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(8月31日の報ステ)
〔「研修」の名のもとに・・・進む日米軍事”一体化”〕
今月12日、墜落した米陸軍の特殊作戦ヘ「MH60ブラックホーク、米特殊部隊による訓練中だったという。自衛隊員2人がヘリに同乗し。8人がヘリの墜落した船の上にいた。事故原因は今も明らかになっていない。沖縄の海上で米軍と自衛隊が何をしていたのかー。ヘリは今月19日に姿を見せて以降、その行方は杳として知れない。
一方、ヘリに乗っていた陸上自衛隊員は何をしていたのか。彼らも特殊部隊の一員だ。テロやゲリラ作戦を阻止するために11年前に創設された。中谷防衛大臣の説明では、自衛隊員10人は米軍の訓練を『研修』していたという。このとき負傷した二人は都内の病院で治療していた。一人は退院したが、それ以外のことは分かっていない。
その「研修」の実態を探るため、私たちは特殊部隊が所属する中央即応集団の元幹部に接触、カメラなしの取材に応じた。
Q:「研修」をする意味合いは?
元幹部:自衛隊には今後より一層高度な任務を遂行することが求められる。「研修」目的であれば、国内でさまざまな制約があって出来ないことも出来る。自衛隊の練度、技量を高めるため、実戦経験を持つアメリカから教わる重要な機会である。その内容な今公表すれば敵に手の内を明らかにすることになるため、秘密裏に行わざるを得ない。
自衛隊は「研修」の名の下に何をしているのか。沖縄の米軍基地のブルービーチ訓練場で、今年4月に行われた「研修」の映像と写真を手に入れた。
海面に浮かぶゴムボート、そして海面には泳いで陸に向かう隊員らのヘツメットも見える。その後、ライフルを抱えて二人の隊員が砂浜に上がった。別の二人は近くに敵がいないか、警戒しているように見える。その後、黒いゴムボートから次々と隊員らが上陸し、隊列を組んで砂浜を走って行く。写真で確認すると手前の迷彩柄のヘルメットをかぶっているのが米海兵隊員、奥の黒いヘルメットをかぶっているのは陸上自衛隊員だ。
今年は先行部隊に自衛隊員がいた。写真から、自衛隊員が先行して上陸する役割を担っているのが確認できる。
実はこの場所での研修は10年前から行われていた。当時の写真を見ると、自衛隊員は、ただ米軍の訓練を見学している様に見える。だが、今年の演習では、米軍に先行して自衛隊員が上陸する演習に変わっていたのだ。自衛隊員の役割が大きく変貌していることが明らかになった。
撮影した大久保康裕さん「最近の3年間ぐらいから本格的なものに変わってきた」
このような自衛隊と米軍の”一体化”に向けた動きは、10年前に本格化した米軍再編に伴い、米軍の役割を自衛隊が担うことを期待され始めた。
神浦元彰氏(軍事ジャーナリスト)「アメリカはアメリカの戦闘に自衛隊を一緒に巻き込むことによって、アメリカの負担をできるだけ少なくする、それがどんどん進行したのが”日米ガイドライン”の改定だ。それでアメリカ軍との連携ということになってきたので、実際問題は”共同作戦”を想定してやっているわけです」
こちらの10年前の映像ー米軍兵士の指導の下、自衛隊が初めて市街戦を想定した訓練である。指導に当たった米軍兵士から自衛隊員にかけた言葉をカメラは捉えていた。
指導兵士「一緒に訓練できて光栄です。将来本当の戦場で一緒に戦えることを楽しみにしています」
(最後にニコっと笑って握手)
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