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政界地獄耳 政策に逆行する「聖子無視」
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1535942.html
2015年9月10日9時50分 日刊スポーツ
★自民党はつくづく変質してしまったと思う。陰湿で閉鎖的で翼賛的だ。総裁選の水面下の駆け引きでも、ポストの空手形などが飛び交うことは幾多もあった。しかし、立候補を準備する候補者の推薦人を受けたらどうなるか、とどう喝まがいの動きは見られなかった。過去には例えば消費税導入に反対する勢力の地元の後援会に圧力をかけるとか、郵政民営化の時には反対者を除名し、その後復党時には踏み絵までさせたこともある。だが、公選法に抵触するわけでもない、たかだか自民党総裁選である。無論、総裁はそのまま日本の首相になるのだから、大切な選挙だ。首相・安倍晋三の再選は確実視されていた。ここまで立候補を模索した前総務会長・野田聖子を追い込む必要があっただろうか。これではノーサイドもあったものではない。エントリーさせないのだから。
★この内閣のスローガンのひとつに女性の活躍がある。しかし、野田が出馬に意欲を示しても誰も手を差し伸べず、立派だとか期待するといいながらも、自らが推薦人になることを買って出た人物の数は少ない。公認やポストなどを駆使して言いなりにさせる恐怖政治は閉塞(へいそく)感を呼び声なき声に耳を傾けない政治を生む。弱者を切り捨て、貧困に手を差し伸べず、少数意見を聞かない政治。これでは政権が掲げた政策に逆行するばかりだ。自民党のおごりが如実に表れ始めた。
★派閥政治を否定していた地方創生相・石破茂が今更ながら、派閥作りを模索する理由も数をまとめなければ立ち向かえないと気づいたからだ。しかし、ひとりひとりの自民党政治家はひ弱になったといえる。ポスト安倍をたたきつぶすことは成功しても、自民党の後継者が育たないのも、時の政権と党総裁の責任だ。今後は自民党の弱体化が顕著になると同時に権力志向だけがはびこるだろう。(K)※敬称略
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