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2015-09-09 04:36
昨日8日は、自民党の総裁選の告示日であったのだが。出馬に意欲を示していた野田聖子氏は、ギリギリまで推薦人集めに奔走していたものの、20人の署名を得られず。朝8時に記者会見を開いて、立候補を断念することを発表した。(-"-)
無投票再選を目指していた安倍陣営は、野田氏が立候補できないように、推薦人剥がしを行なったとのこと。党内7派閥に、締め付けを厳しくするよう要請すると共に、野田氏の推薦人になりそうな議員に電話をして、様々な形で圧力をかけていたとのこと。
その結果、一時は20人以上の議員が推薦人の署名をする約束をしていたものの、7日夜から8日朝にかけて、尻込みする人が出たため、野田氏は立候補を断念せざるを得なくなったという。(-_-;)
野田氏が出馬を断念したことで、安倍晋三氏は、無投票で自民党総裁に再選することになった。(・・)
ちなみに、無投票再選は、2001年9月の小泉首相(当時)以来であるとのこと。
ただ、この時は、同じ年の4月に総裁選が行なわれて、小泉純一郎氏が当選してから半年も立っていない(&途中で行なわれた衆院選に勝利した)ことが、総裁選を実施しない大きな理由になっていたわけで。
今回のように、現職の総裁が、対抗馬の立候補を力で阻止して、無投票再選に持ち込むというのは、かなり異例な(強引な)ケースだと言えるだろう。(@@)
おまけに、安倍首相は総裁選に備えて「2020年。その先へ」という公約を用意していたとのことで。2018年までの総裁任期を超えて、東京五輪が開催される2020年までの首相続投を目指しているなんて話が飛び交っている始末だし。 (゚Д゚)
しかも、自公与党は、来週中に安保法案を成立させるため、昨日の参院特別委で野党の反対に耳を貸さずに、強行採決をして中央公聴会の開催を決めたとのこと。(ーー) *1
安倍陣営や自民党が、この無投票再選で、ますます暴君ぶりを発揮して、好き勝手に国政を行なうかと思うと、ぞぞぞ〜っとしてしまうmewなのである。_(。。)_
<もし安倍っちがあと5年も首相を続けたら、マジな話、心身が持たないかも。_(_^_)_>
【ちなみに野田氏は、総裁選に備えて、こんな公約を用意していたらしい。(・・)
『野田氏の陣営は7日深夜まで、東京都内で推薦人確保に向けた議員への働きかけを続けた。党本部に提出した公約では、首相のキャッチフレーズ「この道しかない」に対抗。「この道も、あの道もある」を掲げた。各派閥による首相支持の流れについて「密室政治と評された、悪(あ)しき自民党への先祖返り」と批判し、若手や女性議員を中心に「無投票阻止」を訴えた。(朝日新聞15年9月8日)』】
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いや〜。それにしても、自民党は本当に情けない党になっちゃったんだね。(>_<)
衆参あわせて、400人以上も国会議員がいるのに。 そして、mewが知る限り、少なくとも100人以上は、安倍氏のような超保守タカ派の思想を好ましく思っていないし。安保法案の中身や強引な国会運営に疑問を覚えている人もいるはずなのに・・・。
それでも、人事や選挙で優遇されたいがためか、お金に困っているのか、もしくはスネに持つ傷に関する情報を把られているのか・・・。
安保法案に関しても、党内では批判や修正意見が出せず。総裁選に関しても「安倍を支持せよ。他の候補は推薦するな」と指示されれば、「イエッサー(Yes,sir.)」と従って。たった20人、政治家としての信念や覚悟をもって推薦人になろうとする人がいないなんて。(ノ_-。)
野田氏は、各派閥による首相支持の流れについて「密室政治と評された、悪(あ)しき自民党への先祖返り」だと批判。
また、祖父がかつて、自民党の重鎮だった維新の代表が、「自由に意見が言えない」&「昔の密室の政治、派閥の締め付けを見ていると、また昔の暗い派閥の政治に戻ったイメージがする」と言っていたのだけど。
ここ20年で言えば、99年に森喜朗氏が密室談合で総裁になった以外は、総裁選でここまで強引に議員たちを押さえつけて、黙らせるようなひどいケースは知らないし。<03年総裁選の「毒まんじゅう」事件は、ちょっと近いかな?^^;>
何だか、(麻生副総理が予告したように?)ナチスの民主主義の衣をまとった独裁的な恐怖政治を彷彿させられて、ぞ〜っとしてしまう部分がある。(-"-)
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一時は、石破茂氏を支援する形で、安倍首相に挑むのではないかと期待されていた(butスキャンダルをリークされて、動けなくなった?)小泉進次郎氏は、このように語っていたという。
『小泉進次郎内閣府政務官は8日、自民党総裁に無投票再選された安倍晋三首相について「多くの国民の理解と支持を得られるように、自民党や日本の将来展望に明るさを国民が感じられるような国づくりにまい進していただきたい」と述べた。アジア太平洋経済協力会議(APEC)構造改革担当相会合出席のため訪れたフィリピン中部セブで取材に応じた。
小泉氏は今回、無投票に至った過程で「自民党の多様性は失われたのではないかという声はやはりあると思う」と指摘。「そう思われる組織は、持続可能性はない」として「自民党のあり方に対するさまざまな議論が行われたことを、謙虚に、真摯に受け止めたい」と語った。(共同通信15年9月8日)』
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もちろん野党は、次々と無投票再選を批判するコメントを出していたです。^^;
『野党各党は8日、自民党総裁選で安倍晋三首相(党総裁)が無投票で再選された結果について、相次いで批判した。
民主党の細野豪志政調会長は記者会見で、出馬を目指した野田聖子前総務会長が断念したことについて「安全保障法制を盾に官邸が締め付けた。自民党の息苦しい現状を端的に表している」と述べた上で、「 自民党においては反主流派が一切存在しない。つまり、安倍首相以外の意見が顕在化することはないということが明確になった」と強調した。
維新の党の松野頼久代表は国会内で記者団に対し、「多様な意見が言えない政党との印象だ。昔の密室の政治、派閥の締め付けを見ていると、また昔の暗い派閥の政治に戻ったイメージがする」と指摘。さらに「首相の安保のやり方には非常に心配している(自民党)議員が多いのに総裁選でそういう声が出なかった。野党がしっかりしなければいけないと思っている」と語り、野党勢力結集に重ねて意欲を示した。
社民党の又市征治幹事長も記者団に「派閥で締め付けをして対立候補が出ないようにしている独裁政党と映る。独裁政権になっていく危険性を強く持っていると言わざるを得ない」と批判、「安倍政権打倒」に向け来夏参院選での野党協力の必要性を訴えた。(産経新聞15年9月8日)』
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ちなみに、野党の中では、安倍氏の超保守仲間が集まっている次世代の党が、安倍再選を歓迎していたとのこと。
また、先日、維新の党を離党したばかりの安倍シンパ・松井一郎大阪知事も安倍再選を喜び、安倍首相に協力する意向を示していた。
『次世代の党の和田政宗幹事長は記者団に対し、首相の再選を「非常に喜ばしいことだ」と歓迎。「わが党と首相は政策や理念、考え方で同じところが極めて多い。引き続きわが国の誇りを取り戻す政策や教育改革、強固な安保体制の構築、経済政策をさらに進めていただきたい」と協力を示唆した。(時事通信15年9月8日)』
『地域政党「大阪維新の会」幹事長の松井一郎大阪府知事は8日、安倍晋三首相の自民党総裁再選に関し、「日本のためになることなら、政党が別であってもやるべきことはやる」と述べ、政策課題によっては政権に協力していく考えを示した。(時事通信15年
【尚、次世代の党は、安倍自民党を支援するために、日本会議系の超保守派の議員を次期党首にすることを画策。党首選を行なう前に、第三極路線を目指す松沢前幹事長に離党を促して、中山恭子氏が無投票で新党首に決まったばかりで。今後は、新自由主義的な経済政策を除いて、安保、教育、改憲政策などで、積極的に安倍政権をサポートして行く方針をとるようだ。<もう7〜8割方、与党だと思っていい。^^;
『次世代の党は28日、平沼赳夫党首の後任を決める党首選を告示し、無投票で中山恭子参議院会長(75)が新党首に選ばれた。
幹事長だった松沢成文参院議員も立候補の意向を示していたが、中山氏が自民党との連携を重視しているとして、「第三極」を目指す自身の路線との対立を理由に、27日に離党を表明。ほかに対立候補はおらず、中山氏が選ばれた。
会見した中山氏は「どの党に対してもスタンスは同じだ」とした上で、「憲法改正や安全保障で同じ考えなら一緒にやっていく」と述べ、安倍政権との協力も重視する考えを示した。
中山氏は東大卒で旧大蔵省出身。北朝鮮による拉致問題では強硬派で知られ、安倍晋三首相と近く、第1次安倍内閣などで拉致問題担当の首相補佐官を務めた。(日刊スポーツ15年8月28日)』】
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安倍首相は、一応、総裁選に立候補の届出をしたのであるが。その前後に、こんなことを語っていたという。^^;
『「まだ道半ばだ。たくさんの皆さまが支持を表明していることを本当に心強く思う」。首相は8日午前8時前、東京都内のホテルで開かれた出陣式でこう強調した。出陣式には、麻生太郎副総理兼財務相ら200人以上が出席した。
推薦人代表の河村建夫元官房長官は記者団に、「一部に総裁選をやるべきだという声もあったが、今こそわれわれは結束しなければいけない」と述べ、無投票の意義を強調した。
首相は3年前に総裁に復帰後、3度の国政選挙を勝ち抜き、党内には無理やり引きずり下ろそうという空気は皆無だった。それでも首相は、前回総裁選で激しく争った石破氏を閣内に取り込み、国会開会中に総裁選日程をぶつけるなど、対抗馬封じへの布石を打ってきた。
各派閥も10月の内閣改造・党役員人事を見据え、首相支持を相次ぎ表明。総裁続投の流れは既に固まっていたが、首相サイドが狙ったのは無投票再選だ。盤石な党内基盤を示し、長期政権への足掛かりとするためで、首相側近は7日夜も陣営関係者と連絡を取り合い、「大丈夫だとは思うが、最後まで気は抜かない方がいい」と引き締めを図った。(時事通信15年9月8日)』
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『安倍晋三首相は8日午前、自身の任期満了に伴う自民党総裁選で、党内全7派閥の支持を受け、無投票で再選した。
首相は「国会最終盤において重要な法案が残っている。党内で一致結束して臨んでいこうという考えだ。『継続は力であり、次の任期も務めよ』という議員の方々が大勢であった」と強調した。
その上で、今後の政権課題として「まさにアベノミクスも道半ばであり、全国津々浦々に景気回復の好循環をお届けしていく。さまざまな課題に取り組み、結果を出していくことで責任を果たしていきたい」と語り、安全保障関連法案成立後は経済政策に重点を置く考えを改めて示した。
一方、総裁選への出馬に意欲を示していた野田聖子前総務会長が立候補に必要な推薦人20人を確保できず、立候補を断念した。
このことに関連し、「自民党はオープンな透明性を持った政党で、今日、総裁選を告示し、20人の推薦人を得た議員が出れば、当然、総裁選挙になった。3年前はそうだったが、9カ月前の総選挙の結果、公約を進めている最中にあり、一致結束していこうという多くの議員の考え方の結果ではないか」と述べた。(産経新聞15年9月8日)』
<mewのモットーである「継続は力なり」という言葉を、安倍っちなんぞに軽々しく使われたくない!(`´)
それにしても、公然と野田氏の立候補の機会を潰しておいて(その意味では、確かにオープンかも^^;)、よくもまあ、一致結束していこうという多くの議員の考え方の結果ではないか」とか言えるよね。(>_<)>
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『「2020年。その先へ」。安倍晋三首相が8日の自民党総裁選で用意した選挙公約に、5年後の東京五輪・パラリンピックの成功を誓う文言があり、「首相は早くも次の総裁選を視野に入れているのでは」と臆測を呼んでいる。
首相の新たな総裁任期は18年9月まで。党則では連続3選が禁じられており、今の仕組みでは次期総裁選には立候補できない。
首相は公約で、東京五輪を「輝かしい未来への大きな起爆剤にしなければならない」として、「今ここから、私はその先頭に立つ覚悟だ」と訴えた。3年の任期中に成功への道筋をつける決意表明とも読めるが、首相周辺には「五輪の開会宣言を安倍首相にやらせたい」(森喜朗元首相)という声が少なくない。
過去には1986年、衆参同日選での自民党勝利を受けて、中曽根康弘首相(当時)の総裁任期を1年間延長した例がある。安倍首相は否定するが、果たして−−。【高本耕太】(産経新聞15年9月8日)』
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安倍首相の暴君独裁ぶりを国民に気づかせないようにするためなのか、夕方から夜のTVニュースでは、総裁選のことをしっかりと扱ったところが、やけに少なかったような気がするのだけど。
これ以上、安倍首相&仲間たち、ひいては自民党を図に乗らせないために、安倍政権の問題やあくどさに気づいている国民の力で、何とか一泡吹かせられないものかと、マジで考えているmewなのだった。(@@)
THANKS
<安保関連法案>中央公聴会15日 16日本会議可決の構え
毎日新聞 9月8日(火)20時41分配信
参院平和安全法制特別委員会は8日、安全保障関連法案の採決の前提となる中央公聴会を15日に開催することを、自民、公明両党などの賛成多数で議決した。9日の参院議院運営委員会で正式決定する。与党は16日に特別委で法案を採決し、同日中にも参院本会議で可決、成立させる構えだ。
8日の特別委理事会では、中央公聴会の開催に民主党などが「審議が尽くされていない」と反発した。しかし、鴻池祥肇委員長(自民)はその後の特別委で、15日開催の採決を提案。民主が抗議する中で議決した。
与党と安保関連法案の修正協議をしている元気、次世代、改革の野党3党は開催に賛成した。維新の党と共産党は採決に加わらなかった。【高橋克哉】
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安保法案 15日に中央公聴会開催へ
日本テレビ系(NNN) 9月8日(火)
安全保障関連法案をめぐって参議院の特別委員会は8日、採決の前提となる中央公聴会を来週15日に開くことを与党などの賛成多数で議決した。
与党側は来週16日にも安保関連法案の採決に踏み切りたい考えで、8日の理事会では採決の前提となる中央公聴会を来週15日に行うことを提案した。民主党などは「地方での公聴会も行われておらず時期尚早だ」と反対し、折り合いがつかなかった。
こうした事態を受け、特別委員会では中央公聴会の日程が採決され、民主党の議員らが委員長席に詰め寄る中、自民・公明の与党と元気、次世代、改革の賛成により来週15日の中央公聴会が議決された。
与党側は、採決に向けた動きを加速させており、法案の廃案を訴える野党との攻防が激しくなってきている。
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