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自民党総裁選で無投票再選を決めた安倍晋三首相(党総裁)は、全派閥や谷垣禎一幹事長、石破茂地方創生担当相ら有力者の支持を得て「挙党態勢」を構築した。最後まで出馬を模索した野田聖子前総務会長は出馬断念に追い込まれたが、「初の女性宰相」候補としての存在感をアピールすることに余念がなかった。
「まだ道半ばだ。たくさんの皆さまが支持を表明していることを本当に心強く思う」。首相は8日午前8時前、東京都内のホテルで開かれた出陣式でこう強調した。出陣式には、麻生太郎副総理兼財務相ら200人以上が出席した。
推薦人代表の河村建夫元官房長官は記者団に、「一部に総裁選をやるべきだという声もあったが、今こそわれわれは結束しなければいけない」と述べ、無投票の意義を強調した。
首相は3年前に総裁に復帰後、3度の国政選挙を勝ち抜き、党内には無理やり引きずり下ろそうという空気は皆無だった。それでも首相は、前回総裁選で激しく争った石破氏を閣内に取り込み、国会開会中に総裁選日程をぶつけるなど、対抗馬封じへの布石を打ってきた。
各派閥も10月の内閣改造・党役員人事を見据え、首相支持を相次ぎ表明。総裁続投の流れは既に固まっていたが、首相サイドが狙ったのは無投票再選だ。盤石な党内基盤を示し、長期政権への足掛かりとするためで、首相側近は7日夜も陣営関係者と連絡を取り合い、「大丈夫だとは思うが、最後まで気は抜かない方がいい」と引き締めを図った。
一方、選挙による総裁選びを主張してきた野田氏は、午前8時、衆院議員会館で記者会見に臨んだ。20人の推薦人を集められず、「ぎりぎりまで精いっぱいの努力をした」と落胆ぶりは隠し切れない様子だったが、実際に集めた推薦人の数については、「奇跡的な数字をいただいた」と強調した。首相陣営は「10人程度」とみている。
出馬には至らなかったが、党内には「ポスト安倍への宣伝効果はあった。目的は達成したのでは」(中堅)と、野田氏の思惑を解説する向きもある。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2015090800295
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