周りからはGHQの犬に成り下がったといって蔑まされます。 その時に、主人公が発した言葉には心を打たれました。 「天皇陛下の料理を作らせていただく栄誉いただいて長年勤めてきました。陛下のお召し上がりなったお皿を見てはお体の具合を心配したり、料理が御口に合わなかったのかといつも陛下のことだけを考えてきました。 その大切な陛下が裁判にかけられるかもしれないという時に、自分は何ができるかと考え、料理人としてできることをしようと決めて精一杯しているだけです。 私たち臣下の務めは、陛下をお守りすることです。それを自分にできることがあればするのが当たり前ではないでしょうか」(このセリフは正確ではなく、こういうことを言っていたぐらいに思ってください) と熱弁をふるうのです。 そして彼は周りを巻き込んで実践していくのです。 それがどれだけの効果がったかは知る由もありませんが、こういう気持ちでたくさんの当時の日本人たちが天皇陛下のことを思っていたらアメリカ軍もそれに気づかないはずがありません。 ドラマはここまでですが、史実は次のような裏話があります。 そしてマッカーサー元帥との良くご存知の会談で陛下の運命が決まるのです。 マッカーサー元帥は陛下を守る立場に立ちます。 東京裁判で東条英機は連合国検事に論戦を徹底的に挑んでおり、その舌鋒は鋭いものがありました。 しかし、海軍の田中隆吉少将がキーナン検事の密命を帯びて、収監中の東條閣下へ会いに来たのです。そしてこのまま東條が突っ張れば天皇陛下に責任が及ぶかもしれないと告げると、東條は一転して反論を止め、「戦争の責任はすべてこの東條にあり」と発言し、すべての汚名を背負って絞首刑の露と消えるのです。 残念ながら、日本の高官の中にも尋問で我が身可愛さで自分だけに有利な証言をした人もいたと聞いています。 しかし、ほとんどの人が廣田弘毅氏のように寡黙に粛々と刑を受けたそうです。 アメリカンスナイパーも天皇の料理番も実在の人物でした。 ● 信念を持って、守るべきものを守ることのできる人が凄いと思いませんか? ● 平和は努力して保つものです。ただ、もろ手をあげてお手上げの状態でへらへらしていて実現できるものではありません。 この法律制定はなんのため?誰にメリットがあるの?と冷静に考えて対処しましょう。 ● 私たちはこんな憲法を守るために、死ぬのはまっぴらです。
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