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2015-09-14 06:26
この件について、あまり記事を書きたくないな〜って感じもあるのだけど。テニス全米の男子決勝戦が、雨のためになかなか始まらないので(?)、とりあえず、ちょこっと書いてみよう。(@@)
正直なところ、政治分野に関しては、mewは昨夜のガ〜ックリを引きずっていて、まだテンションがかなり低い状態にある。_(。。)_
何故って、昨日、山形市長選で、野党系候補が負けてしまったからだ。(ノ_-。)
いや、先に言っておけば、mewはこんなことじゃ、めげないよ! o(^-^)o
ただ、安倍首相&仲間たちや、自民党がこの勝利に気をよくして、安保法案や他の問題ある政策を強行しても大丈夫だと、イケイケ・モードになるのが、ムカつくってだけで。(-"-)
でも、実を言えば、ここは「直近の民意」として注目されていた選挙だっただけに、安保法案に反対する野党系候補に勝たせて欲しかった〜というのがホンネだし。<安倍自民党も公明党も、逆風を意識して慎重にならざるを得ないからね。>
逆にこの山形市長選の結果が、野党側に傾きつつあった国政の流れを変えなければいいな〜と、祈るばかりだ。(・・)
<安倍陣営が総裁選&安保法案の対応で強気になったのは、8月後半の各社の調査で、内閣支持率が上がっていた(下げ止まっていた)からだという話も。何で折角、安倍政権が押し込まれている時に、救いの手を差し伸べる人たちがいるのかしらんって、ちょっと愚痴りたくなったりして。(ーー)>
* * * * *
13日に投票が行なわれた山形市長選は、自公などが推薦した佐藤孝弘氏(39・元経産省、NPO)と民共社生が推薦した梅津庸成氏(46・元防衛省、議員秘書)の新人2人の一騎打ちだと見られていたのだが。
結局、佐藤孝弘氏が5万6369票、梅津庸成が5万4596票を獲得し、2千票を切る僅差で、佐藤氏が当選した。(**) <2人のほかに五十嵐右二氏が出馬し、3737票を獲得。>
いつも書くように、mew個人は、地方選に国政マターを持ち込むのは好ましくないと考えているのだが。
それでも、安保法案の強行採決を目前に控えている今日。野党系の梅津氏が安保法案や安倍政権の問題点もかなり訴えていたので、もしここで野党系候補が勝てば、安倍首相&自民党にはそれなりの打撃を与えることができるのではにないかと・・・。
逆に、もしここで自民党系候補が勝てば、安倍自民党は「よっしゃ」とばかりに勢いを増してしまう可能性が大きいことから、何とか野党系候補に頑張って欲しいな〜と願っていたのである。(~_~;)
<自民党系の候補は、8月の埼玉知事選で、元民主党議員の現職候補に敗北。9月の岩手知事選では、連敗による安倍政権&安保法案へのダメージを避けるため、党本部が主導する形で、当初、予定していた候補者の出馬を辞めさせて、不戦敗の道を選んでいた。それゆえ、この山形市長選で野党系が勝てば、逆に野党の勢いがぐ〜んと増す可能性があったんだよね。(・・)>
ただ、今回、mewは山形市長選に関しては(維新の応援&分裂騒動の要因として扱う以外は)、ブログに書かずにいた。というのも、かなりビミョ〜な状況にあったからだ。(~_~;)
<心では、絶対勝って欲しいと願っていた&地元紙なども含め、選挙情勢をチェックしていたのだけど。
佐藤氏の方が15Pもリードしているなんていう報道もあったことから考えると、梅津氏は大健闘したと言えるのかも。(++)>
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山形市では、50年以上も非自民党系の市長が続いていているそうで。自民党系候補は、かなり苦労していた様子。
佐藤氏は、前回の市長選にも出馬して、自民系の現職候補に敗れたのであるが。今回、勝つことができた最大の理由は、おそらく次の2つだろう。
一つは、佐藤氏は前回の市長選で負けてから、北海道出身で地元の人間ではないというマイナス要因を克服するため、4年間、妻子と共に山形市内で生活し、次の選挙を目指して地道に政治活動を続けていたこと。<前回の選挙後に子供が誕生。30台の若さ、父親としての面もアピールできた。安保法案には触れずに通した。>
もう一つは、(結果を見ると、これが大きくものを言ったのだが)前回、推薦をしていなかった公明党が、今回は同党の推薦を得て、おいしい組織票をゲットしたことだ。(・・)<今さらだけど、公明党の節操のなさには、愕然とさせられるです。_(_^_)_>
また、地元選出の自民党の衆院議員・遠藤利明氏が五輪担当相に任命されたことから、市民の中に地元の大臣に恥をかかせては行けないという心理が働いた部分もあるかも知れない。(++)
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先に先週7日、告示日前日の報道記事を・・・。
『安全保障関連法案の参院採決の行方を左右する、与野党対決の山形市長選が6日、告示された。地元の遠藤利明五輪相が全面支援する佐藤孝弘氏(39)、野党共闘候補、梅津庸成氏(48)の事実上の一騎打ち。佐藤氏は市政刷新を前面に訴えるが、梅津氏は、法案を「違憲」とした憲法学者、小林節・慶大名誉教授の教え子で、街頭でも法案反対を主張した。投開票は、安倍政権が目指す14日以降の法案採決直前、13日だ。結果は、山形発の「直近の民意」となる可能性もある。
自公両党が全面支援する佐藤氏と、野党を中心とした「オール山形」で臨む梅津氏。告示日の訴えは対照的だった。安保法案反対を主張した梅津氏に対し、佐藤氏は法案に触れず、市政刷新の必要性を強調した。
梅津氏は第一声で、少子化対策や観光政策に続き、「最後に平和です」と切り出した。「安保法制が違憲といわれる中で、強行採決は認められない。国を守ることは大事だが、市民の理解が得られない法案には反対だ」と訴えた。
今年6月の衆院憲法審査会で法案を憲法違反と指摘した小林節氏は、慶大時代のゼミの恩師。事務所には、小林氏とツーショットのポスターも張られる。この日小林氏は不在だったが、今月1日、「今回は間違いなく、戦争と平和が論点の選挙。応援に来る役割が回ってきてうれしい」と事務所で訴えた。今後はほぼ連日、応援に入る予定だ。
陣営も、法案反対を訴えの1つの核とする方針。「山形でNOを示し、法案反対のうねりを山形から起こしたい」。東北の「SEALDs」と連携した活動も、念頭にあるという。
一方の佐藤氏は、山形市が選挙区の遠藤氏と、遊説に回った。前回11年の市長選は告示1カ月前に出馬表明、現職の市川昭男氏に約1万票差に迫ったが、落選した。リベンジ戦に際し「浪人中の4年間、市内を隅々まで歩いた。山形市の実力はこんなものじゃない。生かすも殺すも、トップリーダー次第だ」と話す。
街頭演説では「市政の刷新か継続か。それが大きな争点だ」と訴えた。法案への言及はない。「4年間、考えた政策を市民の皆さんに訴える」(陣営関係者)ことを、主眼に置く。
吉村美栄子知事や市川市長は梅津氏を支援するが、出陣式では「今回は勝てる選挙だ」とげきが飛んだ。安倍内閣の閣僚の地元。敗れれば政権にも痛手だ。遠藤氏も「相手候補は市政の継承と言う。それでは何も変わらない」と、訴えた。
両陣営とも、現状を「五分五分」「横一線」とみる激戦。ともに「勝たなければならない」と口をそろえた。13日という投開票日のタイミングが、大きな理由だ。与党は法案を14〜18日の間に採決、成立させたい意向で、結果は与党の思惑に大きく影響しかねない。
市民からは、「安保法案が争点なのは違和感がある」と戸惑いもある。それでも、法案成立VS廃案という与野党の対立軸がそのまま持ち込まれ、一市長選にはとどまらない影響力を秘めている。(日刊スポーツ15年9月7日)』
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梅津氏は近時、同じ山形一区で当選を争っている民主党の鹿野道彦氏(元農水大臣)の秘書を務めていたとのこと。
ただ、残念ながら、鹿野氏は12、14年の衆院選で遠藤利明氏に連敗しており、若干、勢いを失っていたかも知れず。^^;
また、相手の佐藤氏が前の選挙から4年間かけて市長選の準備をして来たのに、梅津氏は年5月末になってから出馬を表明したため、知名度や意欲への評価の面でマイナス要素になったことも否めないように思った。(~_~;)
<この梅津氏は慶大時代、今、安保法案反対活動で頑張っている小林節氏(慶大名誉教授)のゼミにいたため、小林氏が選挙の応援にはいっていたとのこと。
維新の柿沢幹事長は、小林氏に頼まれて、1回、梅津氏の選挙応援に行ったのであるが。安倍シンパ&タカ派が多い大阪系の松井一郎氏らが、柿沢氏の行動を批判。それをきっかけに(口実に?)して、維新の党を離党し、分裂騒動に発展したです。^^;>
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でもって、結局、自民党系の候補が当選したのだけど。案の定、自民党や公明党の幹部は、お喜びの様子。(>_<)
『山形市長選で自民、公明両党などが推薦した候補者が接戦の末に勝利したことで、安全保障関連法案の採決を前に与党内には安堵(あんど)が広がった。
自民党の茂木敏充選挙対策委員長は13日夜、「今回の激戦を制した勢いを今後の地方選や来年の参院選につなげていきたい」とのコメントを発表した。
ただ、民主党など野党が推した候補との差はわずかだった。安保法案が逆風になった可能性は否めず、茂木氏は「気を引き締めて終盤国会に臨む」とも言及した。(時事通信15年9月13日)』
『自民党・公明党・次世代の党・新党改革が推薦する佐藤氏が、民主党・共産党・社民党・生活の党と山本太郎となかまたちが推薦する梅津氏らを破り、初めての当選を果たしました。
佐藤氏は39歳。経済産業省に勤務したあと、政策研究機関の研究員などを務めました。前回(4年前)の山形市長選挙に続いて立候補した佐藤氏は、自民党や公明党などの支援を受け、医療関連産業の集積による雇用の場の確保や、第3子以降の保育料の無料化といった子育てしやすい環境の整備など、山形市の活性化を訴えました。
そして、野党4党の支援を受け、安全保障関連法案への反対などを訴えた梅津氏と競り合いましたが、佐藤氏は推薦を受けた各党の支持層を固めたほか、支持政党を持たない無党派層など幅広く支持を集め、初めての当選を果たしました。
佐藤氏は、「大変な激戦だった。『ここで流れを変えなくては』という市民の思いが、この結果につながった。働き場所を作ることや、子育て支援を充実させるなどして、人の流入を増やしたい」と述べました。
投票率は56.94%で、前回(4年前)の選挙を9.34ポイント上回りました。
当選した佐藤氏を推薦した、自民党の茂木選挙対策委員長は、「与野党対決の激戦を制して、実に50年ぶりとなる革新市政の転換を実現することができた。佐藤新市長には、市民の期待に応えて市政に新風を吹き込み、公約の実現にまい進してほしい。わが党としても、気を引き締めて終盤国会に臨むと同時に、今回の激戦を制した勢いを今後の地方選挙や来年の参議院選挙につなげていきたい」というコメントを発表しました。
公明党の斉藤選挙対策委員長はNHKの取材に対し、「『安全保障関連法案反対』を中心に掲げてきた野党の戦略で苦しい選挙となったが、佐藤氏が地域振興や市政刷新を地道に訴え続けたことで勝利することができた。佐藤氏がつくる新しい市政を全力で支援していきたい」と述べました。
民主党の近藤役員室長はNHKの取材に対し、「梅津氏の立候補表明から3か月という短い期間の中で、野党各党が連携しスクラムを組んで追い上げたが、1歩及ばず残念だ。安全保障関連法案についても、反対の姿勢を明確にして戦ったが、法案に反対する声を捉えきれなかった」と述べました。(NHK15年9月13日)』
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まあ、あえて逆に考えれば、(自民党が地方選で負けた時の常套句で?)山形市長選に負けたからって、国民の多数が安保法案を支持しているってわけではないしね。(・・)
直近の世論調査では、また支持率が低下しているようだし。(++)
『時事通信が4〜7日に実施した9月の世論調査によると、安倍内閣の支持率は前月比1.2ポイント減の38.5%だった。政権復帰後、初めて4割を切った前月を下回り、最低を更新した。不支持率は同0.4ポイント増の41.3%。安倍晋三首相は自民党総裁選で無投票再選を果たしたが、政権を取り巻く環境は厳しさを増している。(時事通信15年9月11日)』
ともかく、今週予定されている安保法案の強行成立阻止に向けて、みんなで力を合わせて、頑張って行きたいと、意欲満々のmewなのだった。o(^-^)o
THANKS
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