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<安保法制反対デモ>普通の女性たちが立ち上がる理由9/3そもそも総研(内容書き出し)
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2015/09/05 みんな楽しくHappy♡がいい♪
安保反対デモ “普通の女性たち”が立ち上がる理由
安保反対デモ “普通の女性たち”が立ち上がる理由 投稿者 tvpickup
玉川:
今日のテーマ
「そもそもなぜ今 普通の女性たちが立ち上がっているのだろうか?」
どこで立ち上がっているのか。
ここで立ち上がっている。
まずこの写真、これは60年安保闘争の写真なんですけれども、
この横にある写真は何か?
先日の8月30日のデモですよ。
なんか彷彿とさせるものがあるということで、警察官系の方に私は取材しました。
「国会前の車道、ここは車道ですけれども、人で埋め尽くされたのは何年ぶりですか?」って聞いたら、
やっぱり「55年ぶりでしょう」と。
つまりこの「60年安保以来だよ」と、いうふうなこと。
「これくらい大きなデモだった」ということになるんですね。
で、私はもちろんデモの取材もしたんですけれども、
今回注目したのは女性たち。
「普通の」とここに書いてありますけれども、
ま、「普通の女性って何ですか」というのもありますけれども、
私の取材観なんですが、
例えば組織動員されているような人たちとは、やっぱりちょっと違ったんですね、いろいろ取材をしてみたら。
本当に普通のありきたりな女性たちがここにいっぱい居たと。
その中で私は今回3人の方にお話を伺ったんですが、
まず、SEALDs(シールズ)。
聞いたことがあると思います。
若者たちの団体なんですけれども、
この若者たちが今核になって、それでこういう風な運動が大きくなっているという部分があるんで、このお二人に話を聞いています。
大学生とOLさんなんですけど、なんでこういうことやってんの?
ーVTRー
今国会に向かって車が進んでいます。
前をみてください。
本当はここは国会までずーっと道路なんですね。
しかし、正面にバリケードが見えると思うんですが、バリケードの向こう側はもうみんな人です。
車道も、こうやって人が溢れていると。
今ちょっと中に入りますから。
本当はでも車道ですから、警察も、もう「車道まで人が出ないと危ない」という判断だと思いますね。
なるべく国会まで近づいてみたいと思います。
あ、創価学会の方もいる。
なんか創価学会の方がいっぱいいますね。
向こう側が多分SEALDsだと思います。
すごいな。
こういう状況は本当に何十年ぶりじゃないですかね。
ほぼこれで先頭まで来たんですけれども、
とにかく、「どの団体が何をやっている」じゃなくて、
とにかく皆さんここに集まってですね、
「反対だ」という声をあちこちで挙げていると、そういう状況ですね。
ナレーション
集まった人数は主催者発表でおよそ12万人。
警察関係者によると国会周辺でおよそ3万3000人ということでしたが、
玉川:
ここは外務省と総務省の間だよね、ここね。
国会の反対側国土交通省の前ですね。
国交省の前にもずーーっと人がいますね。
ここ、相当国会から遠いんですよ、ここは。
これは民主党本部前ですね。
ナレーション:
この日、霞が関や日比谷公園まで人で埋め尽くされ、さらにスタート時間を過ぎてからも改札の出口から続々と人が上がってきていました。
国会周辺以外にも人が溢れかえっていたのは確かです。
一方この抗議行動に対し政府は。
菅義偉内閣官房長官
「戦争法案」だとか、あるいは「徴兵制復活」だとか宣伝され、
ま、大きな誤解を受けていることは極めて残念だという風に思っております。
ナレーション
菅官房長官によると「大きな誤解をしている」という数万人の参加者たち。
その中で私たちは抗議行動の中心にいる若者たちのグループSEALDsの女性に話を聞きました。
SEALDs 大学4年生 福田和香子さん(21)
私は誰も殺したくないし、誰にも死んでほしくないし。
友達と遊んだり、親と喧嘩してみたりとか、もちろんデートに行ったりとか、そういうことが大事なんであって、
そういうものを、そんな勝手な、「立憲主義もわかりません」みたいな政権に奪われたくないんですよ、私は。
ー:そうだーー!
ナレーション:
このスピーチをしているのが福田和香子さん、21歳。
都内の大学に通う4年生です。
玉川:僕の頃も含めて、大学っていうのは享楽的に過ごす場所っていうイメージがずっとあったんですけど、
福田:それがやっぱり大半だと思います。
玉川:ああ、いまでも大半。
福田:
たまたまこういうことに黙っていられなかったから来たけど、
これ以外の生活って享楽的だと思っている大学生と何も変わらないので、
これ(デモ)を日常に取り入れただけで、基本は何も変わっていなくて、
なにも革新的な大学生っていうことでもなくて、
たまたまそういうところにアンテナを張った人が、たまたま一定数集まってこうなったから、
享楽的な大学生活の中にデモを取り入れてみたらこうなりましたみたいな。
ナレーション:
社会人2年目の橋本紅子さん(24)にも話を聞きました。
玉川:
今日も日曜日で、ま、休みの日ですよね。
そういう時、これ(デモ)がなかったら、もっと楽しいこととかね、ということもできると思うんだけど、
橋本:
語弊を恐れずにいうと、戦争になってしまうような状況に、本当になり始めてしまったら、
それこそ休みの日に買い物に行く余裕もなくなってしまうかもしれないし、
きっと(武力行使の報復として)テロが起きる場所って、
例えば新宿とか、渋谷とか、きっと人が集まる所じゃないですか。
じゃあ、新宿、渋谷って、いつも私たちが買い物に行く場所はどこか?って言ったらそういう場所であって、
いつ起きるかわからないことを「関係ない」とは絶対に言えないですし、
そうならないために、今ちょっと遊びに行く時間を我慢してでもやらないと、
長期的にみて、それこそ自分の生活が自由じゃなくなってきちゃうと思います。
ナレーション:
実は二人とも国会の安保法案が成立したらその先にある事態が心配だと言います。
福田:「経済的徴兵制」って今何回も言われていて、
橋本:あくまでも政府側はそれを「経済的徴兵制」とは絶対に呼ばないと思いますけど。
ナレーション:彼女たちが心配する「経済的徴兵制」とは。
福田:
「経済的徴兵制」って今何回も言われていて、
うちら大学生の中でも、奨学金を借りて、それこそ事実上の多額の借金をかかえて、
就職が決まらなくて自衛隊って考えている人が周りにいっぱいいるし、
ナレーション:
すでに今、大学の理学部や工学部の学生を対象とした防衛省の学費の対応制度が始まっています。
審査に合格すると、一部の額資金が貸与され、卒業後自衛隊に勤務すれば学資金の返還が免除される仕組みです。
橋本:
あくまで政府側はそれを「経済的徴兵制」とは絶対に呼ばないと思いますけど、
強制はしないけど、でも行かざるを得ないような状況が着々と出来ていっているのではないかと思います。
ナレーション:現実の徴兵制についてもどう思うかを聞いてみました。
玉川:
総理も含め、「『憲法で意に沿わない苦役はできない』ってあるんだから徴兵制なんてできませんよ」と。
「何を心配しているんですか」って言うんですよね。
橋本:
そうやって、徴兵制とかそういう話が出た時だけ「憲法で禁止されているからない」って言っている政府が
実際に解釈改憲の、手続きをしないでもう変えてしまっている現状があるわけで、
じゃあ「徴兵制は苦役に当たりません」って政府が判断したら、
それはまた解釈の仕方でそこに該当しないということになっていくらでも通してしまうということは可能だと思います。
玉川:
こういうふうなこと(デモ)をやるっていうのは、ちょっと昔はあんまりなかったんですよね。
橋本:
デモをやったから、じゃあ総理の意思がころっと変わりましたなんて、そんな安直なことを考えては誰も参加していなくて、
本当にちょっとずつちょっとずつそうやって、「あ、反対している人がいるんだ」
「反対している若い子がいるんだ」っていう認識が知られていることでも、デモをやっている意味はあると思うから、
ちょっとずつそういう認識が広まっていくことが目的かな、っていうふうに思います。
ースタジオー
玉川:
やっぱり彼女たちは自分たちの今の生活っていうか、日本を肯定しているんですよね。
だけど、それがもしか失われたら、っていう危機感に突き動かされてやっているっていうことは間違いないと思うんです。
彼女たちが誤解しているかどうかは別にしてね。
どういうふうに思われますか?
羽鳥:
いや、まあ、一見普通の女の子が非常に意識が高いな、と。
で、そういう人が今回は女性、お母さん、たくさん集まっているんですよね。
玉川:
そういうことですね、ええ。
今、お母さんという話が出たんですけど、
お母さんにも私、ちょっと、この会場でね、お母さんを見つけて話を聞いているんです。
シングルマザーの方で3人のお子さんをお持ちなんですけれども、
この方のお話もぜひ聞いていただきたいと思います。
ーVTRー
安保関連法案に反対するママの会墨田 中村華子さん(35):
私は墨田区に住む中村と申します。
6歳、4歳、1歳の子供と暮らすシングルマザーです。
今までデモ活動や、こういった集会に参加することは一度もありませんでした。
そんな私が「安保関連法案に反対するママの会墨田」というのを立ち上げて、
今こうしてみなさんの前で声をあげさせていただいているそのきっかけとなったのは、
安保関連法案のニュースで聞いた「海外での武力行使を可能にする」。この言葉です。
日本人が海外で誰かを傷つけるようなことをすれば、日本人は全員報復の対象になってしまいます。
こうして今、たくさんの人がここに集まって声をあげたり、私も署名を集めたり声をあげたりできる。
これは70年前、声を上げることすら許されず、涙を流すことすら許されなかった多くのママが残してくれた、
かけがいのない大切な民主主義という権利だと思っています。
ナレーション
スピーチをする女性は中村華子さん、35歳。
3人の子どもを女手一つで育てています。
玉川:こんばんは。
ナレーション:
連日抗議行動に参加する中村さんですが、彼女の口から出たのは意外な言葉でした。
中村:
本当は今すぐこの運動もやめたいな。
大変だからと思うんですけど、
玉川:大変なんですよね。
中村:
大変なんですよ、もう。
今日国会前に行くのも、もう本当にうんざりだなって。
雨降ったじゃないですか。
だから全員分のカッパを持っていかなきゃいけなくて、荷物は増えるし、
そもそもこの3人のメンツで乗り換えて電車に乗るとか、ものすごく大変。
そもそも土曜日曜なんて、本当は遊びに行ってもいい日じゃないですか。
それを「戦争反対」なんていうこと自体がもう、「アホか」って思いますよ。
玉川:自分で?
中村:思う。
玉川:だけど、それはやるっていうこと?
中村:
やらなきゃいけないから、しょうがなくやっているんであって、
「デモが趣味」とかじゃないですからね、全然。
玉川:だけど行かざるを得ない。
中村:
だけど行かざるを得ない。
今だと反対の声をあげなければ、もう、可決しちゃうじゃないですか。
「黙っているのは賛成と同じ」だから、
ナレーション:
彼女の収入は現在月に10万円程度で、子ども手当を含めても日々の生活はギリギリだと言います。
玉川:子供が3人いてね、で、シングルマザーなんですよね。
生活だって、決して楽なわけじゃないですし、
中村:そう思います。
玉川:それだけどやらなきゃならないと突き動かされているということですか?
中村:
そう。
だって、どんなに子供の健康を気にしていいご飯を作ったり、
一生懸命仕事して、子供達が欲しいものや学べるようにってしても、
命が絶たれたちゃったらもう、何の意味もないじゃないですか。
玉川:子供達の。
中村:
そうそう。
健康とかも、命がなかったら意味がない。
ナレーション:
中村さんが心配しているのは自分のことではありません。
子供達とのこれからの生活が不安なのだと言います。
中村:
海外で日本人が武力の行使をしたら、もう日本人全部が憎しみの対象になるじゃないですか。
報復される対象になる。
そうなれば日本での生活は脅かされるし、
今愛されている日本なのに愛されなくなってしまう。
子供達も海外に行った時にどんな扱いを受けるかもわからない。
海外に行けるようにならないかもしれないし。
ナレーション:
海外だけでなく、日本で平和な生活を送ることもできなくなるかもしれないと心配する中村さん。
さらに徴兵制についても聞きました。
玉川:どうですか、徴兵に関しては不安心配というのは。
中村:
もちろん、もちろんあります。
今の政府が「絶対徴兵はしない」とか言っているのも、
「そんなことをさせないための法案だ」って言っていることも知っているけど、
あんな無理なやり方で可決させて、今だって「憲法違反」じゃないですか、この法案自体が。
憲法違反の法案を、「憲法を変えるのが大変だから憲法解釈を変える」というやり方でねじ込んじゃおうとしている政府の言うことが正しいとは到底思えない。
ースタジオー
玉川:聞いていただきましたけど、どうですか?
高木:
いろんな政策とかはね、専門家が、政治家とか官僚とか、様々な専門家が作っていくものだ、理論的に作っていくものだと思っていて、今まで私もね。
で、メディアですらそれに対抗するのって、なかなか政治が大きくなって、数の力を増してくるとできない中で、
これで応援されている、実はメディア人ってすごく多いんじゃないかってことを一つ感じたのと、
それから、やっぱり物事は人の気持ちが作っていくんだ、っていうことを改めて思い出しましたね。
なんか、原点にむしろ変えることができた、というか。
玉川:赤江さんどうですか?
赤江:
やっぱり、国のトップがその時代時代で変わっていく中で、
政治と国民の信頼関係って、やっぱり憲法で成り立っているんだなっていうのが、
すごく強くこのデモを見ても思いますよね。
その信頼関係がないと、何を言われてもそれをそのまま受け止められないという人がでて、それは当然なんじゃないかなと思いますね。
玉川:
今回お話を聞いた3人の方は、
どなたも楽しくてやっているわけではなくて、
趣味でやっているわけでもなくて、
まさに、やむにやまれぬそういう思い。
まさにやむにやまれぬ思いで立ち上がっているっていうのを私は感じたんです。
で、彼女たちの背後にはどれぐらいの女性がいるんだろう?
いわゆるサイレントマジョリティーと呼ばれるような女性たちがいっぱいいるんじゃないのかな、って私は思ったんですけどね。
高木:
わからないで済ませないで、わかろうと、とにかく努力をして、
勉強して自分なりの答えを持って行動に移しているっていうのは
ちょっと今までに無かったかもしれないですね。
赤江:今回もSNSとか、口コミとかでこうやって広がっていっているわけですよね。
玉川:
そうですね。ただ、動員じゃないんですよね。
組織動員じゃないんですよ。
羽鳥:
本当に学生とか、普通のお母さんの意識がものすごく高いな、と。
玉川:
多分、若い人だけじゃなくてお年寄りの女性の方だってきてたしね、
だからそういうのが今までとは全然違うんじゃないかというふうに感じた今日のそもそも総研でした。
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