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IWJ Independent Web Journal
2015/09/11 岩上安身による天野達志さん緊急インタビュー! 9177筆の署名を持って4日間公明党本部前に立ち尽くした創価学会員の魂の叫び
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/263616
2015年9月11日(金)、東京・六本木のIWJ事務所に、創価学会員の天野達志さんを迎え、岩上安身が緊急インタビューを行った。
■Ustream録画(21:45〜 3時間0分)
以下、実況ツイートを掲載します。
岩上「本日は、4日間も公明党本部前に立ち尽くし、9177筆の署名を提出した、現役の創価学会員・天野達志さんにお話をうかがいます。色んな人たちが『戦争法案』に反対の声を上げています。皆、立場が違っても手を繋いでいる。天野さんの行動もドラマの一つ」
天野「署名は7月30日から、ネットで募集を始めました。発端は昨年の『7.1閣議決定』で、これは憲法の危機だと思いました。戦争にも関わるのではないかと不安がよぎりました。私は物心つく前に入信した、創価学会員2世です」
天野「学会の歴史は古くありません。草創期は、戦後の焼け野原で強力に布教活動をしていた。両親はそこで創価学会に入信しました。私は幼い頃、親の言われるまま信仰していました。中学高校くらいは信心の認識もなく、大学ではもう信心とは離れていました」
天野「私の大学生活は信州大で、全然勉強もできず、敷居の低い大学だったので入りました。演劇部に熱を上げ、中途入学で東京に出てきました。そこで、バイト先の先輩が創価学会で。『今後は自分で人生を切り開いていけ』と言われて、再び信仰と向き合いました」
岩上「創価学会、公明党、自民党、共産党、そして無関心の人、いろんな人がいます。その隔たりが安保法案によって、窓が吹きっさらしになった。創価学会の人が公明党に異議を突きつけるというのはどうなのでしょうか」
天野「平和憲法に接触する可能性のある内容だと感じました。僕の周りにもその疑問を投げかけました。すると、『自民党が暴走するところを公明党が引き止めている。公明党がいなければもっと酷いことになっている。歯止めになっているんだ』と言われ、納得しました」
天野「しかし1年くらい経ち今回、憲法学者の皆さんがみんな『違憲だ』と言って『アレ!?』ってなって。本当にショックでした。『新3要件で公明党が歯止めをかけた』というこれまでの説明に『?』が浮かびました」
天野「創価学会は創設のときから公明党を応援するという形があります。学会の会合や座談会に、公明党の政策の学習DVDとかがくるんです。そこで公明党の主張があって、いかに戦争法案ではなく平和法案か、というDVDがきました」。岩上「プロパガンダですね」
天野「そうです、プロパガンダです。秘密保護法などもありましたが、私たちは平和を愛する、命を大事にする信者は、公明党議員が悪いことはしないだろう、という信頼感のようなものがありました」。岩上「やはり公明党議員はみんな創価学会員なんですか?」
天野「99.9%はそうです。なので頼っていた。しかし憲法学者が違憲であると指摘し、まさに洗脳が解けるような感じでした。外部の情報が入ってきて、『あれ、違うんじゃないの?』となりました。周りの方におかしい、戦争に加担することになる、と話しました」
天野「大概の人はわからなかったり、もしくは公明党がそんな悪いことを考えるわけがない、と言っていました」。岩上「つまり戦争すること、平和を破ることはない、というアイデンティティが創価学会員にはある、と?」。天野「そうです。あります」
岩上「公明党は自民党とくっついているのは歯止めになるためですか?」天野「もちろん利害のためならなんでもいいということはないです」
天野「学会員さん達はマスコミアレルギーがあるんです。さんざんやられたので、マスコミを信用していないんです。それで余計閉じこもってしまうんです」
天野「私たち創価学会はまず正しいし、その学会が指示している公明党も正しい!と、ますます先鋭化してしまうんです」
岩上「福祉の充実は公明党の実績ですが、とうとう平和を守ることよりも、自民党を守る方へ行ってしまいました」。天野「一線を超えてしまった。ただ、今回ばかりは見過ごせないな、と思いました」
天野「創価学会の原点を鑑みても、安保法案は、信じてきたスピリットとは違うんです。絶対に『NO』を突きつけないと。初代会長牧口が、獄中で死んだことを忘れてはなりませんからね」
天野「やっぱり平和を作るのは死闘です。でもそれを作るのは人間なんです」。岩上「めちゃくちゃ大変ですからね」
岩上「信仰と公明党のやっていることと、その矛盾は苦しくなかったですか?」天野「苦しかったです。でも、信仰を持っているからこそ怒っています。私はいったい何を応援してきたんだろう?と」
天野「私の両親も学会員ですが、親父も親父で、中日新聞を読んでいることもあって、安保法案については『どうなんだろう?』と思っていたんですよ。『戦争に加担したら、これは私の思っていた公明党じゃない』と思ったみたいです」
天野「自分の疑問を確かめたくて、ツイッターを始めたんですが、SNSの中の人たちはすごくストレートなので、共感も多く得られました。学会員さんたちともつながるようになって。彼らも、ネットの中で、すごく悩んでいました」
天野「そんな中で、僕は『山口代表に原点に帰ってもらおうよ』ということで、署名を始めました。」
『安保法案白紙撤回を求める提案書』「この法案を成立させることは、公明党の立党精神に反します。公明党=平和の党に戻ってください。法案の白紙撤回を求めます」
天野「7月の16日は学会員なら誰でも分かる、創価学会にとっての歴史的な日なんです。なんという符号か、その日に衆院で安保法案が可決されました。そして公明党は自民党についていってしまいました」
天野「こういう活動をすることで、もしかしたら学会の中で『勝手に何やってんだ!』と叩かれる可能性もありました。イラク戦争のときには、役職を解かれて、最悪除籍ということになった人もいました」
天野「それで、自治体にいる学会員さんに相談して、そしたら『何も間違っていない』と言ってもらえました。ただし、『学会の内部の人に署名を求めたりしないでください』と言われてしまいました」
天野「本当は学会内部の人全員が声をあげたらすごい勢力になるんです。でも、いまだに、声をあげたら叩かれますし、『共産党アレルギーか!』と言われてしまうんです。共産党の方には申し訳ないんですが」。岩上「共産党と憲法は似てますからね」
天野「署名は、ある程度数がないと、山口さんに渡せないと思っていました」。岩上「山口さんに本当に会えると思っていましたか?」天野「思っていました」
岩上「山口さんは信者なんでしょ?」天野「そうなんです。だから、創価学会の原点に帰ってもらわないと、と思いました。アメリカについていくのではなくて、です」
天野「山口さんでさえ抗えない大きな力があるようです。公明党と創価学会の間にです」。岩上「それは何ですか?」天野「それはまだ、もう少し調べてみないと分かりません」
岩上「池田先生は全く声明など出しませんが、ご存命ですか?」天野「はい。安保賛成派の学会員さんたちは、もし公明党があらぬ方向に行ったら、池田先生がストップしてくれると思っています。そういう方がかなりいるんです」
天野「法案の中身を論じると答えが出ないんです。でも、学会員さんたちは、本気で、自民党に歯止めをかけているのは公明党だ、と信じています。まさか戦争することはないだろう、と思っているんです」
岩上「池田先生ははっきりと、『集団的自衛権は違憲だ』「憲法は変えない」と言っていますね」。天野「はい、ところが賛成派の人たちは、『それはもうずっと昔の話だ』と詭弁を弄するんです」
天野「創価学会の歴史に鑑みても、池田先生の過去の著作に鑑みても、この法案は絶対おかしいんです。ところが、『公明党の議員さんたちは、それを分かっていて、もっと深いところで考えているんだよ』とまた詭弁と弄するんです」
天野「賛成派の人の中には、池田先生の著作を勝手に読み替えて、結論有りきで話を進める人もいます。それこそばちがあたりますよ」
岩上「池田先生が声をあげないことと、池田先生が昔に書かれたものとを読み比べると、すごく学会員さんたちも悩むのでしょうね。沈黙は、公明党の動きを追認しているからか、と思ってしまう気持ちもわかります」
天野「学会員さんが署名に共感してくれたら、武器になると思っていたんですが、実際の現場では村八分にあったりします」。岩上「大学生だって、そうですよね。総掛かりの菱山さんも、行動を起こしてから友達が離れてしまった、と言っていました」
天野「僕の場合は、リアルな場で人が離れてしまっても、ネット上ではより心強い、共感し合える仲間に出会えました。その出会いのおかげで、すごく僕の世界も変わりました。自分がこだわっている世界が、凄く小さいことに気がついたんです」
以上、続きの実況は明日、再開します。
2015/09/11 岩上安身による天野達志さん緊急インタビュー! 9177筆の署名を持って4日間公明党本部前に立ち尽くした創価学会員の魂の叫び
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/263616
2015年9月11日(金)、東京・六本木のIWJ事務所に、創価学会員の天野達志さんを迎え、岩上安身が緊急インタビューを行った。
■Ustream録画(21:45〜 3時間0分)
- 日時 2015年9月11日(金)22:40〜
- 場所 IWJ事務所
以下、実況ツイートを掲載します。
岩上「本日は、4日間も公明党本部前に立ち尽くし、9177筆の署名を提出した、現役の創価学会員・天野達志さんにお話をうかがいます。色んな人たちが『戦争法案』に反対の声を上げています。皆、立場が違っても手を繋いでいる。天野さんの行動もドラマの一つ」
天野「署名は7月30日から、ネットで募集を始めました。発端は昨年の『7.1閣議決定』で、これは憲法の危機だと思いました。戦争にも関わるのではないかと不安がよぎりました。私は物心つく前に入信した、創価学会員2世です」
天野「学会の歴史は古くありません。草創期は、戦後の焼け野原で強力に布教活動をしていた。両親はそこで創価学会に入信しました。私は幼い頃、親の言われるまま信仰していました。中学高校くらいは信心の認識もなく、大学ではもう信心とは離れていました」
天野「私の大学生活は信州大で、全然勉強もできず、敷居の低い大学だったので入りました。演劇部に熱を上げ、中途入学で東京に出てきました。そこで、バイト先の先輩が創価学会で。『今後は自分で人生を切り開いていけ』と言われて、再び信仰と向き合いました」
岩上「創価学会、公明党、自民党、共産党、そして無関心の人、いろんな人がいます。その隔たりが安保法案によって、窓が吹きっさらしになった。創価学会の人が公明党に異議を突きつけるというのはどうなのでしょうか」
天野「平和憲法に接触する可能性のある内容だと感じました。僕の周りにもその疑問を投げかけました。すると、『自民党が暴走するところを公明党が引き止めている。公明党がいなければもっと酷いことになっている。歯止めになっているんだ』と言われ、納得しました」
天野「しかし1年くらい経ち今回、憲法学者の皆さんがみんな『違憲だ』と言って『アレ!?』ってなって。本当にショックでした。『新3要件で公明党が歯止めをかけた』というこれまでの説明に『?』が浮かびました」
天野「創価学会は創設のときから公明党を応援するという形があります。学会の会合や座談会に、公明党の政策の学習DVDとかがくるんです。そこで公明党の主張があって、いかに戦争法案ではなく平和法案か、というDVDがきました」。岩上「プロパガンダですね」
天野「そうです、プロパガンダです。秘密保護法などもありましたが、私たちは平和を愛する、命を大事にする信者は、公明党議員が悪いことはしないだろう、という信頼感のようなものがありました」。岩上「やはり公明党議員はみんな創価学会員なんですか?」
天野「99.9%はそうです。なので頼っていた。しかし憲法学者が違憲であると指摘し、まさに洗脳が解けるような感じでした。外部の情報が入ってきて、『あれ、違うんじゃないの?』となりました。周りの方におかしい、戦争に加担することになる、と話しました」
天野「大概の人はわからなかったり、もしくは公明党がそんな悪いことを考えるわけがない、と言っていました」。岩上「つまり戦争すること、平和を破ることはない、というアイデンティティが創価学会員にはある、と?」。天野「そうです。あります」
岩上「公明党は自民党とくっついているのは歯止めになるためですか?」天野「もちろん利害のためならなんでもいいということはないです」
天野「学会員さん達はマスコミアレルギーがあるんです。さんざんやられたので、マスコミを信用していないんです。それで余計閉じこもってしまうんです」
天野「私たち創価学会はまず正しいし、その学会が指示している公明党も正しい!と、ますます先鋭化してしまうんです」
岩上「福祉の充実は公明党の実績ですが、とうとう平和を守ることよりも、自民党を守る方へ行ってしまいました」。天野「一線を超えてしまった。ただ、今回ばかりは見過ごせないな、と思いました」
天野「創価学会の原点を鑑みても、安保法案は、信じてきたスピリットとは違うんです。絶対に『NO』を突きつけないと。初代会長牧口が、獄中で死んだことを忘れてはなりませんからね」
天野「やっぱり平和を作るのは死闘です。でもそれを作るのは人間なんです」。岩上「めちゃくちゃ大変ですからね」
岩上「信仰と公明党のやっていることと、その矛盾は苦しくなかったですか?」天野「苦しかったです。でも、信仰を持っているからこそ怒っています。私はいったい何を応援してきたんだろう?と」
天野「私の両親も学会員ですが、親父も親父で、中日新聞を読んでいることもあって、安保法案については『どうなんだろう?』と思っていたんですよ。『戦争に加担したら、これは私の思っていた公明党じゃない』と思ったみたいです」
天野「自分の疑問を確かめたくて、ツイッターを始めたんですが、SNSの中の人たちはすごくストレートなので、共感も多く得られました。学会員さんたちともつながるようになって。彼らも、ネットの中で、すごく悩んでいました」
天野「そんな中で、僕は『山口代表に原点に帰ってもらおうよ』ということで、署名を始めました。」
『安保法案白紙撤回を求める提案書』「この法案を成立させることは、公明党の立党精神に反します。公明党=平和の党に戻ってください。法案の白紙撤回を求めます」
天野「7月の16日は学会員なら誰でも分かる、創価学会にとっての歴史的な日なんです。なんという符号か、その日に衆院で安保法案が可決されました。そして公明党は自民党についていってしまいました」
天野「こういう活動をすることで、もしかしたら学会の中で『勝手に何やってんだ!』と叩かれる可能性もありました。イラク戦争のときには、役職を解かれて、最悪除籍ということになった人もいました」
天野「それで、自治体にいる学会員さんに相談して、そしたら『何も間違っていない』と言ってもらえました。ただし、『学会の内部の人に署名を求めたりしないでください』と言われてしまいました」
天野「本当は学会内部の人全員が声をあげたらすごい勢力になるんです。でも、いまだに、声をあげたら叩かれますし、『共産党アレルギーか!』と言われてしまうんです。共産党の方には申し訳ないんですが」。岩上「共産党と憲法は似てますからね」
天野「署名は、ある程度数がないと、山口さんに渡せないと思っていました」。岩上「山口さんに本当に会えると思っていましたか?」天野「思っていました」
岩上「山口さんは信者なんでしょ?」天野「そうなんです。だから、創価学会の原点に帰ってもらわないと、と思いました。アメリカについていくのではなくて、です」
天野「山口さんでさえ抗えない大きな力があるようです。公明党と創価学会の間にです」。岩上「それは何ですか?」天野「それはまだ、もう少し調べてみないと分かりません」
岩上「池田先生は全く声明など出しませんが、ご存命ですか?」天野「はい。安保賛成派の学会員さんたちは、もし公明党があらぬ方向に行ったら、池田先生がストップしてくれると思っています。そういう方がかなりいるんです」
天野「法案の中身を論じると答えが出ないんです。でも、学会員さんたちは、本気で、自民党に歯止めをかけているのは公明党だ、と信じています。まさか戦争することはないだろう、と思っているんです」
岩上「池田先生ははっきりと、『集団的自衛権は違憲だ』「憲法は変えない」と言っていますね」。天野「はい、ところが賛成派の人たちは、『それはもうずっと昔の話だ』と詭弁を弄するんです」
天野「創価学会の歴史に鑑みても、池田先生の過去の著作に鑑みても、この法案は絶対おかしいんです。ところが、『公明党の議員さんたちは、それを分かっていて、もっと深いところで考えているんだよ』とまた詭弁と弄するんです」
天野「賛成派の人の中には、池田先生の著作を勝手に読み替えて、結論有りきで話を進める人もいます。それこそばちがあたりますよ」
岩上「池田先生が声をあげないことと、池田先生が昔に書かれたものとを読み比べると、すごく学会員さんたちも悩むのでしょうね。沈黙は、公明党の動きを追認しているからか、と思ってしまう気持ちもわかります」
天野「学会員さんが署名に共感してくれたら、武器になると思っていたんですが、実際の現場では村八分にあったりします」。岩上「大学生だって、そうですよね。総掛かりの菱山さんも、行動を起こしてから友達が離れてしまった、と言っていました」
天野「僕の場合は、リアルな場で人が離れてしまっても、ネット上ではより心強い、共感し合える仲間に出会えました。その出会いのおかげで、すごく僕の世界も変わりました。自分がこだわっている世界が、凄く小さいことに気がついたんです」
以上、続きの実況は明日、再開します。
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