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2015年9月11日
そう台風18号から変わった低気圧と台風17号の影響で歴史的にもまれな集中豪雨被害が広がっている。
心からお見舞い申し上げるともに、行政当局の迅速かつ適切な対応を強く求める。
昨日、9月10日、衆議院第一議員会館多目的ホールにおいて、
オールジャパン平和と共生
AJPaC
テーマ別勉強会vol.2
「戦争法案を許さない!」
が開催された。
講師には伊藤塾塾長で憲法学者でもある伊藤真弁護士と慶應義塾大学名誉教授で憲法学者である小林節氏が予定された。
ただし、小林節氏は、大雨の影響で山形新幹線が不通となり、参加することができなかった。
講演に代わり、小林節氏が自民党憲法改正草案に関する疑問に答える
『安保法制 自民党よ 私の反論を聞きなさい』
という小冊子が資料として配布された。
伊藤真氏の講演時間が多く確保されたため、伊藤氏がスクリーンに映し出したパワーポイントデータを用いて50分間の講演をされた。
極めて明快で分かりやすい説明に、多数参集した主権者にとっては、極めて有益な学習になった。
伊藤真氏は、9月8日に参議院平和安全法制特別委員会で参考人として意見陳述された、日本を代表する正統派の憲法学者でもある。
憲法に関する多数の著書も出版されている。
安保法案=戦争法案が来週17日にも強行制定されようとしている、緊迫した情勢のなかで、改めて問題の本質を見つめ、考察する機会を得たことはこの上ない有益なものであった。
伊藤氏は冒頭
「ピンチはチャンス」
と述べた。
戦争法案が強行採決されようとしていることは、文字通りのピンチである。
しかし、「ピンチ」であるという現実への認識が広く主権者の間に浸透し、主権者が自発的な行動を一気に拡大することにつながるなら、これを逆に「チャンス」に変えることができる。
現に、8月30日には、戦争法案を阻止するために、国会包囲に12万人が行動し、全国で100万人、200万人の規模での行動が広がった。
この数を「少ない」などとする「ペテン師政治屋」もいるが、客観的に「多い」数の主権者が行動したと評価できる。
伊藤真氏は、講演の最後にラテン語の
“Festina lente“
という言葉を提示した。
「ゆっくり急げ」
という意味の言葉だという。
大きな目標にむかって、
「あわてず、あせらず、あきらめず」
行動を続けてゆこう、とのメッセージである。
安倍政権は国会の衆参両院に多数の与党議席を確保している。
この「数の力」を武器に、横暴な政治を展開している。
たかが「数の力」かも知れないが、されど「数の力」である。
憲法上に規定のある手続きに従って、法律を制定してしまえば、それを直ちに無効にすることは困難である。
しかしながら、戦争法案は日本国憲法に反する違憲立法である。
「権力といえども、憲法の前には従順でなければならない」
というのが「立憲主義」の考え方である。
しかも、安倍政権が違憲立法によって実現しようとしていることは、
日本国憲法制定の二大目的である
基本的人権と平和主義
を破壊するものなのである。
当然、主権者として、この暴挙を許すわけにはいかない。
間違っているもの、歪んでいるものを正すことを必ず実現しなければならないが、そのためには、休みなく行動していかなければならない。
「あせらず、あわてず」
の意味は、目的を達成するための
「正当な手続きを踏む」
ことの重要性を意味しているのだと私は思う。
以前、本ブログに
「微力だが無力ではない」
という言葉を書いた。
米国の黒人差別撤廃に向けて行動したマーチン・ルーサー・キング・ジュニア牧師は、
「私には夢がある」
の演説のなかで、
「絶望の山から希望の石を切り出す」
と述べた。
その着実な努力が、やがて大きく実を結んでいったのである。
主権者が思慮深く、そして、たゆまず歩みを続ければ、必ず現実は変わる。
いや、変えねばならない。
伊藤真氏は懇親会の席上で、
「オールジャパン平和と共生」=AJPaC
の25%連帯運動の賛同人に名を連ねることに同意くださった。
連帯運動は、また、大きな力を得ることができた。
この連帯運動を大きく拡大することに、ぜひ、心あるすべての主権者にご尽力を賜りたい。
オールジャパン平和と共生 へのご賛同は
こちら!https://www.alljapan25.com/approval/
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