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政府、辺野古移設作業を再開 沖縄知事「大変遺憾だ」[日経新聞]
2015/9/12 8:09 (2015/9/12 12:55更新)
政府は12日午前、米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の移設先である名護市辺野古沿岸部で、中断していた移設作業を再開した。9日まで1カ月間設けた沖縄県との集中協議が決裂したことを受け、沖縄防衛局が約1カ月ぶりに海上で準備作業に入った。翁長雄志知事は埋め立て承認の取り消しを14日にも表明する意向で、政府と県の対立が再び激しくなりそうだ。
沖縄防衛局は12日早朝、辺野古沿岸部で船舶の立ち入りを制限する区域を示すフロート(浮具)などの設置準備を始めた。本格的な埋め立て工事に向けて、遅れている海底ボーリング(掘削)調査を再開するための準備を進める。同時に埋め立て工事を実施する前に必要な事前協議の手続きに応じるよう求める文書を県に送った。
県は移設作業の再開に反発している。翁長氏は12日、コメントを発表し「県の潜水調査が終了した直後に作業を再開したことは大変遺憾だ。今後もあらゆる手法を駆使して、辺野古に基地は造らせないという公約の実現に向けて全力で取り組む」と強調した。
翁長氏は「週明けに私の考えを表明したい」としており、埋め立て承認を取り消す方針を14日にも表明する見通しだ。取り消しには沖縄防衛局の意見を聞く手続きが必要で、実際に取り消すまでには約1カ月かかる。
政府は県が埋め立て承認を取り消しても、移設作業を続ける構えだ。承認の手続きに「法的な瑕疵(かし)はない」(菅義偉官房長官)との立場で、対抗措置として関連法を所管する国土交通省に不服審査を申し立てる構えを見せる。県との法廷闘争も視野に入れる。
政府と県は8月10日から9月9日までを「集中協議期間」と位置づけ、すべての移設作業を中断し、移設問題を協議した。しかし辺野古移設が「唯一の解決策」として理解を求める政府と、県外移設を主張する県の溝は埋まらず協議は決裂。翁長氏は「あらゆる手段で移設工事を阻止する」としている。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS12H02_S5A910C1000000/?dg=1
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