1. 2015年9月09日 14:36:07
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「安保関連法案・中央公聴会 15日」の議決も,自公によるドサクサ紛れか。小沢代表&山本代表会見 2015/09/09 14:09 銅のはしご 山本 太郎 代表 ✏ 今,平和安全法制に関する特別委員会で.中央公聴会を15日と,議決が無理矢理行われた。今朝の段階では,理事間では今日は議決はしないという約束がされていたにもかかわらず,参考人質疑が終わったあとに休憩をはさみ,民主や維新の人たちが出て行ったあとに,いきなり議決をした
小沢 一郎 代表 ✑ 15日(火)中央公聴会となると,採決するということで,そこに野党も出席するとなると,一般国民の考え,心情からは違った方向に進められてしまい,国民の期待に反する国会の動きということになりかねない 震災復興・岩手県議会議員選挙 ✑ 私は,仮に臨時的な処置でも,個別の補助金を止めて,一括した交付金として震災地域には自由に使えるようにお金を交付する仕組みをやるべきだと,色んな機会に発言した。震災のとき,民主党・菅内閣,続いて野田内閣でも,まったくマニフェストの約束は守られずに,依然として霞が関の各省庁の縦の系列の中での補助金行政で,色んな点で復興が遅れたり,被災地が上手く復興ができなかったりした面がたくさんあったと思う ✑ 地方自治体に一定の裁量の権限を与えれば地元の人間関係の中で,速やかに解決できる問題もいっぱいあった。未曽有の大震災というのに,縦割りの官僚支配の弊害で,依然としてコストでも時間でも無駄な面が非常に多くあった 自民総裁選・無投票 ✑ 国の行く末を決め,国民の生活の将来も左右するような問題があって,自民党党内的にも,まったく意見が出ないということは,異常な感じ,かなり末期的な感じがする シヴィリアン・コントロール ✑ 統幕議長がアメリカで事前に話したことは官僚の僭越な行為だ。内閣,政府がそれを許すような雰囲気,状況だったのではないか。結局は,政治の責任だ。政治があって無きに等しいようなことになりかねない 2015.9.8 生活の党と山本太郎となかまたち定例記者会見 https://www.youtube.com/watch?v=zrj_M2jAghc&feature=youtu.be 26:11 01:50〜25:45 玉城デニー幹事長 山本太郎代表は,参議院・平和安全法制に関する特別委員会が,休憩からまた再開するということで,様々な動きを捉えて,今,委員会室のほうに向かっておりますので,小沢一郎代表が質問を受けさせていただきます。 【 記者質疑 】 THE PRESS JAPAN ; 共産党議員が,統合幕僚長とアメリカのあいだで協議をしたという書類を出した。明らかに密約紛いの状況がある。シヴィリアン・コントロールの問題が出てくると思う。最後は政治で決めると小沢代表は仰るが,いかがでしょうか。 小沢 一郎 代表 あれは,いつのことか? 春先のこと? 統幕議長がアメリカに行って何か喋ったちゅうのは。 THE PRESS JAPAN ; 5月... 玉城デニー幹事長 ; 去年の12月です。 小沢 一郎 代表 去年でしょ。去年の12月か。シヴィリアン・コントロールちゅうのは前にも言ったとおり,事務官僚が威張ってるというのではなくて,最終的にすべて政治が決断するというのがシヴィリアン・コントロールでね。 戦後,防衛庁でも事務官僚が制服官僚を抑えてきたというのがシヴィリアン・コントロールのように思われてきましたけれども,それはウソでして,事務官僚だろうが制服官僚だろうが,最終的にものごとを決めるのは政治家,政治が決めるというのがシヴィリアン・コントロールですから,その統幕議長が事前に何か言ったちゅうのは,少し制服官僚としては僭越ですけれどもね。行き過ぎたことだと思っておりますけれども,それは多分,政治,内閣が,政府がそれを許すような内部の雰囲気,状況だったのではないかと思いまして,結局は,政治の責任ですね。 ですから,その「制服」の統幕議長は,その立場として僭越ですけれども,やっぱり政府がしっかりしないと,そういった事実がどんどんどんどん積み重なると,政治があって無きに等しいようなことになりかねないのでね。 その点では,仰るとおりで,もう少し総理以下,政治家がしっかりしていかなくてはならない。そう思います。 光文社FLASH ; 岩手県議会議員選挙が 終わりました。小沢代表はときどき「白河以北」ということに言及されます。近代化の中で必ずしもインフラの面で厚く処遇されてきたわけではない東北地方。そこを襲った震災の復興のさなかにある重要な時期かと思う。具体的な復興策は新しい地元リーダーたちが考えていくことだろうが,地元選出の国会議員として岩手,被災地のこれからの姿を,大きくどういうふうに捉えていらっしゃるかを。 小沢 一郎 代表 私が一番この機会に,禍(わざわい)を転じて福となすという策として,民主党が政権を獲るときに,統治の機構を全面的に改革すると。そして,政治主導,また,地方分権,これを進めるということを私は言いました。 あの震災のときに,菅内閣でしたけれども,仮に臨時的な処置であっても,個別の補助金を止めて,一括した交付金として震災地域には自由に使えるように,お金を交付する。 そういう仕組みをやるべきだというふうに,色んな機会に私は発言したと思っておりますけれども,まあ民主党・菅内閣でありました。続いて野田内閣でもありましたけれども,まったくマニフェストの約束は守られずに,依然として霞が関の各省庁の縦の系列の中での補助金行政,ということで,色んな点で遅れたり,あるいは被災地が上手く復興ができなかったりした面がたくさんあったと思います。 それは最初のころは,仮設住宅もプレファブで,大手に全部発注して造ったわけで,大工さんまで向こうへ連れてきたと言われております。 これなどもね,地元の業者に,あるいは地元の自治体に任せて地元業者を使ってすれば,もっと用地も早く見つかっただろうし,さらにその経費もほとんどの部分が地元に還元されるという形になったんですが。 大手に頼めば,結局,そのお金は東京へ戻ってくるわけですから。それではほんとうの地域のためにならないし,ましてや震災の復興に役立たない。 それからまた,多くの家屋が流されちゃって,人がいなくなったというところがたくさんあるわけですね。そうすると土地の権利関係が上手く整理できない。何かしようと思って法務省に行けば,理屈がどうだとか,こうだとかで,できないと。 これは,地方自治体に一定の裁量の権限を与えればですね,地元の人間関係の中で,速やかに解決できる問題もいっぱいあったと。 この未曽有の大震災というのに,そういった色んな,縦割りの官僚支配の弊害が,依然としてコストでも時間でも無駄な面が非常に多くあった。 復興予算と言って,「いっぱいお金付けました」みたいなこと言ってますけれども,かなりの(額になる)10兆円ぐらいになるのかなあ,細かく足していきゃあ。 それが皆,役所の特別会計のフトコロに溜まっちゃって,使われずにあると。まったく馬鹿げた話しだ。 こんなことが,平然と,平気で行われている。 何の,メディアでも何でも,話題にならない。 私は,今回の復興にあたって,なおさらですね,我々の当初の2009年の政権交代のときの(民主党)マニフェストがまったく正しかったということを,改めて実感しました。 私は,今後野党で政権を狙って,それを担うということになったら,この大改革だけは,ぜひ,そのときのリーダーの責任で,やってもらいたい。 そういう感を強くしております。 共同通信 ; 安保関連法案の審議で,先ほど参院特別委員会でいわゆる採決の前提となると言われる中央公聴会の期日<9月15日(火)>が与党などの賛成で決まった。野党側には先にやる「宿題」という主張もあったと思うが,代表の受けとめを。 小沢 一郎 代表 それは,全党出てやった(=議決した)の? 自公だけでやったの? 共同通信 ; 全党かどうか分かりません... 小沢 一郎 代表 それによるわな。自公でやったちゅうことに,(新党)改革とか次世代はあれは自民党の別働隊だから,どっちでもいいけれども。自公だけでやったのかどうかという,そこ事実関係が(はっきりし)ないと。 <記者> ; 民主党も出ていたと... 小沢 一郎 代表 民主党も出席したの? え? ふうん。そこの事実関係をはっきりしないといけないと思うけれども。 仰るとおり,政府与党としては中央公聴会だけでも早くやっちゃって,それで採決したいということですから,野党の主張としては,今までの答弁のチグハグ,いい加減さ等々,それこそ統幕議長の話しもそうだけれども,色んな問題があったと思うし,審議時間もまだ十分でないという中でね,自公に採決をさせてしまうちゅうのは,私は,ちょっとね,国民の目から見ると(納得できるものでないと映る)。 まだ公聴会ということが一般の人は分かんないからだと思うけども,これでまあ,来週<16日?>か,採決するということ。そこに野党も出席するという話しになると,ちょっともう,一般国民の考え,心情からは違った方向に(進められてしまう)。あるいは,(国民の)期待に反する国会の動きということになりかねないんでね。 ここは,事情が分かんないから論評しようがないですけれども。 いずれにしろ民主党以下,頑張ってもらいたいと思ってます。 ご存知のとおり,各党全員が「廃案に」つって,これを「絶対阻止する」って党首集まってまで合意(※1)したんですから。 今のような事情が,まだ機が熟してないのに,中央公聴会を もし許したちゅうことになると,ちょっとどうかなと思います。 岩手日報 ; 岩手県議選の今回の結果<野党の獲得議席が与党を上回る(※2)>の受けとめを。 小沢 一郎 代表 うん,県議会ですから県連でコメントもらいたいと思いますけれども,要は達増県政,達増知事が無競争になったちゅうこと,敵前逃亡を相手がしたちゅうことは,それだけ県民の支持が大きいということなわけです。 ですから,達増知事にまた一層の震災復興と,まさに「希望郷いわて」をつくり上げるための努力をしてもらう。そのためには県議会でもそれを応援する勢力が必要だということだと思います。 結果として達増支援する県議の人たちが多数を占めんじゃないかなと僕は思ってます。 玉城デニー幹事長 ; 山本代表が(参議院・平和安全法制に関する特別委員会から)戻られました。 小沢 一郎 代表 あとは,こっち(山本代表)に任せる。<会見場・笑> 山本 太郎 代表 1人じゃ不安じゃないですか。はははは。 小沢 一郎 代表 好きなこと言やあいい。<笑> 時事通信 ; 小沢代表に伺います。<小沢代表・こっちに質問しなさいというふうに山本代表を指す。会見場・笑> 安倍総裁が本日,無投票で再選されたことの受けとめを。 小沢 一郎 代表 あ,今日,届け出だったの。それで,(他の立候補者が)誰もいない。ふん,ふん,ふん。<会見場・笑> 岩手県知事みたいに,やるっつって直前でいなくなるよりは,いいかも知れませんけれども,選挙の本質を考えると,やはり誰もいないということは,安倍政権のやっていることに全部賛成,全権一任ということに,党内的にもなっちゃうということですわね。 これほど,国の行く末を決め,国民の生活の将来も左右するような問題で,まったく意見が出ないということは,ちょっと異常な感じがしますね。 アメリカの大統領選挙だってね,いっぱい(候補者が)出て,もう予備選挙でもワンワンワンワン,かなり相手方のそうとうな酷い攻撃までしますわね。だけど,それが終わって決まったらやっぱり皆で協力すると。まあそういう形がね,民主主義のあるべき姿だと思うんですが。ちょっとそういう意味で,自民党の状況について,かなり末期的な感じしますね。 光文社FLASH ; 両代表に伺います。小沢代表は,自民党が政権奪還以降もそれほど地方選挙,国政選挙で票が取れているわけではないという見方を示され,3人の憲法学者が国会で(安保関連法案を違憲と)話したときから潮目も変わってきていると仰っている。直近の地方選挙では若干自公が勝っているケースもあるようだが。 小沢 一郎 代表 どこ? 具体的には。あんまりないんじゃないの。 光文社FLASH ; これまでの見方を変える必要はないということでしょうか。 小沢 一郎 代表 自公ではないんだけど,あれは盛岡の市長,もともと自民党のあれでね。うーん,だけどちょっとこれはまあ,選挙のやり方だね。盛岡の市長選挙(※3)は負けるわけないんだけどね。岩手日報もいるけれどもね,きちっとやりゃあ負けるわけないんだが。 そのためには,やっぱり皆の,政党で言えば野党の,皆の力を集めて,それでやらなきゃあ,だめなんでね。 そういう意味で,地方も国政もそういう形を取ってやりさえすれば,絶対負けないと。私はそう思います。 選挙が,範囲が小さくなればなるほどね,政党の関係とはちょっと離れた,普段の人間関係がメインになりますから。それで,地域のことですし。 県知事クラスの選挙ではその後,皆,良い結果じゃないかなと思います。 山本 太郎 代表 やっぱり,自民を引きずり降ろさなきゃだめだなと。与党を引きずり降ろさなきゃいけないなという1点が今ありまして。 「安保法制」やってる「平安特(平和安全法制に関する特別委員会)」ですよね,そこで中央公聴会をセットするという議決が,今,無理矢理行われた。 ほんとうは,今日の朝の段階では,理事間(※4)では今日は議決はしないという約束がされていたにもかかわらず,参考人質疑が終わったあとに休憩をはさんで,民主とか維新の人たちが出て行ったあとに,いきなり議決をした。 小沢 一郎 代表 (野党は)出たの? そこが事実関係が分からないんだよ。 <by レイナ ; 「鴻池祥肇委員長に民主党などの議員が詰め寄って抗議するなか,自・公と,日本を元気にする会,次世代の党,新党改革の賛成多数で議決」と報道された> <記者> ; 民主,社民,生活,共産は,出てません。出たのは,自,公,次世代,日本を元気にする会,新党改革。維新... 山本 太郎 代表 維新は,入ってないと思います。 小沢 一郎 代表 維新は,入ってないだろうや。 だから,自世代とあれ(改革)は,いいっつうんだよ。 <小沢代表・大きく払い除ける手振り。山本代表と会見場・笑> あれは「自民党」なんだから。 そうじゃなくて,それだけなら,自公だけちゅうことになるじゃないか。だから,そこの事実関係をさっき俺聞いたんだよ。 山本 太郎 代表 公正平等な委員会運営とか,最初に言ってたんですけど,まったくそれとは違うという。 さすが自民党と言いますか。今の与党の汚いやり方が見えたなという一齣でした。 <記者> ; 間違いました。維新は出ていません。 小沢 一郎 代表 そうだろう。 山本 太郎 代表 改めて言うと,維新,民主は出ていません。 小沢 一郎 代表 だから,自公だけでやったっちゅうことでしょ,要は。 山本 太郎 代表 維新以外の,修正案を出したところが乗ったということですよね。 小沢 一郎 代表 ああ,元気(にする会)が,出たの? 次世代は,いいっつうんだよ。<会見場・笑> 元気(にする会)が,出た。ふうむ。 THE PRESS JAPAN ; 山本代表に伺います。先ほど「改正派遣法」が委員会採決された。これは直近に影響する問題だが,9月30日施行だと10月1日の見做し何とかが骨抜きになるのではないかという指摘がある。 山本 太郎 代表 今ここで説明できる情報が,ここにないです。ごめんなさい。「安保」のほうに入っちゃってて(多忙を極めている)。 それは,決まるわって話しですよね。(議席)数が違うんだから。 だからこそ今「平安特(平和安全法制に関する特別委員会)」のほうでも,そのようなことがされたということですよね。 もうこれを解決する方法は,選挙っていう手続きを踏んで,ひっくり返す以外はないってことですよね。 この「改正派遣法」を通されたから,「安保法案」を通されたからってところで,そこで力尽きたら,何もならないという。 これぐらい酷いことをやられてるってことを,次の選挙で「捩じれ」をつくれるように,やっぱり力を合わせてやってかなくちゃならない。 そのためには小沢代表が常日頃から言われている「力を合わせて」ということが,一番その実現には,早いんじゃないかなと思います。 玉城デニー幹事長 今日はこれで終了します。有り難うございました。お疲れさまでした。 小沢 一郎 代表 有り難う。 http://4472752.at.webry.info/201509/article_10.html |